カテゴリー  [ゆびさきミルクティー ]

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ゆびさきミルクティー再開です! 

待ちました。そりゃあもう待ちました。


ましゅまろあまがむむ のまりありかりあす さんの情報によれば


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ゆびさきミルクティー
単行本2冊(8・9巻)同時発売&連載再開決定!?

長らく休載が続いていた『ゆびさきミルクティー』の単行本&連載の情報が
本日発売のヤングアニマル あいらんど 2009年 10/10号に掲載されてます!!!

まりありかりあすさん
kureさん
情報提供ありがとうございます。





いやあ、よかったわ。
連載が突然休載になって2年。
いやもっとかもしれない。

作者死亡説まで飛び出したゆびさきミルクティー。

ウチではかなり前から記事が止まってしまっていますけど
いよいよ再開するときが来たか?

これでまた忙しくなるなぁ。

●あねどきっ
●ToLoveる
●ゆびさき 

予定では
●いちごアニメ
●初恋アニメ

時間が大量にあればいいのに。。。
ブログの記事書いて生活が安泰ならいくらでも書くけどねぇ。。。

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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第033話「25ans ヴァンサンカン」 


姉への服と偽って自分の服を買う由紀。


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そこは母の営む店。


忙しい仕事のなか。
でもそれが楽しくてしょうがないという。
未記に家の事全てをまかっせぱなしにしてしまっている罪悪感こそあるけれど。


「未記、私に似てるとこあるから男で失敗しないか心配なのよ」



今回の話は由紀の家の話である。



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その頃未記は男と飲んでいた。
けれどもう帰る時間である。


まだ早いだろうと引き止める男であるが



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未記には未記のポリシーがあった。



でもそのポリシーさえ男にとっては異様に見えた。
いつも早く帰るときの口実は弟である。

姉弟とはいえ必要以上に仲がよすぎるんじゃないのか?



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だからこんな悪態もつきたくなる。



だが由紀はといえば、この手の男のあしらいには慣れていた。



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「それがどうした」
滅多に見れない由紀の男顔である。


弟とできてるといえば、たいていの男は引く。
男と別れるときのダシにされる由紀である。


未記はいまだに佑介に引かれている。
だからさっきの彼にもどこかしらに佑介を重ねていたのであろう。

でも未記は知っている。
自分が左智にはなれないということを。



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「俺がなってやるよ。姉貴の望む男に」


あれっ?
なんだこの展開?

このマンガどこいくの?



さらに極めつけは
酔い覚ましの水を 「口移し」 でとせがむ未記。

冗談かと思ったら実際にやってのける由紀。



そうしたら以外や以外。

やたらに上手い由紀。



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犯罪的な香りこそ漂うものの個人的に熱くなってしまうシーン。
きっとこの背徳感の中に潜む美がここにあるからだ。

なにげに左下コマの
姉の足の間に身を入れるシーンがあるのが超キタ。









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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第032話「低温火傷」 

ひだりがサッカーを始めたことで。
ひだりが自分の元から自立していくことを。

寂しく感じる由紀なのである。



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成長なんかしなくていい。
でもそんなこと言えない。




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みんなそれぞれ頑張っている。
亘もサッカーに取りくんでいるし
茅も相変わらずのマネージャーぶりだ。



「ひだりは俺の指をすり抜けていっちゃった」

寂しさを水面につぶやく由紀。

そんな水面といえばすでに乃木からアドバイスをもらっていた。




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「水面が優しく慰めてあげればすぐに元気になるよ
 男の子なんて単純にできてるんだから」


ひだりを大切にしてる池田が好き。


水面は由紀に問う。
「あなたが今一番したいことは何?」




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「女装・・・かな」



なんかスゲー終わってる感漂う発言だよな。
こんな男のどこがいいんだよ水面。。。


しかし水面はさらに上を行く。




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「ねえこれ着て見せて」
自分の中学のとき使ってたセーラー服を取り出す水面。。。


乃木にアドバイスをもらっている水面。
今日はさらに積極的だ。


女装しているときのユキの下着姿が見たいと言い出したのだ。

さらに、ユキが恥ずかしくないように見せっこしようと言い出すしまつ。



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だけど水面は少し震えていた。。。

恥ずかしいはず。
恥ずかしくないわけがない。



そんな水面に気付いたユキは独り水面のセーラー服を着る。



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まるでスーパーモデルみたい。
まるで妖精みたい。


褒めすぎですよ。水面さん。



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そんな水面を背中から抱きしめるユキ。


「俺は水面をはなさない 二度とはなさないから」





ひだりと別れたわけではないのにもうこの変わり身である。
そしてこの抱擁が水面に火をつけることとなる。








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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第031話「お父さんの恋人」 

堀田に頼まれて即答してしまったがサッカーやるのも無料じゃない。

ユニフォーム。
スパイクにも費用はかかる。


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お母さんの代わりに私がお父さんを支えなくてはいけない。

そんな気持ちからなかなか部活の事を言い出せない。



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父も父で
そんなひだりの健気さが妻の佐智(さち)に似てきて
風呂場でちょっと理性をおさまえるのに必死。


「御無沙汰すぎておかしな気分になるっつーの」


しかしひだりの行為はごく自然。
一緒にお風呂である。


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「お父さん。あたしお母さんみたいな美人なれるかな」
「なれるよ」



「お嫁に行くまではあたしがお父さんの恋人だよ」

こんなん言われたら成人コミックなら次のページですぐエッチシーンだ。


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とはいえ父としては一応言っておくセリフ。




その後。
一緒に晩ご飯をとりながら部活の件を切り出すひだり。

お金の件は心配しなくていい。
ひだりは好きなことやっていいんだ。と応援してくれた。



そして由紀にサッカーを教えてもらおうと来たひだりだが


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由紀は冷たかった。


由紀から自立するために、自分の世界が欲しかったひだりとしては由紀に頼ってはいけなかった。


そんな由紀に初めてひだりは反発する。

「自分の言いなりになってくれる女の子のほうがかわいいかもしれないけど、全部言われたとおりになんてできないよ」



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「あたし。紀くんのオモチャじゃない」

「あたりまえだよ」と由紀もひだりを応援する。




河川敷に水面と一緒にひだりを見に来たユキ。


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ひだりの行動を縛りたいわけではない
本当はひだりの足が擦り傷だらけになってしまうのが堪えられなかった・・・。


「自由なひだりが心から好きなのに」


そんな由紀の言葉に恐怖を感じる水面。

由紀は自分の元から手放さないように
自由に飛ぶ為の翼を平気で切り落とせる人と。



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でも水面はそんな由紀に惹かれている。。。








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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第030話「腕の中の小鳥」 

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「加賀見イタズラしてぇ」
「いいの?」



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その言葉どおり加賀見はひだりのタイを外しベッドに押し倒す・・・。



でも。
加賀見に押し倒されても
由紀に押し倒されたときの恐怖感は無かった。

いまだひだりの中では『大人になるという感覚』が理解出来ていなかった。

男の由紀の姿を見てしまってから
今までの関係が当たり前と感じてしまい

由紀からの愛情に鈍感になってしまったと感じているのである。



そんなひだりに加賀見は言う。


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「距離をおいてみたらどうっスか?」


ああ。
この加賀見の立ち位置も微妙だな。



この春。
中学3年生になったひだり。

あれほど大人びて見えた上級生だったのに
自分がその立場になっても何も変わらない。
そんな気持ちを抱えたままのひだり。

大人になるってどういうことなんだろう。




そんなひだりは体育の50m走で
男子のサッカー部に混じって練習している堀田と出会う。


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掘田と競り合うひだり。


意外に足の早いひだりに驚く掘田。


これが出会いだった。
堀田を意識し始めるひだり。
男子の中に混じって頑張る姿に自分の今の姿を照らし合わせる。



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中学生になってから家事をする為に習い事を辞めてしまった。
習っていたテコンドーだって続けていれば今とは違う自分になれたかもしれない。


