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いちご100% 第9話 「いきなりON THE BED」 

『東城は俺のことが好き』
大草の言葉に真中はずっと迷いっぱなし。
同時に小宮山も同じことで迷っていた。

「女の子にモテる50のコツ」という雑誌の記事に飛びつき、意見交換する二人。
わざと消しゴム落として、わざと胸をすりよせてきたから「気がある」・・・。

そういえば昔からこの手の内容で読者を引っ張ってきた雑誌がありましたね。
「髪の毛をいじると欲求不満」とか「赤い色を身に付けているときは誘いの合図」とか、思春期にこんな嘘の情報を流して間違った知識で汚すのはどうかと週刊誌のあり方を非難するのも何なんで次に行きます。

「おまえらが誰のこと調べてるか知らねーけど 自分のこと好きかどうかなんてすぐにわかるじゃん」

相手の目を3秒見つめて赤くなって目をそらしたら自分にホレてる

下手な週刊誌よりも大草が言うほうが真実味あります。

授業中にもかかわらず、雑誌に集中している真中。
『大体 本当に東城 俺のこと好きなんかな』 

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と東城を見ると、目が合った。
ドキ~~ン 何? なぜいきなりこっちを見る!?

そうだ3秒試してみよう。

東城のサインにも気づかず教師にはたかれる真中。
雑誌は没収。授業の残り時間ずっと正座。
没収されたことに対して怒る小宮山。
「まあ俺はあの本ほとんど暗記してっけどな」

「大丈夫だった? 真中くん さっき先生が近づいてること教えたかったんだけど…」
大草が真中にさりげなく合図を出す
『そ そっか3秒ね 3秒』

2秒もしないうちに赤くなった東城
3秒目は二人そろって視線を外した。

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「あ あたしじゃあこれで・・・」廊下に出ていきなり滑って転ぶ綾

つられて俺も照れちゃったけど 今転んだのもやっぱ動揺してるから…?
真中妄想モードへ。

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「西野さんがいたってかまわない! あたしは真中くんが好き! ただそれだけなの!!」
「冗談じゃないわ!! 淳平君はあたしのだもん 誰にもやらない!! ほら見て!! 淳平くんはいちごパンツのコが好きなんだぞっ 東城さんはどーなのさ!」
「あ あたしだって! あたしもちゃんといちごパンツだもん! ね? 真中くんは知ってるよね!?」
こんな真剣にパンツを見せ合う姿があったら、それこそ映画だよ。でも上手いのはこのセリフまわし。二人の性格がまんま表わされてます。

妄想を覚ましたのはつかさの声。
「ちょっと 何考えてるの?」
い 言えねえ。キミのパンツ姿想像してましたなんて絶対言えねえ…

「ねえ 今日ヒマ?」
つかさからの誘いはこれから一緒に勉強すること。それも晩御飯付きで。

家の前まできて緊張しだす真中。いろいろと考え始めます。
家族に紹介するつもりで呼んだのかな…
超怖いお父さんだったらどうしよう…

開き直ってさわやかに挨拶することに決めた。
「真中でーす 失礼しまーす」

しかし返事なし。
「いいからあがってあがって」
「じゃ あたしの部屋行こっか!」

ドギマギしだす真中。当然か、真中にとって未体験ゾーンへの突入。女の子の部屋。

「とりあえずベッドに座って」

私にとってベッドに座るというのは、普通にソファに座るのと同じ考えなんですが。この物語においてはどうやら親密な座り方に近いものがあるようです。
…たしかに押し倒すんならそのまま流れていきそうな場所ではある。
シーツのぬくもりや残り香あたりが鼻をくすぐれば確かに変な期待もするだろう。

「そういえばすごく静かだけど家の人は…」

「…うん 明日まであたし以外誰もいないから」
ベッドに転がったまま西野は言った。

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[ 2005/07/31 07:13 ] いちご100% | TB(0) | CM(0)

いちご100% 第8話 「早朝恋愛勉強会」 

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のっけからバスタオル一枚の東城。朝からシャワーして登校です。
サービスカットありがとうございます。中学三年生でこんな・・・発育よすぎです。

真中が上機嫌で登校してくるとそこには、前髪を下ろして三つ網も解いた東城がいた。
「…あ おはよう真中くん」
一瞬言葉を失う真中。

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女の子のちょっとした変身に気づくことのできる男性はモテます。髪型・アクセ・服装・化粧の使い方…等
作者が女性だけあって真中も気づくのですが、よくよく見ていないと気づかないほど鈍感な男性もいます。このマンガからこういうところまで読み取る私はちょっと変なのでしょう。
さて続きます。

昨日前髪下ろした時のみんなの評判が良かったから 少し髪を緩めたそうです。

「おっはよ~ えーっみんな早いんだねえ あたし一番に来たつもりだったのに」

「わあー今日も東城さん前髪下ろしてる。こっちのが絶対にかわいいかわいい」

仲良く三人が図書室に向かいドアを開けて見たものは。

「やあ 君たちも今から勉強 いやー奇遇だねぇ」
小宮山が西野を振り向かせる最後のチャンスと先回りしていた。

「まあ安心してよ俺が西野を小宮山から死守して見せるから!」
「なぁーんか 俺 最近大草のこと信用できねーんだよなぁ」
「大丈夫大丈夫! ほら みんな時間なくなるから勉強始めようぜ」

