姉への服と偽って自分の服を買う由紀。

そこは母の営む店。
忙しい仕事のなか。
でもそれが楽しくてしょうがないという。
未記に家の事全てをまかっせぱなしにしてしまっている罪悪感こそあるけれど。
「未記、私に似てるとこあるから男で失敗しないか心配なのよ」
今回の話は由紀の家の話である。

その頃未記は男と飲んでいた。
けれどもう帰る時間である。
まだ早いだろうと引き止める男であるが

未記には未記のポリシーがあった。
でもそのポリシーさえ男にとっては異様に見えた。
いつも早く帰るときの口実は弟である。
姉弟とはいえ必要以上に仲がよすぎるんじゃないのか?

だからこんな悪態もつきたくなる。
だが由紀はといえば、この手の男のあしらいには慣れていた。

「それがどうした」
滅多に見れない由紀の男顔である。
弟とできてるといえば、たいていの男は引く。
男と別れるときのダシにされる由紀である。
未記はいまだに佑介に引かれている。
だからさっきの彼にもどこかしらに佑介を重ねていたのであろう。
でも未記は知っている。
自分が左智にはなれないということを。

「俺がなってやるよ。姉貴の望む男に」
あれっ?
なんだこの展開?
このマンガどこいくの?
さらに極めつけは
酔い覚ましの水を 「口移し」 でとせがむ未記。
冗談かと思ったら実際にやってのける由紀。
そうしたら以外や以外。
やたらに上手い由紀。

犯罪的な香りこそ漂うものの個人的に熱くなってしまうシーン。
きっとこの背徳感の中に潜む美がここにあるからだ。
なにげに左下コマの
姉の足の間に身を入れるシーンがあるのが超キタ。
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