自分にはなにもないと卑下してしまう。


河川敷で子供たちにサッカーに誘われ
久々に自分のいる場所を見つけた気持ちになるひだり。


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楽しい。
一心不乱にボールを追いかけ。
ゴールネットに吸い込まれるボールを見るたびに
胸の奥から楽しさがわいてくる。



そして。
堀田に誘われ女子サッカー部の創設に関わるひだり。



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大人になるというより自分の居場所を探すことから
自分らしさを見つけようとするこのいい表情。


女装のためにサッカーをあきらめた由紀。
自分の存在を見つめ直すためにサッカーを始めるひだり。

二人の気持ちはいったいどう交わっていくのだろうか。









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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第029話「ハニーボーイ」 

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「ユキちゃんがくれたんだ。レガース」

茅がメッセージカードに名前を書かなかったことで
亘が自分に都合のよい解釈をしたために大変なことになった。


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当然のことながらショックを受ける茅
ユキからもらった事をすごく喜んでいる亘にいまさらなにも言えるわけが無い。



そんなわけでユキから亘にレガースの件を説明するが



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「それでも俺はユキちゃんが好きなんだ」


ますます泥沼にはまっていく二人の関係。


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亘に抱きしめられ
ひだりと水面のあいだで漂う自分に男ってどうしようもないと思う由紀。



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今まで由紀の中にくすぶっている思いをぶつける。
「男なんて最低、相手に自分の欲望をぶつけることしかできないんだ。このドスケベ」




しかし。わたるの思考はいたってシンプルだった。



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「男がスケベで何が悪いってんだよ」


今までずっと悩んでいた。
由紀の中での男という存在。


それが亘の言葉で粉砕された。


だからユキは動く。


自分から。



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キス。



あああああ。・゚・(つД`)・゚・


これでますます物語は混乱。


茅の想いとか全然完結してないし。








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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第028話「涙のメッセージカード」 

茅に対してユキがなにを言い出すのかとハラハラさせられたが
茅の思いを潰さない言葉だったことに安堵。


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「好きって言ったら?」


だけど
マネージャーがそんなこと言えない。
一人の選手だけ特別扱いできない。

どうやら茅は果てしなくいい子だった。


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「好きだから邪魔になりたくない」


しかし、ユキの交渉能力は折り紙つき。

『好きに平等なんて無い』

『君が亘を支えてあげて』

こんな殺し文句決められたら、経験値低い茅はイチコロ。


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涙ながらに決意する。



ユキ・・・。
亘は君しか見ていないんだぞ。
これはある意味茅を不幸にしかねない。

大丈夫か? この展開?




そしてユキは水面と下校。
ファストフードで寄り道して水面は由紀への気持ちを確認する。


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「わたしを受け止めてくれて嬉しかったの」


水面としてはいつまでも 『男は汚い』という愚痴を聞きたくなかった。

汚くてもいい。
そんな由紀の事を好きだから。。。



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そして路上キス。
目撃してしまう茅。


なんていうか。
こーいった行動がこの物語ではフツーにおこなわれていますが
現実どーなんでしょー?

あるの? こーゆーの?



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わざと唇へのキスをはずさせた水面からの一撃。



あああああ。
このシーン。注さん見たことある!

高校生のときだ!
(ゴメン。フツーにヤってた!)


というわけで注さんもカミングアウトしてしまうとこーゆーことが平気で書ける。




今まで信じられない話だがユキも茅もまだ名前さえ知らない仲だった。


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この出会いが茅の人生の歯車を狂わすのではないか?




春の大会。
亘は2年生であるにもかかわらずレギュラーを勝ち取った。
ポジションはセンターハーフ。司令塔である。


そんな亘にプレゼントをしたらと茅に持ちかける。


「できませんよ」と足踏みするが

しかし、ユキの交渉能力は折り紙つき。

『ためらってたら君がレギュラー落ちするよ』

また殺し文句。経験値低い茅はイチコロ。




茅のために付き合うユキ。
プレゼントはレガース(脛当て)。 

練習でも試合でもケガは怖い。
せっかくレギュラーになれたのにケガでフイにはして欲しくない。


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そんな気持ちの込められたプレゼントだった。





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だが。
残念ながらそれが茅からのものとはわたるには気がつかなかった。

感激の涙を流しつつ
亘は自分に都合のいい勘違いをしてしまったのだ。



・゚・(つД`)・゚・
茅。なんで名前書かなかったんだよ!?








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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第027話「色恋」 

一心不乱にフリーキックを打ちこむ亘。
だがさっきから亘の身体がフラフラしている。

ユキはそんな亘の異常をいち早く察していた。


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だから亘が倒れた瞬間にマネージャーよりも早く駆けつける。


突然現れたユキにドギマギの亘。

なんでもない。
ただの空腹で倒れただけであった。


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瞬間マネージャーに厳しく接してしまったユキだが
わたるの無事を確認した後すぐにフォロー。



その後。
水面との下校をキャンセルして亘と帰る由紀。

この変わり身の早さ。

登場人物どころか読者まで振り回されっぱなしである。




由紀が食事の支度をしている間。
亘は風呂に・・・。



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そして風呂場で姉とブッキング。



ここまでお約束に徹してくれるとむしろうれしくなります。



脱衣所で確認しろよ!





夜。
由紀の部屋で寝ながら二人は話し合う。


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話題はマネージャー。茅(ちがや)について。

だけど亘にとっては
ユキのような大人っぽいタイプが好み。
残念ながら茅の気持ちに気がつきそうに無い。


由紀は亘に聞いておきたいことがあった。
男としての意見を。


「二人の女の子。同時に好きになるなんてありえると思う?」


その返事の前に亘は寝入ってしまっていた。


ひだり。
水面。
二人とも好きだから。

だからどちらも選べない。

ずるいよね。
これって。

亘の意見が聞きたかった。

オマエもやっぱり男って汚いと思う?



翌日。練習を見に来たユキに茅が接触する。



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だけどユキはかるくいなす。



この場合どうしてもユキのほうが手馴れている。



ガンバレ茅!









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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第026話「彼女の彼は彼女の彼女?」 

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時間は流れる。
知らないうちに。


由紀は高校2年生になった。


金網の先でサッカーの練習に励む亘を見ながら
思わずため息をついてしまう。

サッカーよりも女装を選んだ。
自分の選択に後悔はないと言いつつも微妙な気持ちになる。


隣りにいる水面の唇を見ながら
由紀はあのときのキスを思い出さずにはいられない。

だがそのあとひだりを求めた。

突発的な衝動。
それを抑えきれない自分。
理性での歯止めがきかない自分。


男は汚い。
そんな自分が男だということにガッカリすることばかりだ。



2年になっても由紀・亘・水面は同じクラス。



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最近特に変わった水面に対して亘は言う。


「微妙」
それが二人の返事。


ただ水面がひとこと付け加えたことで事態は急展開。



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「池田に胸 揉まれた」


キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

注さん大興奮。


普段絶対にこんな事言いそうもない女の子が突然のカミングアウト。


思わず水面の胸元を見つめてしまう亘に水面の一撃。



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むぅぅぅぅ。
オラ。ワクワクしてきたぞ。


意地をはるのやめた水面が、ここにきてメガネっ娘萌えをさらに熱くさせる。

そう。
このアングル。
またまた過去の亡霊に足を引き摺り込まれてしまうかのようなこの悩ましさ。



たまらんっ!!