ここで西野がやっと大草に気づき 以前(携帯を抜き出すため)の嘘を責めます。

「ちょっとねー アンタが嘘ついたせいであたし超恥ずかしい目にあったんだからね!」
「ごめんごめん嘘ついたわけじゃないんだって あの時は本当に先生が西野を呼んでた気がしてさ」

「そうだ代わりに俺が勉強見るよ」
推薦ですでに泉坂に合格している大草。
西野と同じ机にグループを作る。

一方で東城・真中・小宮山とグループをつくる。
「小宮山も東城に聞いとけ~~ おまえが勉強してんの見たことねーけど泉坂目指してんだろ一応」
「あ ああ・・・」

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「小宮山君のわからないところあたしが全部わかってるわけじゃないと思うけど できる限りの質問には答えるから・・・ね」

なぜか頬を赤くする小宮山。・・・東城の雰囲気が違う。
「髪形がちょっと違うだけだろ そんなくっつくんじゃねーよ」と真中。
そこに隣のテーブルから西野の笑い声。

大草と使っている文房具が同じということで盛り上がっていた。
「ねぇ なんかさあ 自分のセンスと同じ人に会えるのってすごく嬉しくない?」
孤独を感じる真中。東城が勉強しようと促すが上の空。
孤独を感じる東城。それを大草がチラリと確認。

「でもあれだよね 西野ってホントもてるよな」
「は!?」
「やっぱさぁ いつでも誰かから告られるの待ってんの?」
「何それ 何言ってんの!?」
「例えば西野に好きな男子がいたら そいつが告白してくるまでずっと待つタイプだろ 当たり?」

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「・・・まさかぁー あたし本当は好きな人には自分からガンガン告っちゃうタイプだもん」

つかさは自分から行動するタイプである。という説明で捕らえておきます。つかさの恋愛に対するスタンスはこういう感じとしておきましょう。

真中そのやりとりを聞いてペンケースを落っことす。
拾い上げてた目の先には小宮山のギャグに楽しそうに笑っている東城を見る。
孤独を感じる真中。

「やだ笑いすぎて涙出ちゃう あ ごめんなさい消しゴムが・・・」
東城の胸が小宮山に触れる・・・
『むにゅっ』 
小宮山には刺激が強すぎたか 意識が飛んで鼻血が・・・
追い打ちをかけるように胸の谷間・・・

こんなに大きいわけないだろ中学生が!
私が親ならこんな無防備な綾を叱るね。

保健室に運び込まれ鼻血を噴き出しながらも興奮冷めやらぬ小宮山。
「いいっ 東城綾ちゃん すわいこーにいいっ」
「ふわふわだった・・・」
当初の小宮山のイメージが崩れていきます。もっと硬派だった気がしたんだけどいつ間にかバカキャラ扱いです。

教室に向かう真中・大草
「小宮山も大変だよな 絶対振り向いてくれない相手ばっか好きになって」
「なんで? 東城は絶対に振り向かないとは言いきれないじゃん 彼氏もいねーし」
「彼氏はいないかもしれないけど他に好きな人がいちゃ望みは薄いだろ?」
「えっ? 好きな人!? 東城って好きなヤツいたんだ」
「・・・何言ってんのオマエ どこからどう見たって東城はオマエのこと好きだろ」

確かに今この段階では真中が気がつかないのは仕方ありません。
東城の心理描写のみで読者が判断することですから。
しかし大草の発言により、真中も東城の行動が気になっていくはずです。多分。ただの友達が恋愛対象となる瞬間をこの先上手く描いていくはずです。
一話一話レビューし先の展開をみないで(意図的に忘れて)書くのは結構大変だ。
とにかくこれで第一巻終了。








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[ 2005/07/28 11:48 ] いちご100% | TB(0) | CM(0)

いちご100% 第7話 「密室ヘブンorヘル」 

どっちの隣に座る!? 
そんなことで2ページも使うなよ。
結局西野が東城の横に座り解決。

勉強が始まりました。東城は丁寧に一次関数を教え始めますが
真中は西野の口元に釘付け。

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「…いいなあ 俺今度生まれ変わるときはストローになりたい」
気持ちはわかる。おいしそうだもんね。

一段落ついて、突然西野のシリアスな目つき。
「? どうしたの西野さん」

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「東城さんってさぁ なんでそんなカッコしてんの? すッごくきれいな顔してるのにもったいないよ」

同性にはわかるのです。女の子同士ってよく見ているんです。
相手の素振りや化粧の様子から髪型・服装・・・すべて。
わかってないのは男性だけ、ここでは真中もよくわかっていない。

「あたし 東城さんがメガネ取ったとこ見たい!」

そして嫌がる東城から無理矢理メガネを外そうとする西野。

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真中の視線は西野の胸元やスカートから覗く生脚・・・
『ごめんねつかさちゃん 俺の視線全然違うところにいっちゃってます・・・』

わかるよ真中。俺もこんな現場ならやっぱりそこを見ちゃうさ。
そこに目がいくよ。これは自然な流れだよね。

そこへ生活指導の白鳥先生が来店。
真冬でもランニングシャツなんてギャグもいいところですが見つかったら停学だ。内申下がるだなんて懐かしい響きです。

真中の提案で裏口のドアから逃げようとします。
3人同時にドアから外に・・・。

と思いきや掃除道具入れるためのロッカーに『むぎゅ~っ』と密着して「密室ヘブンorヘル」外から丸聞こえなんだけど

真中の足が西野のあんなとこに触れたり、東城のスカートつかみあげたり…したい放題です。

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ちなみにアニメではこのシーン。声優さんたちの熱演で結構エッチです。ヘッドフォンつけて聞いてください。