その後由紀はユキとなり二人は屋上へ。

男は汚い。
女は綺麗。
そんな単純なものでもないのだけど。


綺麗すぎる水面は汚い由紀にとってふさわしくない。
でも同じ事をひだりにはきっと言わない。

ひだりのまえではいいカッコしていたいから・・・。


こんな言われれば水面が傷付いてしまうのに。


それでも水面は信じられないくらいに健気だった。



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「あのとき優しくキスしてくれたから、それだけで十分だよ」



お~~い。
ダメだよ! 水面。

ますます由紀にとって都合の良い女になっていくよ。

だけど・・・。
そこがまたイイッ!!
もうこのままどこまでも行っちゃえ。





再びユキは亘の練習を見ていた。

そこにユキは一人の女の子を見かける。


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それはきっとマネージャーの女の子。








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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第025話「男の顔」 

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「男を誘ったらその続きがどうなるか知ってる?」



覚悟を決めて由紀の部屋にきたひだり。



ふだんなら、こんなひだりを叱るのが由紀のスタンスだ。



だけど。
目の前に差し出された無防備な甘いケーキを食べないわけなくて・・・。




ひだりの体にキスをしながら、由紀も覚悟を決めた。


『手に入れたい。自分だけのモノに』



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ひだりを布団に寝かせ、由紀が男の顔になる。





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ひだりの下着に手をかける由紀。
高校生の癖にやけに手馴れた印象こそあるがそこは無視。





覚悟を決めてきたはずなのに、男の顔をした由紀にひだりは戸惑う。


ひだりの由紀に対するイメージは
もっと優しくて、保護者ぶってて
少し頼りないお父さんみたいな存在だった。




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『ひぐらし』モードと揶揄された由紀の瞳。


正直こんな由紀に好感が持てる。
いままでひだりに対して潔癖であろうとした由紀がここでようやく人間らしくていい。



だけどそんな由紀を受け入れられないひだりは悲鳴をあげてしまう。




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そんなひだりの悲鳴にタイミングよくふすまが開かれる。




それは加賀見。




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「ひだりが悪い」
日本人形のような顔で叱られたらさすがにすくみあがりそうだ。

そしてひだりの疑問ももっともだ。



どうして加賀見はこんな絶妙なタイミングで現れたのか?













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ひだりが由紀の部屋に行った後、脇で張っていやがった!




怖ぇ~~~!!
やっぱり加賀美怖ぇ~~~!!







そのころ未記は



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「制服着た頃から知ってる未記ちゃんを女としては見れないよ」

(つд`) 軽くあしらわれていた・・・。

そんな反応に未記はついつい飲みすぎて絡む。




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だがこのあとベッドシーンとは行かず
あっというまに酔いつぶれて子供扱いされる未記。




旅。
開放的な夜も
結局はそれぞれに反省点を残しつつ過ぎていった。



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「意気地無し」
とつぶやいたのは果たして誰なのか?


今回のたびを総括するにふさわしい含蓄あるコメントであった。









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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第024話「誘惑パンケーキ」 

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由紀・未紀。
ひだり・加賀見。
そしてひだりの父親、佑介の五人は温泉旅行に出かけた。



旅館についてすぐ佑介は疲労を理由に横になる。

ひだりは加賀見を伴い温泉へ、由紀もまた温泉へ向かう。



湯に身体を浸しながら由紀はこの間の水面との件を思い出す。



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「私を池田の彼女にして」





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あの日キスの途中で水面の胸に触れた。

唇だけじゃ物足りない。

もっと。
その先が知りたいんだ。


そんなことを考えるうちに下半身が強張り、湯から出られなくなる由紀。


なんですか!
今回の話ちょっと何か起こりそうな予感。



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その頃ひだりと加賀見は今回の旅行にかける意気込みを語っていた。
「学校行事では一緒になれないから、こーゆー行事はチャンス」



性的になにかを予感させる旅行となってきた。



そんなひだりは、いつも相談にのってもらっている加賀見のために聞く。

「加賀見ってさ。好きな男いないの?」




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・・・ひだり。ホントに気付いてないんだね。。。




風呂あがり。
由紀・ひだり・加賀見は卓球をはじめる。


さきほどまでエロ全開だった由紀は
そんなひだりの浴衣姿にスケベ心がもたげる。



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そんな由紀をあざ笑うかのようなひだり。

知ってか知らずか。
ヤラセなのか本気なのか。



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そんなひだりに見とれた由紀に冷たい視線を浴びせる加賀見。



怖ぇ~~~!!
加賀見怖ぇ~~~!!




ずっと見ていたい。
そんな心が勝ってしまうけれど。

他の人には見せたくない。
そう独占欲が働く。






同じ頃。



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未紀もまた佑介に仕掛けていた。

このへん過去になにがあったのかはまた先の話で説明したい。







夜更け。
由紀の部屋にやってきたひだり。



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由紀の目の前で帯を解く。





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「子供じゃないよ」



女からこう誘われたとき。
男として取るべき選択肢はおのずと限られる。


由紀はひだりに近づきひとこと。
「男を誘ったらその続きがどうなるか知ってる?」



思わず由紀の声がかすれてしまうほど。

でも。
こんな特別の夜。


由紀とて男のサガを隠せない。









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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第023話「ひとりぼっちじゃいられない」 

水面はひだりの家庭教師を辞めようと考えていた。

口を開けば由紀のことを触れてしまいそうだから。
だから課題のことしか話さない。


そんな空気の重さに耐えられなかった。




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ひだりの父親に話すものの
水面は必要とされたら断れない性格だから・・・。




そしてなにより
その性格ゆえに



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自分の本心から逃げられやしないことを自覚してしまったのなら。




夜。
由紀を電話で呼び出す水面。



水面は決めていた。
池田由紀になら全部さらけ出してしまってもいい。と。



たとえ傷ついてもかまわないと。



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中学生のときに感じた違和感を口にした瞬間。
水面はクラスで孤立した。
でも不思議と辛くなかった。



だけど由紀と出会って変わった。
話してると何も考えられなくなる。
頭の中真っ白になる。。。




そして水面は告げる。




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「私を池田の彼女にして」


二番目でもいい。


意地も
見栄も
自尊心も
すべてのこだわりを捨てる覚悟が出来ているから



今までずっと一人でいられたのに
ぜんぜん寂しいなんて思わなかったのに



そしていろいろな思いが水面を揺さぶる。



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その形は駄々っ子の様であるが水面の本質だった。



その水面の心からの叫びに由紀は・・・。







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口をふさぐ



「ゆっくりでいい。落ち着いて」




夜。

街灯の元。

ふたりは壁にもたれながら



飽きるまでずっとキスをした。









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宮野 ともちか (2004/06/29)
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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第022話「オモチャ」 

クラスで。
いや学年の女の子で一番かわいいとされる加賀美。


同じクラスの佐倉くんも
きっと加賀美のことをそう見てると思ってた。



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そんな佐倉くんからひだりは告白を受けた。



『好き』という言葉の意味がわからなくなってしまったひだり。

ひだりにとって『好き』とは時間をかけて温めていくものだと思っていたから。


そんなひだりに加賀美は「視野を広げてみたら」とアドバイスする。





その日。
佐倉くんはひだりと一緒に(加賀美も一緒に)下校する。



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もうじき球技大会の様子。
「俺。森居が見ててくれたら何点でも・・・」
とサッカー部の中学生らしく自分をアピールする佐倉であったが



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ひだりは途中で由紀の姿を見かけるや、寄っていってしまう。



あああ(つд`)不憫だよ・・・。佐倉くん。




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こら。加賀美。そこでふかない。






球技大会で佐倉くんはスターだった。
男は単純だ。
女の子が見ていてくれたら頑張れる。


『森居。見てて。シュート決めるから
 森居が見ててくれたら俺は何だってできるんだ』


たしかに佐倉君はカッコよかった。


でも。
佐倉くんでは由紀の代わりにはなれない。


告白の返事もやはり駄目だった。


このまま引き下がれればなおよかったのだが、そこは経験値の差




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余計なひとことが飛び出してしまった。



そんな佐倉くんにひだりは言う。




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「あたしは紀くんのオモチャなの
 あたしに触れることができるのは紀くんだけ
 あたしを泣かせることができるのも紀くんだけ
 キミじゃない」



すげー。
この中学生すげー。

なにげにその現場をしっかりチェックしてる加賀美。

佐倉くん。
このままトラウマ確定。



(つд`)何のために出てきたんだよ・・・。




一瞬とはいえ由紀以外の男の人にトキメいた自分を恥じるひだり。



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そして全力で由紀にぶつかっていく。





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そしてそんなひだりを受け止める由紀に加賀美の宣戦布告。



ひだりの前であることを忘れて思いっきり素を出してしまった加賀美
物語がまた一歩動き出す。








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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第021話「加賀美の魔法」 

ひだりはまたしても悩む。


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「加賀美になりたい」


子供扱いされたくない。
由紀にはきれいな姉がいるから
それ以上に美人にならないと
きっと『女』として認識されないんだ。


ひだりにはひだりのよさがある。
と加賀美が言っても今のひだりには聞き入れられない。


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だからつい言葉がきつくなる。
「加賀美は自分のことかわいいってわかってるから
 そんな大きいリボンつけていられるんだよ」



でも。
わかっている。
加賀美に苛立ちをぶつけても、そんなことではなにも解決しない。
そんな自分を嫌いになってしまうことも。



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でもそんなひだりにますますドキドキする加賀美。

今夜は加賀美の家にお泊りして、夜通しいっぱい話をすることを約束した。





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ふたりして一緒にお風呂。
女の子同士ってこーゆーの日常なんでしょーか?
男の場合なんて
風呂屋とか温泉旅行とかじゃないとこーゆーシチュエーションないんで
ちょっと未知の領域。


まぁそんな私的な話はおいといて。


加賀美は言う。
「ボクね。あれしたいとかこれしたいとか主体性がないのね
 だからひだりといると楽なの
 だからひだりがいないと駄目なの」


お泊りという環境だからちょっと内緒の話も普通にできる。


「ひだりに好きな男がいるって事。妬いてるんスよ」

これ加賀美的にも遠まわしな告白だけどひだりにはちょっと気がつかない。



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そんな加賀美はひだりにもリボンの魔法をかける。

そしてふたりはベッドに横になる。




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「ひだりが一番大好きだよ」



女の子同士のこーゆーの。
きらいじゃないぉ。


ガンバレ加賀美。
キミのそのスタンスがかなり好き。








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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第020話「SHOOTING STAR」 

由紀は決めていた。


今日。
このデートでひだりに告白しよう。

いろいろと遠回りもしたけれど
今日ちゃんとつたえよう。


ひだりに「好き」を告げよう。



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ふたりだけの外出は初めてのふたり。


たがいにドキドキしながら電車に揺られ。
ふたりは水族館に。




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魚を見て楽しむひだり。
そんなひだりを見て楽しむ由紀。






芝居がかりすぎてるけど
今回のこのシーンが実はなにげにカッコいい。




ひだりが冬の夜空の星を見上げているところに由紀が言う。

「俺はひだりが欲しい物なら何だって手に入れてみせるよ」





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「君が望むならあの星だって撃ち落してみせる」




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そして掌の上に星の形のネックレス。

おいしいですよ。コレ。

軽く映画チックで揺れちゃった。





そして。
由紀は「好き」を告げる。




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「好きだよ。ひだり」




最後までカッコよくキメるはずだった。


しかし。
しかし。


なぜ
こんな大事な時にまで水面のことが思い出されるのか。。。



ちゃんと、ひだりに『好き』を伝えなければいけないのに。


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「水面にひだりが大事だからもう会わないって言っちゃって」




まだ心の中に水面がいることも
その結果。またひだりに酷いことをしているのも



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ひだりは由紀を抱きしめることで応えた。

「今までだってずっと待ったんだもん。あたし焦ったりしないよ」



なんてことだ。

なんでこの物語のヒロイン達も
男に都合よく振り回されていることを知ってても

こんなに健気なんですか?







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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第019話「すり抜けた両手」 

この女装は黒川のため。
男嫌いな黒川もこのカッコならそばにいさせてくれた。

由紀は乃木を相手にカミングアウトの連発。


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「池田くんは難しく考えすぎだよ」
細かい事情はともかくとして由紀の気持ちが落ち着くならと平然と聞く乃木。



そして乃木は水面と友達になりたいと考え始めていた。



そんな乃木に由紀はアドバイスをする。

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「黒川はね、意外と強引なのに弱いんだ」









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そして由紀のアドバイスどおり
本当に強引に水面に入り込んだ乃木。



でも、由紀の心は複雑だった。

その乃木のポジションは自分がユキとしていたポジション。

乃木と水面が楽しそうに会話しているのをみて



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嫉妬心すら抱いてしまう由紀。




第三者の立場とする、乃木の視点では
由紀も水面も好き合っているようにしか見えない。



そんな水面に由紀は再びユキとして現れる。


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突然の抱擁。


そして 禁断のセリフ。


「やだよう。他の子と仲良くしないで」


水面の中でも
清算したかったのは事実だが消化しきれない部分もあった。

けれど突然こんなこと言われれば誰だって混乱する。





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「何考えてるのか全然わからないよ」



あんまりだよ。
ふりまわされすぎな水面。
注さんは心よりキミを同情します。

でもそれがキミの創造主から与えられた使命。
ガンバレ。





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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第018話「痛いよう」 

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由紀はまだ校舎内にいた。


まださっきの水面のことが心にひっかかっていた。


ひだりにちゃんと告白して女装も卒業する。

これからすることは全部わかっているのになぜか胸が晴れなかった。



そんな由紀は
体育館でひとり練習をしている乃木東子(のぎ・とうこ)と1on1で勝負を挑む。


由紀の頭ン中は支離滅裂だった。




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なんでもいい。
ただひたすら、滅茶苦茶に走りまわってボロボロになりたかった。
そうしたら、この胸のモヤモヤも消せると思った。。。




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だけどプレイ中に捻挫して。
かつらもズレてしまえば何も言うことは出来ない。



乃木は由紀の女装を笑わなかった。
それどころか、由紀の手当てのために保健室まで付き合ってくれた。


そして乃木の口から水面の事を聞かされる。





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由紀の清算にもかかわらず笑ってた水面。



でも由紀は知らなかった。


笑顔は水面の精一杯の強がり。


本当は由紀の去った教室で
水面はただひとり涙をこぼしていたことなど。









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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第017話「水面ナミダ」 

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こんなにあからさまにパンツ見せてくれたら
「引退してもいい」と言いだしてしまいそうですわ。



今回は由紀が水面を清算するちょっと痛々しい話。



冬の浜辺。
未紀の前でひだりを大切にすると言った由紀にとって
水面を清算することは難しい問題だった。



亘に相談しようともちかけたものの


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頭ン中がいまだにユキで一杯の亘ではどうしようもない。
そもそも水面のことを相談するのなら女装のことから話さなくてはいけない。




かくなる上は直接会うしかない。

放課後ユキとして水面に近づく由紀。




けれど。
なかなか本題を切り出せない。


ふたりだけの教室。
その中は優しい空気に包まれているかのようで・・・。

ずっとこうしていたい。



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「ユキ。手出して」

つながれた手。
いつしかふたりは互いの手を取り合い名前を呼びあい始める。


ユキの鼓動が響く。


これ。
まずいよ。
言い出せないよ。。。



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「ユキがいなかったら、きっとずっと一人ぼっち」


水面・・・。
水面にとって本心なのかもしれないがこの言葉は由紀にとっては重い一撃であった。


そんな言い方されたら何も言えなくなってしまう。

でもきちんと伝えなくてはいけない。



『大切なのはひだりだ』って。


もうひだりを泣かせたくない。



言わなくては。


言いたくない。


言えない。


水面の手を放したくない。




言っちゃ・・・駄目だ・・・! 