白鳥がドーナツ食べ終わって帰り、店員が掃除のためにロッカー開けるまでの時間。何分間でしょうか、ロッカー開けたとたんみんながグターっとするくらい密着を楽しんだからうらやましい話です。

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そんな状況でも東城的には楽しかったみたいで。
「ちょっと楽しかった!! あんな風に狭い場所にみんなで入るのって なんかワクワクしない 小さな頃に戻ったみたいで」

あと少ししたら、私の好きなおさげ東城の出番がなくなります。ぺったり前髪とお別れは少しさびしい…。

「やっぱり前髪下ろしたほうがかわいいよね 東城さん。ねっ 淳平君もそう思うでしょ」
「…うん そっちのがいいと思う」

真中にほめられて赤面するもつかの間。
「結局あんまり数学教えてもらえなかったなぁー」
「じゃあさあ 西野も俺達と一緒に 朝 図書室で勉強しようよ」
「え…?」
「俺最近東城に勉強教えてもらってんだ 二人より三人で勉強したほうがきっと楽しいさ西野も来いよ」

「…そうだね あたしも混ぜてもらっちゃおーっと!!」

そして東城の残念そうな顔…

「へへへ。聞いたぞ聞いたぞ」なぜか物陰に小宮山と大草








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[ 2005/07/26 11:24 ] いちご100% | TB(0) | CM(0)

いちご100% 第6話 「鳥のように真中」 

「4組の東城・・・さん? あたしに何か用?」
「あ えっと・・・その・・・」

いまさら西野の携帯を抜いてしまったことを後悔し東城を止めようとする真中。

『早く・・・早く二人を見つけないと東城が西野の秘密の宝箱を開けた人間になってしまう そしたら西野は東城を許さない・・・』
校内を走り回り中庭に二人を見つけた真中。

西野に携帯を渡した東城。
西野の手がスッと顔の位置に上がる。
「なっ 殴っちゃダメだ西野!!!」

真中は2階の窓から飛ぶ。
これが今回のタイトルの意味。
運良く真中は中庭の池に落ちる。

「げほっ ごはっ 聞いてくれ西野!! 携帯は俺が西野のバッグから抜いたんだ! ごめん西野」
「東城は全然悪くないんだ!! だから殴るなら俺を・・・」

結局いろいろ策をめぐらしたものの一番自然な形に落ち着きました。最初からこうすればいいのに。

池に落ちた真中を本当心配そうに見つめるふたり。
「バカ!! 2階から飛び降りてケガでもしたらどーすんだよ!!」
「そうよ!! どこも痛いところないの? 頭とか足とか腕とか!」

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先に動いたのは東城。
「立てる? とりあえず保健室行きましょうか」
「いーっていーってあたし連れてくよ ちょっと話もしたいしね」割って入る西野。

「いよいよフラれるいよいよフラれる」とブツブツ言う真中。
本当にフラれてしまえ。取り残された東城。池の水面に映る姿がすばらしい心的描写です。


ダウンジャケット・マフラー・ニット帽に包まれた真中は西野にすべてを話したようです。
西野が東城に腕を振り上げたのは 軽く肩を叩こうとしただけでした。

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「でもちょっとホッとした。なんか・・・たまにだけど淳平君ってあたしに全然興味なさそうに見えるときあるから」

携帯を抜いた埋め合わせは、東城に数学教えてもらうことと淳平からドーナツおごってもらうことでおちついた。

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「じゃあねぇ~~」と別れた西野の不安げな顔。

「東城は全然悪くないんだ!! だから殴るなら俺を・・・」って2階から飛び降りたり。
西野が腕を振り上げたのは東城を殴るためと勘違いしたり。西野より先に東城がハンカチ差し出したり。
こんなに不安要素があるんですよ。

西野にとっては今日初めて口を聞いた東城に対して!
それなのにこのバカはさらに迷走します。

「でも何? 女の子二人引き連れてドーナツ屋? 学年一かわいいコと 学年一頭いいコに挟まれちゃったりなんかしちゃったりして」

そして西野と東城が向かい合い座るなか、俺ってどっちに座ればいいんだ・・・?

西野の隣だろ。普通は。次回に続く。








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[ 2005/07/23 07:39 ] いちご100% | TB(0) | CM(0)

いちご100% 第5話 「Girl Meets Girl」 

帰り道。
西野は小テストの結果がよかったらしく、頑張れば泉坂に行けると上機嫌。
一方、真中は罪悪感で針のむしろ。ポケットには「一触即発携帯電話型爆弾」が入っていた…。

「じゃあ バイバーイ」
別れた後。西野の後姿を確認して胸をなでおろし崩れるようにして座り込む真中。

「家に着いたら絶対気付くよな。どーにかしてうまいこと返さないと…」
突然西野の携帯が震えだす。
「どわああああああっ!!!」

今回もギャグか。こういったドタバタギャグは軽くスルーします。
そんな真中の前を、この間西野に道を尋ねていた男が、携帯を耳に当て歩いていく。
「な、なんか俺…俺 西野のこと全然わかんねえよおおっ!!!」
男は弁当屋に電話注文しているだけで、着信元は西野のママ。