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「もうやめよう。こーゆーの」



ひだりが由紀=ユキを知っているから
ユキとして水面と友達関係を続けることも出来ない。





そしてこの後。

水面にとって一番聞きたくなかった言葉がユキの口から飛び出す。




もちろん最初から水面は知っていた。

けれど、どこかで逆転を期待してた。



なのに。


なのに。。。



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「ひだりが好きなんだ」




いつもひだりに向けている優しさを自分のほうに向けさせたかったのに。
もうそれはかなわない。




由紀の去った教室。





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水面はひとりナミダする。









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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第016話「思い出の浜辺」 

今回の話は
ひだり・由紀・未紀の過去を触れる。


今日は冬の浜辺へ未紀という保護者同伴のデート。



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海岸線で犬と戯れるひだりを見ながら
由紀と未紀は思い出話にふける。



それは由紀の初恋のヒト。




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そのヒトはひだりのお母さん。『左智』さん。


そんな左智さんに最近ちょっと似てきたひだり。




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「あっだめだ」
左智さんの話になると未紀は涙もろくなる。


ひだりはお母さんを早くに亡くしていた。
それでも健気にいい子に育ってくれたひだり。
ひだりが幸せになってくれればいい。
それが未紀の望みでもあった。



由紀にとって左智さんとの思い出はこんなシーン。


一緒にお風呂入ってたら左智さんの胸に興奮してしまい
言われたこと。




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「この、お・ま・せ・さ・ん」


ごめんニュアンス変えた・・・。


オチンチン固くしてこんな事言われたらどーよ?
どーよって突然読者の皆さんにフルのもどーよ?


こんな言葉で女の人カッコいいな
とか感じちゃう由紀もちょっと斜め上飛びすぎてる感じだけど?




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「こーやって『おませさん』って言って、つんってやるんだつんって・・・」


ごめん。
つんってやるのはおでこでいいんだよな?



ヤベー。
注ヤベー。
完全にドン引きだ。

今回はもうこんな空気でいいです。
劇中と同じくらい書いてて寒くなってきましたよ。。。
未紀さんの目が痛いがここはもうひとつ。



さらにひだりが成長して左智さんくらいになったとき。

シチュエーションはやっぱり同じように
アレがナニして・・・。




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「お・ま・せ・さん」



はっ、早くツンってしてくれっ!!




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「亡くなった人に敬意をはらいなさいよ」


まったくです。
ごめんなさい。 









知らないうちに雄くさくなってきた由紀。
以前はこんな風に考えること自体が汚く思っていたのに


あの日ひだりにキスしたことで由紀の中の男が目を覚ましたのだろう。

きっとそのまま男心は加速していき
やがてユキが消えてしまうのだろう。


はるか昔。
女の子になりたいと言っていた由紀。
違う自分になれると自分にかけた女装という魔法。



そして由紀は立ち上がり未紀に言う。




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「ひだりは俺が守っていくんだ。もう泣かせたりしない」







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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第015話「大切なプレゼント」 

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癇癪を起こして大泣きした雨の日
由紀の背中に乗り
水面の傘に入り

結局はほだされながら家路についたひだり。





由紀はユキとして街に出て現実逃避。

ナンパをされたことからふたたび自分が男であることに嫌悪感を抱く。

ウワベだけの作り笑いとか
下心ミエミエの腰の低い話し方とか

それは自分の嫌な部分をいっぺんに見せられたようになるから・・・。





ひだりにも水面にも、両方にいい顔したがっている自分。
そんな男である自分に絶望してしまうから


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だから
ひだりに「好き」と言えない




そんな互いが互いを引き寄せあう。
それは由紀が初めて女装した小山写真館。




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「ユキさんと話したい。だめ?」




うーん。
由紀=ユキをあえて忘れて
ユキに由紀の話をするのって
この微妙な人間関係ってなんかくすぐったい。


もうひだりはこの前の涙を清算していた。
紀くんが気を遣ってくれたんだ。と。




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「『好き』って言われたこと無いっていうのが大きいんですよね」

ひだりは小さいときから『紀くんが好き』って言ってるのに
由紀の目にはひだりは『女』とは映ってはいないみたいと。

動揺する由紀。

この一言。
由紀の胸に刺さったかな?
刺さって欲しいんだけど水面ファンとしては
ちょっと複雑な心境。。。





そんなひだりにユキは伝える。



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「『紀くん』はひだりちゃんだけの紀くんだよ」


ひだりは確かに女と映っていることを自覚したユキ。
でも、まだ時間が欲しい。
どんな形だとしても。。。


これが由紀の口から出てくるにはもうあと何回かかる?
そしてそのためにどれだけの涙が流されるのか?


水面の泣き顔は見たくないんだが・・・。







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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第014話「重ねた嘘」 

勉強をがんばりすぎたのか風邪をひいたひだり。

普段からの鬼畜な由紀だが病人にはやさしい。
いや。
この間のキスがやっぱりひっかかっている。

ひだりのことを変に意識してしまっている自分を抑えられない。
あのキス以来、どうしてもひだりに対していやらしいことを考えてしまう。



だからひだりの着替えを手伝っていても・・・。


意識してしまう・・・。



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それはひだりもまた同じだった。
今までは由紀に裸を見られることなど何でもなかったのに。

それは互いを異性として意識してしまったから突然生まれた。

恥じらい。





その感情を生んだ行為。
ファーストキスの瞬間をうれしそうに話すひだり。


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この水面の複雑な表情からいったいいくつの複雑な感情が読み取れるだろうか。




まさかここでひだりのキス話を聞かされるとは思っていなかった水面。
ひだりが寝たのを見計らい由紀とともに外にでる。


ひだりが大人になるまで待てなかった。
まだ子供なのに、ひだりとのキスに興奮したことを水面に話す由紀。
だが内心、ひだりが大切すぎて触れるのも怖い自分がいる。


こんな事言われたら水面だって何か言いたくなる。



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「だったら何であのときわたしにキスしたの?」



しかし、この発言は完全にタイミングが悪かった。



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寝ていたと思ってたひだりが実は起きてて一連の話しを聞かれてしまっていたのだった。



ひだりにとってのファーストキスは
由紀にとってファーストキスではなかった。

由紀の初めてのキスはひだりだって言ってたのに・・・。

まさかその相手が水面だったなんて・・・。



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雨の降る街を走るひだり。
まだ微熱の残る身体を雨にさらせば風邪をこじらせてしまう。


ひだりの後を追い説得を試みる由紀。

「俺はひだりを誰よりも大切に思っている」



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けれど、いま。
ひだりとってその言葉さえ、なぐさめにもならない。