「え!? じゃあ あのまま西野の携帯持って帰ったの~~!??」

しかし疑問符・感嘆符の多いマンガです。
西野に道を尋ねていた男が、電話持って歩いているだけで真中にとってはショックな出来事となり、
せっかく手に入れた携帯を調べることもできなかったようです。

「…いや。もういい。なんか俺 西野とつきあってく自信なくなったし」
「それに俺…ホントに西野とつきあってんのかなあー」

見かねた大草は携帯を返すことを提案。さらに西野は携帯を見られて怒る女か否か見極めることを提案します。

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「で 話ってなにかな?」
「淳平くんが2組に顔出してくれたのって初めてだよねっ なんか嬉しいなあ」
クラスの男子たちの殺気立った雰囲気の中、西野を廊下に連れ出し、ちょっと心理テストを行います。

「例えば目の前に『秘密』って書かれている宝箱があったら開ける?」
「ううん 開けない」「だって秘密なんだよね。気になんないわけじゃないけどそーゆーのってよくないじゃん?」「自分が秘密の宝箱持ってたら絶対誰にも見られたくないと思うし それにそーゆーこと自分がされたらそいつのこと絶対許さないもん!!」

ますます泥沼・・・

悩んだ末に真中の向かった先は屋上。

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重い鉄の扉を開けた先には風に髪なぶらせる「いちごパンツの女の子」・・・

「え・・・!?」
真中の見間違いです。いたのはおさげの東城。
「真中くん! 誰がきたのかと思っちゃった」

真中に元気がないのを悟った東城は
「何悩んでるの? あたしでよければ話聞くから」

西野の携帯を持ち出してしまったことを話した真中。
「これあたしが拾ったことにすれば 自然な流れでしょ」

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「あたしは・・・いいの どうせ西野さんと面識ないしこれで真中くんが受験勉強に集中できるなら」

真中にとって東城の存在って都合のいい女・・・?
そして東城もそういう形で真中とのつながりを保っている・・・?

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そして、東城と西野。ふたりはここにきて初めての対面。
今回の話のクライマックスはこのページだけ、真中と付き合っている女の子。真中のことを想う女の子。
ここにきてようやく東西対決のスタートラインにたつ。
(私感では対決という言葉はふさわしくない。ふたりは真中の優柔不断に踊らされてしまった被害者である。)








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[ 2005/07/23 07:38 ] いちご100% | TB(0) | CM(0)

いちご100% 第4話 「電話できないッ!!」 

西野の番号をもらっておきながら最後の番号を押す勇気の出ない真中。
いくじなし。
昔と違って携帯なんですから親が電話に出る事も無いだろうに。
そもそも電話していいものか、そして何を話すのか、悩む真中。

真中はいつしか夢の中へ。
西野がスカートはかずに出てくる都合のいい夢です。

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「淳平くん いちごのパンツ好きなんだよね?」
「だから見せてあげたくて・・・」

そして母親に起こされる・・・。
「早く起きてヨダレまみれの顔あらっておいで」
「なんだこの黒いのは 俺の顔が汚れてたのか?」

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「今日はさすがに電話しなくちゃね」
とメモを手にとって愕然。 
電話番号のメモがヨダレでにじんで読めないなんて!

『どうしよう』

なんだよこの展開は。今回はギャグですか。
番号なんてもう一度聞けばいいのに。
素直にヨダレで汚しちゃったと言って謝ればいいのに。
しかし西野はそんなこと知らないから

「家に帰ってからでもふたりで話すこと可能だもんね 
 んじゃあたし家こっちだから またあとでね!」

少しだけ遠回りで「電話しろよ」って言ってます。

「そうだリダイヤル! 最後の数字以外の番号ならあれでわかるじゃん」

・・・発信してしてないとリダイヤル残らないんじゃないんですか。
私の知りうる限りではリダイヤルは番号押しただけじゃ残らないはずですが。

真中のアイデアもむなしく、リダイヤルは母親によって米屋の番号と入れ替えられてしまいました。

私はあまりよく知らないのですが家庭の電話って、携帯のように履歴がいくつか残るのではないでしょうか。
面倒だな。
ダイヤル式の黒電話にしとけばこんなことでウダウダ言わないのに。

『終わった』

自宅の電話にかけて素直に謝っても嫌われる関係なんでしょうか。
意思疎通がはかれていないなぁ。
このまま大人になったらいかんぜ。

結局電話しないで翌朝、東城と勉強会。
西野の番号が分からず勉強に身が入らない。
「東城、携帯って持ってる?」
「うん。本当は校則違反なんだけど、
 弟が持っていけってうるさくて、 
 あたしの身に何かあったら大変だからって・・・」
「もしも、もしもさあ、携帯の番号教えてくれっつったら教えてくれる」
「え!?」

「・・・はい。これがあたしの番号」
教えちゃうか 東城!?