由紀の言葉すべてが信じられない。




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雨のなか。
ひだりの涙が由紀を打つ。







大切にしたい女の子のはずだった。
妹のようにおもっていたけど、自分の本心ではそれ以上の存在になってしまっていたひだり。

あの日のキスは本心からの行動だった。

けれどその本心に気が付く前にしてしまった水面とのキスは取り消すことはできない。

このあとの由紀の動きひとつで
この物語のバランスが大きく揺れることになる。

なんて面白すぎる修羅場を描き出すんだよこのマンガは・・・。








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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第013話「そっとあまいキス」 

今回のレビューは18歳未満お断り(笑



キス。

口づけ。 (死語)

接吻。(もっと死語)


中学生にとってそれある意味、あこがれの行為。



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「あれ未記さん・・・? かっこいー」

路上キスの現場を見ておもわず興奮してしまうひだり。



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そんなひだりに悪影響を与えかねない姉を叱る由紀だが

「してあげたら? チューぐらい」

と逆に切り返されてしまう。



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ひだりは加賀美を相手にキスの練習をしてみる・・・。

加賀美としてはこんなチャンスはない。
思わず本当に唇を当ててしまう。



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「いただき」

加賀美。

キミの存在だけで反則だよ。
居そうで居ないそのリボンだけで反則だよ。


やべえ。
この娘の女の子らしい外観と
危険な中身とのギャップにここ最近翻弄されつつあります。。。




ひだりのファーストキスの相手は女の子となってしまった。
女の子同士だからノーカウントとするが。


このノーカウントというところで
思わずこんなシーンを思い出してしまった。


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おもわず当たってしまったから事故。
だからノーカウント。ってそんなレベルじゃないぜ。




だって加賀美、確信犯だもん。





由紀としては姉に切り返されたことで
ひだりとの距離感が保てなくなった。

以前のように保護者然としていればいいのに、今はもうできない。




そこへひだりからこんな発言が飛んできた。



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「紀くん。キスしたことある?」


突然の質問に隠さずに『あるよ』と答えてしまった由紀であるが
動揺するひだりに気を使い『大人ぶって見栄をはった』と嘘をついてしまう。




その瞬間。姉の言葉が脳裏をよぎる。

「してあげたら? チューぐらい」

「ちゃんとつなぎ止めておかないと、どっか行っちゃうよ」



ひだりの由紀に対する思いは誰よりも由紀自身がよく知っている。


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「紀くんが好き」
「紀くんに追いつきたい」
「素敵な花嫁さんになるの」


でも、ひだりは由紀にとって妹のような存在であって。
性的な対象にしてはいけない女の子である。


だが、由紀自身。
そのボーダーラインさえ、飛び越えてしまう。


この説明不能な気持ち。 

きっとこれが本能。




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勢いだけでキスをしていい相手ではないと知りつつ
ひだりのぬくもりとやわらかさと匂いに引き寄せられてしまう。





由紀自身が素直になっていればこの物語はここで一応の完結を見たはずだった。


だが。


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ひだりの体温に夢中になりながらも水面に対しての罪悪感を感じている。





自分の中にある ずるさ。
自分の中にある 欲望。

ひだりをそんな対象にしてはいけない。
いけないとわかっているはずなのに。



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「もとに戻んないや」

浴室で独り。
そんな男である自身に嫌悪感を感じてしまう。






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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第012話「笑えないjoke」 

女装のためにあきらめたサッカー。

サッカーを捨てたことによって
筋肉のついていない二の腕と擦り傷のない膝を手に入れたのだけど



自分にとって一番大切なものはなんだろう。



前回なにげなくしでかしたチョンボは確実に亘の心を揺り動かしていた。


いつも水面と一緒にいる背の高い女の子。
ユキ。


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「真剣なんだ。まじで惚れたかも」



そんな亘の本気な気持ちに
ふたりをあわせたいという水面の好奇心が勝り



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ユキを紹介する手筈となった。



・・・。
・・・。
・・・。



二人きりの放課後の教室。


これだけ至近距離にもかかわらず
亘は自分の友人であるという事実に気付かないこの鈍感さ。

というよりここの住人はみんな視力が弱いのだろうか?




見ず知らずの男であればこっぴどく振ってしまうこともできた。

だが亘は中学以来の友人だ。

ユキは由紀であって男性である。

あくまで女装癖があるだけでノーマルなので交際することはできない。

いっそ正体をバラしてしまえば話は早いだろう。

だが。

しかし。亘と友達をやめたくはない・・・。




そこでユキは亘にとって一番痛い言葉を投げかける。




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「サッカー辞めてくれる? そうしたらあなたとつき合ってもいい」



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「私が欲しいなら、他の物は全部棄ててくれなきゃ嫌」




実はこの言葉に一番反応したのが水面。
おもわず「怖い人ね」と本音が漏れるほど。



サッカーと女装を天秤にかけた際に由紀は女装を選んだ。
亘は由紀よりサッカーが下手だったけど、練習を重ね今の位置にいる。

この、亘に対するある種の嫉妬心のような痛い言葉。

だが、亘とて簡単にサッカーを辞めてしまうような男ではない。



痛いであろう言葉を投げかけたものの
今回の亘の告白は平行線で終わることとなる。




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だが、亘の中にはユキが住み続けているのである。








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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第011話「二人だけ撮影会」 

由紀は中学生の頃。
亘と共にサッカーをしていた。


しかし、いま由紀はサッカーから離れた。


その理由は。



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膝にすり傷を作るのが嫌だから
トレーニングをするとすぐに筋肉がついてしまうから


亘が由紀のサッカーセンスを買ってくれているのは痛いほどよくわかる。

それでもサッカーより女装を由紀は選んだ。



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「でもまあ。俺にはこれがあるからね」
そんな由紀はセルフポートレートもデジタル化した。



放課後の教室で水面とふたり。
由紀の持ち込んだキャンギャルの衣装で撮影会が始まる。






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「水面のことちゃんと大切に思ってる」
こんな交換条件でコスプレを承諾する水面・・・。



そして嘘だとわかっていながらも
こんな甘い囁きに乗せられてしまう水面。

そしてそんな水面を自分の趣味にまき込んでしまったことに
軽く自己嫌悪を覚えるもののすぐにそんなのどこ吹く風




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「できたよ」
とうとうこんなコスチュームプレイに走ってしまった。
放課後の学校ってこんなに人が来ないものだったかな??


めちゃくちゃ無法地帯じゃないですか?



たっぷり写真を堪能したあとユキはチョンボをしてしまう。


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いつもの癖で亘にあいさつしてしまったのである。
これが次回ちょっとした火種となる。






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欲を言うと注さん的には、この話の扉絵が超好み。

アキバとか即売会とかに行ったら
こんな娘がいるという話を真に受け、本気で行こうと考え(ry。。。









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宮野 ともちか (2004/01/29)
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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第010話「猫なで声」 

あの日ふたりをつないでいた手。

ユキと水面の手。



どうしても気になってしかたがない。
ひだりは、はやく大人になりたかった。


だから高校の参考書を取り出してふたりの位置まで並びたかった。


でもそれは水面から見たら背伸び。
でもひだりが背伸びをしている理由は水面にはわからなかった。



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でも加賀美だけはわかってくれた。


そんな加賀美にひだりは不安を漏らす。


ひだりから見たら水面は
頭もよくて、すごい美人だから
水面に由紀をとられてしまうんじゃないかって・・・。


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「あたし一コも敵うトコないんだもん」



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そんなひだりを加賀美はやさしく慰める。



ひだりはふたりに追いつくことを目標とした。
勉強もスポーツも何でもがんばって自分を成長させたいと。

だが、体育の授業中に無理がたたってひだりは倒れてしまう。

高校の参考書の理解に二日間も徹夜して
ご飯も抜いてしまった結果であった。


はやく大人になりたいのに
時間が全然足りないのに


全然ふたりに追いつけないことにひだりは涙を流す。


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そんなひだりを加賀美はやさしく慰める。



ひだりが学校で倒れたことを水面から聞いた由紀。

ふたりはひだりの通う中学に駆けつける。



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ひだりの無事な姿を確認し、由紀はひだりをおんぶする。



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「紀くん。嫌いにならないでね」


これ以上の思いが詰まった言葉があるだろうか。

この言葉に対して肯定の言葉をかけることは
ひだりの気持ちも存在もすべて許すということである。


これから先のひだりの動向がすごく気になってしょうがない。


そしてそれは読者だけではない。


そのふたりの姿を見て水面の心が揺れる。









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宮野 ともちか (2004/01/29)
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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第009話「2ハンド」 

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「ひだり腕ずもうしようか」

加賀美 栖 (かがみ・すみか)

ひだりから見てもちょっと変わった女の子。
というのは何を考えているのか良くわからない子だから。


でも。
もしひだりが男の子だったら絶対ほっとかないタイプだ。


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「あのね。ボクね。ひだりと手つなぎたかったの」

このなにげない仕草が
女の子のひだりの心に可愛いという気持ちを植え付ける。。。




そして、ひだりも真似をする。


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「紀くん。腕ずもうしようか」



ひだりは、ひだりなりに由紀に追いつきたいと思っている。

年下だからって守られてばかりいたくない。

いつまでも子供扱いされたくないのに・・・。



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「ひだりのことちゃんと大切に思ってる。
 それは変わらないから、それでいいだろ?」


でもひだりにとっては
頭をなでられても納得しない。



またしても鬼畜モードの由紀。



ひだりのことを可愛いと思っていても
ひだりのことを大切と思っていても

それは恋人に抱く感覚ではないのだ。

小さい頃から知っているひだりに対して恋心を抱けない。

一緒にいる時間が長すぎて
まるで親子のようにひだりを見てしまっている由紀。


その気持ちを水面に伝え、さらに確信犯的な発言をする。



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「俺。べつにひだりとつき合ってるってわけじゃないから」



うわー。
これってずるいなぁ。

あの一巻のラストを覆す発言だぜ。


そしてさらにズルイ発言は続く。


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「ひだりが成長するの待つことに決めた」



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そんな由紀の手に自らの手を差し出す水面。


なんて言ったらいい?
この水面の微妙すぎる気持ちを。


ここではっきり言おう。
注さんは水面の気持ちを応援したい。

まだいろいろと吐き出せていない水面の感情を応援したい。

この微妙な世界でまだよく把握できていないキャラクターだが
こんなに振り回されまくってるこの女の子に
いつの日かハッピーエンドが訪れるべくその瞬間を応援してあげたくなってしまうじゃないか。




ほぼ同じ頃。
ひだりも加賀美と帰路の途中であった。


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「ボク以外の人と仲良くしちゃやだよー」

家庭教師の水面の話をしたときに突然の加賀美からの抱擁。

この微笑ましい女の子同士の抱擁。
現実に仲の良い女の子同士ならよく見かける風景だ。
だがそのちょっとしたふざけあいには受け取れないのがこのゆびさきミルクの世界。



加賀美に突然抱きつかれたことよりも


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もっと驚くべきシーンをひだりは目撃してしまう。


それは
ユキと水面がつないでいる手。


すでにユキ=由紀を知っているひだり。


なぜふたりが手をつないでいるの?


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「どうして・・・」



二巻が始まっていきなり、鬼畜モード全開である。









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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第008話「ユキ」 

女装も、撮影も全然乗らない・・・。


高校に入ってから身長も8㎝伸び。

声変わりもした。



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由紀の中で生まれた喪失感が大きな倦怠感を生む。

どんなに化粧しても
どんなに女の子の格好をしても

元は男性。
女の子にはなれない。


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「オマエ黒川にフラれたろ」
由紀の元気のない理由を
亘は大きく勘違いする。


しかし、それは少しだけ違う。


由紀は水面に理想の女の子像を当てはめていたのである。

『ちょっと意地の悪そうな仕草』
『芯の強そうな目』
『意外ともろいところ・不安定な感じ』



それは自分がなりたい女の子像そのものなのであった。




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その頃
おさげをやめてメガネを外した水面は男性からの告白を受けていた。


でも水面にはその告白自体が怖かった。


メガネを外して
髪を下ろしただけで
別人になったわけではない。


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「私がどれだけ尖った性格してるか知らないクセに」


水面にとって池田由紀は
最初にあった時から態度が変わらないから。


だから信頼が出来る。


そして水面は告げる。


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「友達になってよ。女装の池田となら友達になれると思う」


あれ?
なんだこの展開?


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互いに名前で呼び合うこの瞬間。


いびつな関係ながらも
それが不自然でなくなるかのような錯覚にとらわれる。


いつしかユキは水面の髪をかきあげふたりの距離感が縮まっていく。



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そして、唇が触れる。


友達同士でキスなんかしないけれども
そんな常識さえこの物語の中では異常としない。



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手をつないでるだけでユキの胸を高鳴らせる。
自分とは違う本物の女の子という存在。



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そんな女の子に支えとされたら、何かをしてあげたくなる


自分のためだけじゃない女装。
ユキを必要としてくれる水面のために

ユキの存在が人の役に立つのであれば

水面のために
水面の望むこと全てを叶えてあげたい。


自分だけに心を開いてくれる女の子を可愛く思わないわけ無い。





一瞬スルーしかけたが
この話の中でひとつ見落とせないポイントがあった。


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それは亘がユキを見ていたこと。

この何気ない出会いが後に大きく人間関係を描き出す。








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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第007話「ミルクティーおかわり」 

由紀に訪れた突然の喉の痛み。

それは成長。

男性ホルモンの分泌。

背も伸び、肩幅も広がり、声も変わってしまえば・・・。

女装をやめなければいけない。




だから最近。女装も、撮影も全然乗らない・・・。




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写真屋に飾ってある、由紀の初めての女装写真さえ人生の汚点として見えてくる。




ユキよりきれいな女の子を連れてきたら、その写真を替えてもいいと写真屋の主人と約束して由紀は水面にお願いする。





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「俺の為にウェディングドレスを着てほしいんだ。黒川」
「はい?」


ひさびさの水面はもう、メガネっ娘ではなかった・・・。
ずるいよ。
表紙ではメガネっ娘なのに・・・。




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「ひだりちゃん誘いなよ。わたしなんかよりもずっと可愛い」

水面に自信を持たせてあげたいと思う由紀。





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一度水面のことを振った由紀であるが。


これをきっかけに
水面には自分がすごく魅力的な女の子であることを理解してもらいたい。


だから写真のモデルになってもらいたい。






ただ由紀の鬼畜ぶりは二巻になっても健在。


水面は可愛いな。
なんて言ってるそばから、ひだりのドレス姿も見たくなってしまったのである。



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水面と一緒にひだりも撮影に誘う由紀。





そして日曜日。
撮影の日が来た。


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ここの主人が何気に丸メガネかけてて
眼の表情が見えないところにすごくいやらしさを感じてしまうのは
きっと注さんがビョーキなんだろう。




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そんなドレスアップされたふたりを見ながら


由紀は再び問題発言をする。


「いい子じゃない二人とも。 
 で。結局どっちが本命なの?」


「・・・内緒」


鬼畜っぷりキタ――――!!
こっから先も嵐の予感。





その夜。
ふたりのドレス姿を見て由紀は再びユキに変身しようとしたが


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乗らなかった。。。


『まるで冷めたあとの恋』



ゆびさきに出てくる心理描写はひとつも見逃せなくなります・・・。









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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第006話「ハートの色ハートの形」 