この作者の上手いところなんですが、しぐさだけで感情をあらわす巧みさ。
目元。
目つき。
頬。
首の傾げ方。
効果線。
トーン。

決定的な言葉を使うことなく表現できることは芝居でも見ているようです。

東城の腕をつかみ携帯にはその端末の番号が登録されていることを知る真中。

上手く西野の携帯を手にすることが出来たら・・・。
って何するつもりだ。そっちのほうが嫌われるぞ。

「真中くん痛い・・・っ」
「あっ。ごめ・・・」

番号を教えたことや腕をつかまれたことに照れている東城なのに。

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・・・なんかこれってすごく女の子らしい反応かも

とそこまでわかっているのに。真中自身『ドキッ』としているくせに。

(何考えてんだ俺には西野がいるっつーのに)
「や やっぱ今はいいや。俺が携帯買ったら また番号教えてくれよな」

真中にとって東城は一緒に映画を作りたい人。
あくまで友達であって東城の気持ちはわかるわけありません。

しかしこの、複雑な気持ち入り混じった東城の顔と『こくん』とうなずくしぐさ。

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・・・見ているこっちも赤くなりそうです。 

そういえば東城の気持ちもまだ明らかにされてはいません。
あくまで読者に含みを持たせるだけのあいまいなものです。

第1話ラスト。
水道で顔を洗う東城。
『あの物語の最後すべての戦いが終わって疲れ果てた体で主人公が帰ったところは美しい王女のもとでなく同じ志を持った女のこのところだったのよ・・・』
『・・・ラスト変えようかな』
これだけです。

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女の子の乙女チックな反応を妄想し走り出す真中に一撃。
「誰かさんの家には 電話ないのかなぁーっ」

だから自宅に電話いれりゃいいのに。
そこへ大草君が助け舟を出してくれます。
「真中! 故障してたおまえん家の電話直った?」
「それと西野さんさっき2組の担任がキミを探してたよ。
 ほら真中バッグ持っててやれよ!」

大草は機転(詐欺)で西野を職員室へと走らせその隙にカバンから携帯を抜き出した。
「西野の番号もメールものぞいちゃえよ」
「じゃ、西野が戻ってくる前に俺行くから」

しかし携帯触るのも初めての真中。
さっさと処理できず、ゲームとか立ち上げちゃってます。

「もーっ ムカつく~~!!」
嘘に気づいた西野が帰ってきました。
「わ゛~~~!!!!!」
ってあわて過ぎです真中。
そんなに「わーわー」やったらおかしいだろ。

「電話壊れてたならもっと早くそういえばいいのに! 誤解しちゃうじゃん バカだなー」

もっとバカなことを真中はしてしまいましたから!
どうする真中って感じで次回に続く

今回はギャグ的な内容だから説明いらないんだけど、微妙な感情が見え隠れするところが大好きだから
東城に時間かけちゃいました。







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[ 2005/07/19 01:16 ] いちご100% | TB(0) | CM(0)

いちご100% 第3話 「教えてあげる」 

春まだ遠いその年の冬。
中学3年生は受験生である。
入学試験まであまり時間が無いその日の放課後。

「はい真中くん これ」
東城は漢字の読み書き一覧表を真中に手渡す。

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「もう入試まで時間ないけどその漢字覚えればなんとかなると思うから・・・。なんて余計なお世話だった・・・?」

ちょっと照れている東城が可愛いですね。
そこへ。

「淳平くぅ~~ん!! おーい帰るよー 早く支度しろーっ!」
西野がクラスまで迎えにきます。

「ゴメン西野今行く! 東城プリントありがとな」

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二人の後姿を見て肩を落としため息をつく東城。
この作者の上手いところはこういった心理描写です。
寂しげな目とか効果的なトーンの使い方。東城に同情したくなります。

それを見ていた小宮山・大草の恋愛分析。
「真中ってさあ 
 西野よりも東城とつきあったほうがいいんじゃないかって
 俺 おもうんだ」
「あ そっか東城と真中をくっつければつかさちゃんは・・・」
「でもそれ案外難しいと思うよ 
 あーゆータイプって男を信用してないってゆーか 
 恋愛にかなり慎重っぽいもん」

「てゆーか真中と東城が似合うっていうんじゃなくて 
 真中が西野とつきあうのに無理があるってカンジなんだよね」

大草の声は作者の代弁でしょう。
真中のどこがいいのか。
やさしいところ。
面白いところ。
母性本能をくすぐるのでしょうか。
同性のオレにはわからん。

そして真中に対する陰険な嫌がらせがはじまります。
靴の中に画鋲・・・。
古い。しかし真中は嫌がらせとは気づかない。

帰り道。
ガチガチに緊張した真中は西野との弾んだ会話が出来なくて困っている。

だってふたりの共通する趣味とか話題ってあるのか?