由紀に訪れた突然の喉の痛み。

それは成長。

声変わり。


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「そんな・・・まずいよ」


男性ホルモンの分泌。
背も伸び、肩幅も広がり、声も変わってしまえば。



女装・・・
できなくなっちゃう



・・・この由紀に関してはコメントしにくいね。



由紀は姉にひだり以外の女の子から告白を受けたことを伝える。

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「ちょっと何言ってんの!?
 ひだりちゃんのこと傷つけたらあんたでも許さないからね

「傷つけるもなにも、ひだりはまだ子供じゃないか」



実はここで姉が怒った理由について、注さん意味がわからなかった。
しかし、もう少し物語が先に進むにつれて徐々に明らかになる。



ひだりのことを女として見れない。
大人になるまで待っていられない。

だからといって
ひだりを傷つけるモノがあれば許せそうもない

そんな由紀の信念がいま大きな矛盾にぶち当たる。

水面の告白を受けたらひだりは傷ついてしまうだろう。





そのころひだりの家では水面が家庭教師として来ていた。


「水面さん。頭良いし美人だしすごく羨ましい」

「わたしはひだりちゃんが羨ましいけどな
 池田にあれだけ大切に思われてるの、ひだりちゃんだけだもん」



なぜ、いまその言葉が水面の口から出てくるのか・・・。



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「水面さん。紀くんのこと・・・」

「うん。大好きだよ 池田は私の特別だもん」





くはー。修羅場キタ――――!!




その夜。
ひだりは由紀の部屋に飛び込んでくる。

夜10時。

思春期の男女にとってはある意味区切りの時間である。


ひだりに対してどう接していいか、わからなくなってきている由紀。
由紀の気を引きたくてもどうしていいか思いつかないひだり。


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かつては空気を変えたこの行動も、いまやっても笑えない空間である。


以前のふたりだったら、こーゆーやりとりは乗ってくれたけど。
いまはどうしようもないくらい互いの動きを探りあういびつな関係。



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「あたしバカだから、これぐらいしか思いつかない」

「水面さんね、紀くんのこと好きだって。よかったね両想いだよ」






そんなひだりの涙を見た由紀。


その涙に由紀は 一番大事なことをひだりにカミングアウトする。





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「だーれだ」


公園でのひだりからの告白を
知らないフリして無かった事にしようとしていたけど

あの夜のユキはやさしかったから。


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「その紀くんって男もきっとひだりちゃんを大切に思ってる
 ひだりちゃんを傷つけるモノは私も許さないから」



だから


再びひだりは涙を流す。


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それは、嬉し泣き。



ふたりの空間が元通りになっていく。


いじらしくて、とてもいとしい存在。


この泣き顔にそそられた由紀。
女の子が成長していくのなんてあっという間なのかもしれない。





そして女の子にケジメをつけるときが来る。

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最近カッコよくなったよね。という水面に対して

「はは。眼が曇ったんじゃない?」


この発言、鬼だよ。

このマンガの楽しみ方、スゲー難しいな。


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「何で目を逸らすの?
 ずるいよね。私のことさんざん振り回したクセに」


まったくだよ。



そして水面は告白の返事を聞きたくて
夜の恵比寿にユキのカッコで来てと頼む。


おそらくこれが最後の女装。
そしてこれが水面との最後・・・



水面は知っていた。
池田由紀はひだりの事を一番大切に思っていることを。
黒川水面は一人で空回りしていることを。


自分はひだりみたいに素直じゃないから、可愛くないから。


ユキが
「黒川は十分可愛いよ」
と言ってくれても。

もう、その言葉さえ水面には意味がない。



もっと別の言葉が欲しかったけど、それはもう不可能な話。



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「ずるいよ」


またズルイのは由紀は水面に対して何も言っていないこと。
好きとか、嫌いとか。
何も言わずにこの行動である。


水面の存在っていったいなんだったんだよ。

たぶん由紀のキャラがいけないのだが
こいつは性格破綻者にしておかないと
全然この物語面白くならないから仕方ないんだけど・・・。


こんな振り回され方したらたまらんよな。





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妹のようなひだり。
性徴が始まった由紀。


今までのいびつな関係はなんだったのかと言うくらい
あっけなくモトサヤになった感じだが、


それはそれである。



個人的には
水面ともっと進んだ話を見たい
と思った次第ではあるが、どうやらこの先あるらしい。と書いておく。

それをレビューするときは絶対大型記事にすると約束したい。







ゆびさきミルクティー 1 (1) ゆびさきミルクティー 1 (1)
宮野 ともちか (2003/07/29)
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補足。
『ゆびさきミルクティー』 ってホントはこれで完結だったらしいんですが
一部ファンの熱烈な要望で続投という運びになったらしいんですよね。

由紀の鬼畜ぶりが受けたのか?

水面のおさげメガネが受けたのか? 

それともひだりの発育途上のロリっぽさが受けたのか?



ともかく当ブログはこのマンガを推していきます。


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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第005話「指先の温度」 

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あのキスの一件以来。
水面は一週間近く学校を休んでいた。


それでも由紀は相変わらずユキになってセルフポートレートをしていた。



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ひだりの笑顔。
水面の泣き顔。


二人と同じ表情をすることで二人の気持ちが解るかもしれない。



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だが、由紀だって気がついている。
そんなことでは全然前に進めないってことくらい。





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そしてそんな現場を姉に見つかってしまう。



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しかし、姉は理解者だった。
「悩んだり迷ったりしたときは相談していいんだから」


ここではレビューしてないけど
ずっとピエロ役かと思っていた姉だが


なかなかにいい味を出している素敵な姉なのだ。
この先もっと活躍していただきたい。


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って。
・・・あれ!?

ちょっとおねえさん?





成年誌のパワー恐るべし・・・。




そして2学期中間テストシーズン。

黒川水面は再び学校に戻ってきた。




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キ・キ・キ・キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!


メガネ外したら超美人設定


どこのいちごだよ!?
どこの東城さんだよ!?
おさげと黒ぶちメガネはどこいったんだよ!?





戻ってきた水面は別人になっていた。

以前だったら男子と一緒に帰るのも何かと人目を気にしていたのに。

部屋で3日間泣きはらしたら、いろいろ考える時間が出来て。






「わたしは怖がって誰にも心を許したことがなかった
 でも池田ならいいよ
 いまなら心ごと全部あげれる準備があります」




キスから始まった水面の想いが由紀にぶつけられる。


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「先着一名様 つかみどりだよ」

こーゆー告白セリフってオシャレだよね。



この手をつかんだら水面の告白を受けることになる。

由紀は瞬間迷う。


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この土壇場でひだりの告白が脳裏を横切ったのである。



そして
由紀が真中以上にダメ男ぶりを発揮する。


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「もっと自分を大切にして」


もう。
ゆびさきをよく知っている読者の方には耳タコですが


この由紀って奴はなかなかに鬼畜です。
絶対にこの男を好きになってはいけません。
一応主人公ということもあり、彼の視点を中心に世界が回っていますが。
これからもっと複雑な人間模様を醸し出す危険人物です。




女の子の場合。
告白のあとこういった返事がきてしまうと
それなりに身構える。

身構えないわけがない。

「答えは今じゃなくてもいい」

その返事までの間にどんな気持ちで女の子はすごすことになるのか。



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「告白って気持ちいいね」

だから水面のその泣き出しそうな目元が切なくさせてしまうんだって・・・。



去り行く水面の背中を見ながら由紀は

自分しか知らない黒川水面の魅力をかみしめていた。



口唇

心まで全部触れたいのに・・・。

水面の告白をためらう理由なんて何もないのに・・・。



その日の晩、由紀は突然の喉の痛みを経験する。










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