余談だが真中はサッカー部でベンチウォーマーだったことを語っています。 
「ねえ キミはあたしに聞いてみたいこととかないわけ・・・?」
「あるある もちろんあるよぉ~~」
といいつつも浮かぶものは、中学生の煩悩。

上目遣いでにらむ西野も可愛いです。
好きな芸能人は歌丸師匠や木久蔵師匠で 携帯の着メロは笑点・・・。
ちょっとズレ加減をだしていますが、個人的にはいただけません。
普通に言って欲しいところです。

携帯がなりました。誰からかメールがきたようです。
「えっマジ ごめん急に用事が出来ちゃった 
 あたし走って帰るからそれじゃここでバイバーイ」
パンツが見えそうなくらいスカートをひらひらさせて走り去っていく西野。

やらしいことを考えていたのを見透かされて去っていったと考える真中。 

後を追いかけて角を曲がったとき真中の目に映る光景は・・・。
オトナの男が西野に声をかけている。
そして西野も楽しそうに笑って受け答えしている。
「今のダレ!?」
真中被害妄想進行中。

『西野はあの男と秘密の恋愛をしていて、俺はただのカモフラージュ・・・』

ただ道を尋ねてきた通りすがりのオトコじゃないですか。
おまけにメールの差出人は西野ママ。
チェリーパイ出来たから早く帰ってらっしゃいなんて・・・。
まったく意思の疎通が出来ていません。

「一緒に食べない?」 
なんて発想は無いんでしょうか。
いったいこんなもどかしい展開がこの先何回続くのでしょうか。
家に帰ったと思えば風呂にも入らずベッドの上でまだ被害妄想中です。

ようやく起き上がったかと思えば東城の手作りプリントに感動を覚える真中。

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『東城っていいヤツだよな・・・ 
 見た目は地味だけど 
 俺、東城といる一緒にいる時間がすごく好きかも』
西野の前では緊張して何も話せない。
東城の前なら平気。うらやましい悩みです。がんばれ中学生。

以前書きましたが私はこの東城にど真ん中ストライクです。
タレ眉毛で三つ編みお下げの黒ぶちメガネ。
最高です。

舞台は東城家。
「ねーちゃん メロンあるから食べないかって母ちゃん呼んでっけど」
「うん・・・今はいらない」
「ふーん なあ姉ちゃん」
「なあに正太郎 きゃ」
「いいかげんこんなダサい眼鏡外せよ」

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もう読者にはすでにわかっていることなのですが、改めて確認。
いちごパンツの女の子は東城です。
眼鏡外して髪おろしたら別人なんです。
かなり無理のある話しですが、
周りのみんなはこの事実を知らないのでしょう。
いまのところ正太郎だけの秘密です。(親は知ってるだろ?)

翌日になってもまだ真中は落ち込んでいます。
はやく受験モードに切り替えてください。
下足箱前で小宮山・大草と出会います。
「おはよう今日は早いじゃん あれ それ俺の上ばき」
「話は外でしよう ちょっと来いよ真中」
上ばきの中に画鋲・・・。昨日より多い。
「イヤガラセって ・・・俺別に恨まれるようなことしてねーもん」
「鈍感だなぁ これ見ろよ真中」

怨 オレたちのつかさちゃんをかえせ!

『真中みたいなパッとしないつまらんオトコに盗られたら
 そりゃあヤツら怒るに決まってるよね』

失意の真中はいちごパンツの女の子を捜すことを決意しますが
「おはよー 昨日はごめんねぇ 昨日キミに渡しそびれちゃった」
西野は家族しか知らない携帯番号を真中に伝えます。

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『女の子って本当によくわかんない生き物です』

「ねぇ西野さんなんであんなヤツと・・・」
「うるさいなぁ あっち行って!」
取り巻く男たちを突き放す西野。
本当によくわかんないです。
西野の気持ちが謎です。
真中のどこがいいのでしょう。
そしていつその件について触れてくるのでしょう。








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[ 2005/07/17 12:31 ] いちご100% | TB(0) | CM(0)

いちご100% 第2話 「そういうつもり?」 

いちごパンツの女の子にまだ後ろ髪引かれている真中。

「わからない・・・。この学校で彼女に該当する女子は 
 西野以外に考えられないはずなのに・・・」

バカな奴です。
現実をよく見て欲しい。
西野以外にもいたってことを・・・。
まぁいいや、しばらく悩んでくださいよ。
そこへ西野が現実に引き戻します。

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「こら淳平!! さっきから何ブツブツ言ってんの!?」

「まるでほかのこと考えているみたい あたしのこと好きっていったくせに」

ひゃー。いきなり呼び捨てですよ。
それもこんなに顔近づけて・・・。
そりゃ鼓動も高鳴るでしょうよ。
よそのブログ管理者の皆さまも『西野 つかさ』で盛り上がるでしょうよ。
ただゴメン。
俺はまだ昔の自分から脱却できていない・・・。
なんとなく苦手意識が出てしまう。
西野ゴメン。
君に罪は無いんだ。
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「ほら、立って」 と手を差し出す西野。
引っ張りあげたあとのステディな握り方。
女の子に慣れていない真中には刺激が強すぎだよな。息も荒くなるって。

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「ね そこの公園寄っていい?」

空想癖・妄想癖。
映画のイメージ作りの練習といえば聞こえはいいが、やはり中学生の妄想だよな。
公園における恋人たちの行動は、ベンチで愛を語るのみにあらず。
手を握ってキスして押し倒すなんて論外だろ。

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しかし、何気ない妄想はさておいて
そんな中リップを塗る西野の絵柄は生唾飲むよね。
すごくおいしそうだもの。(何が?)

「あたしさぁ 冷静になって考えてみるとキミのことよく知らないんだよな。つーか正直ゆーとキミの勢いに押されて OK出したってカンジ?」

こんな前振りでは真中じゃなくても動揺します。
結局一緒の高校受験してって言葉が出てきて安心するんですが。

「同じ高校に行けばキミのこともっとわかるし思い出もたくさん作れるし」

しかし受験先は朝八時まで寝ていられるからという理由で芯愛高校。
と西野は勝手に決めてしまいます。
真中にしてみれば自分の夢である『映画作る人』になるために泉坂高校に行きたい。
しかし自分の夢を簡単に話せません。
笑われるのが怖くて違う言葉でオブラートにくるんでしまいます。

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「すっげーくだらないことなんだけどさ 
 どうしてもそこでやりたいことがあるんだ」

これが真中のふたりに対する考え方の違いです。
東城には話せて、西野には話せない。
なぜか夢を笑われるかもしれないから・・・。
交際ってそんなに格好をつけなければいけないのでしょうか? 
恋愛初体験の真中よ、もっと肩の力抜けよ。大草に相談しろ。

結局、西野も懸垂告白よりもおもしろいことを期待して泉坂へ行くことで話がつきました。

その夜、勉強の支度をしながら思い出します。
「あ でも西野はいちごパンツの女の子じゃないんだっけ」
「ううん 西野だって全然オッケー!」

といちごパンツはいている西野の姿を妄想する。
謎の少女よりも現実を大切にしたい。
気持ちわからなくも無い。でもね。

「東城もいれば夢のほうももっと上手くいくのに・・・」 
それはないだろ、真中。

翌日から猛勉強に励むふたり。
ふたりが付き合っていることはもう広まっていた。
真中のどこがいいのか? 
それは俺も聞きたいです。
そんな雑音から逃げるように図書室に行く真中。そこで東城と出会います。

「そーゆー場合は関係代名詞を使うんでしょ?」

自然すぎる入り方です。頭良いな東城。セールス話法みたいな入り方です。

西野と泉坂高校に行くことを話す真中。
東城のこの雰囲気切ないですね。
女心は難解です。
それでも東城は真中のために勉強を見てあげると言い出します。

「あたし 真中君が作る映画見てみたいから・・・」

そこで椅子からころげ落ちてしまいます。(なぜ?)
なんと東城もいちごパンツをはいていた・・・。

「・・・て 東城があの幻の女の子のワケないか」

真中って映画作る人になりたい割には、自分が置かれている立場を客観的に見れないよな。
推理力も足りないし。
まぁもっともそういうチョンボがないと話が進まないしね。
少し甘く見ておくよ。







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[ 2005/07/17 12:25 ] いちご100% | TB(0) | CM(0)

いちご100% 第1話 「いちご注意報!!」 

『立入禁止のチェーンを超えて、
 残り18段の階段を昇った先にある重たいドアを開けたなら、
 そこにはこの町最高の風景が・・・』

と真中淳平が屋上に出た瞬間。

目の前をいちごパンツをはいた女の子が降ってきた・・・。

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唐突な出会い。

屋上に残されたノートには同じクラスの女の子の名前があった。

『東城 綾』

クラスの男子の記憶にも残らないほどの地味な女の子。
一目見て、昨日見たいちごパンツの女の子ではないと真中は決め付ける。


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ちなみに。
注さん的にはストライクゾーンど真ん中です。
こういう子が学生時代から好きでしたよ。

地味な上にこのスカート丈は危険です。

そんななか小宮山が推論を展開。

『真中が見たのって2組の西野つかさじゃねぇの?』 

髪がセミロングで3年の上履きで可愛いコだから。
という理由で推測したのはいいですが、
真中が西野の顔を知らない上に小宮山・大草のふたりに
どのようにいちごパンツの女の子を
説明したのかも分からないうえで決め付けるのは時期尚早です。

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「違うんだよ俺の場合は好きとか嫌いじゃなくて 
 ただあのコのパンツがめくれる瞬間をビデオに収めたいだけなんだ!」

スカートでもパンツでもいいや。
基本的に女子に興味の無い真中が
そんなものをビデオに収めて芸術ということにまとめるのが問題ありです。
中学生の抑えきれない性への衝動ということで解釈しておくことにします。

エロという言葉で小宮山ともめる真中。
そこへ学年一のアイドル『西野つかさ』が割り込んできます。

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「コラコラコラ! 
 突然の告白気持ちはありがたいんだけどぉー 
 ここは廊下!! 告白するならもっと人目につかないところでしろ!」

東城とは対照的な西野。
基本スタンスとして女の子はみんな可愛いと主張する私ですが、
第一印象の好みだけで言うと
東城よりボール2つ分外角よりのストライクです。

それは私が学生時代地味だったせいです。

こういうタイプに慣れていないんです。西野に罪はありません。


「やっぱあの女だと思う!! 
 髪形は違うけど
 あいつスカートめくれてもパンツ隠さねーよーなタイプっぽいもん」

たしかに可愛いんだけど昨日のコとはあきらかに違うだろ。
髪型が髪色が。
まして今日はいてるのがいちごパンツだからってそれだけで・・・。


つかさに一撃で振られた小宮山は提案する。
「おまえも告れ。おまえも告って俺みたいにふられてみろ!!」
大草も煽る。
「西野のパンツを撮りたいんなら彼氏にでもならねーとそんなカッコ撮らせてくれねーぜ?」

「よっしゃ! 俺の野望のためにもひとつやってみっか!」

その夜、勉強もせず告白の方法を考える真中。
ふられる事を怖れ行き詰まります。
そこに東城の数学のノートが目に入る。

「絶対見ないで!!」 という約束をしたものの
「・・・許せ東城」 とノートの中身を見てしまう。


翌日。

真中は東城の手を引き屋上に連れて行く。
「東城 驚いた! おまえってスゴイんだな」
「マジ感動した! すげー才能あるよ おまえ!!」
中身はファンタジー小説だったようだ。
真中の手からノートを奪い取り、下を向き恥らう。
「ありがちな話なのよ 文章も幼稚だし・・・」
「単なる自己満足よ。受験勉強からの逃避にすぎないわ・・・」

「そんなこと言うなよ」
「俺のことまで否定された気になる」
そして真中は、『映画を作る人』になりたいと自分の夢を語る。

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ノートを読んで浮かんだイメージを詳細に語り始める。

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「な? 見えるだろ? 東城」
「うん 見える気がする・・・」
目元に光る涙と頬の染まり具合がすごく印象的です。
名シーンのひとつです。
自分の夢を語り、相手の夢を尊重し・・・
こういった話し合いは少年誌らしく実に素敵です。

その後、進路について話し合い、小説の続きに触れます。

「主人公の恋の行方も気になるんだよね。主人公は同じ目的をもつ機織娘と美しいお姫様とどっちを選ぶんだろ・・・」

そこから話は恋愛の相談に移り 告白の話しになるのですが。
女に興味の無い真中、デリカシーのかけらも無くひどい事を口走ります。

「東城に告るわけじゃないんだって! ほら2組に西野つかさっているだ  ろ・・・」

「運動しながら告白したら、カッコイイし緊張もほぐれるよ」と冗談で答えるのが精一杯な東城。真中の後姿を追う複雑な顔がたまりません。

告白する方法にドキドキする真中。
大草の言うとおり真中はまだ子供なんです。
恋愛は10年早いんです。
女の子の微妙な気持ちなんて理解できないんです。
だからこの物語は長くなってしまうんです。


そしていよいよ告白。真中は鉄棒の前に西野を呼び出します。
小宮山・大草。そしてなぜか東城が見守る中。
いちご100%最大の山場。懸垂告白。

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「好きだあああっ 
 西野つかさちゃん!! 
 お・・・っ 
 俺とつきあってくださ・・・っっっ」

大爆笑でOKする西野、泣き出す小宮山、驚く大草。
そして髪がほどけたのを気にせず走り去る東城。


ここで真中は西野の背後を走り去るいちごパンツの女のコを目撃!
大変だ。西野つかさはいちごパンツの女のコではない!
そのうえ、いちごパンツ=東城とも気づいていない。

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水道で顔を洗う東城。

『あの物語の最後すべての戦いが終わって疲れ果てた体で主人公が帰ったところは美しい王女のもとでなく同じ志を持った女のこのところだったよ・・・』

『・・・ラスト変えようかな』

いちごパンツの女の子の行く先に後ろ髪引かれる真中。
そんなこと知るよしも無い西野。

この物語はこんな気持ちや事実のすれ違いからあわただしく始まりました。
それなりの伏線と微妙な勘違いと、それぞれの複雑な気持ちを秘めて。








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[ 2005/07/17 01:22 ] いちご100% | TB(0) | CM(0)

『いちご100%』 レビュー開始宣言 

いよいよ最終話の足音が聞こえつつあります。「その日」「Xデー」は近いです。
この夏でいよいよ、最終話を迎えるのでしょう。
様々なホームページやブログなどでいろいろな形で紹介されている『いちご100%』ですが、
私はこの作品が好きです。

最初はパンツマンガだと思って軽視していた節がありますが、
ようやくシリアスな部分に入り毎週、私を楽しませてくれます。

私がこの物語と出会ったのは昨年の冬。
忘年会と称してしたたかに飲んだ日に酔いを覚ますために何気なく入った漫喫。
フリードリンクとタバコで酔いを覚ましながら何気なく手にとったのがジャンプでした。
学生時代に少し『I's』を読んだだけでそれ以来のご無沙汰でした。
なんか可愛い女の子を描いているなというのがきっかけで、棚を探して単行本をブースに持ち込んだのです。
が、いかんせん私は飲み過ぎていました。話が頭に入らず気がつけば寝てしまいました。

それから月日は流れ初夏。七夕と称してまたしても深酒を喰らった私は漫喫へ。
競馬の予想をするために新聞をとり、ドリンク片手にブースへと戻るところに、
あの日、酔いつぶれて未読だった作品を発見したのです。
以前延滞料金で痛い目にあった私は、あらかじめ泊まりに切り替えてゆっくりと読み進めました。
なんと16冊一気読み。 疲れました。酔いが抜けたころには明け方…。
その後ジャンプのバックナンバーを探してきてだいたい前後がつながったところで数時間寝させていただきました。

それからです。いちご100%をこっそり楽しむ自分と出会ったのは。
あちこちのネットやブログ・掲示板を見てテレビ放送されていたことを知り。
オリジナルアニメがあることを知り。
とうとう自分でブログ立ち上げる始末。

そもそもなんでこんなにイレこんだかというと
真中くんたち映研の活動を読みながら、自分たちの学生時代がフラッシュバックしたからです。
私は高校時代に『モノ』を作る部活に所属していました。
あいにく完成まではたどり着けなかったものの、何かを作る道程でのやりとり。
友人とのあの貴重で楽しい日々の時間群。 出会った先輩後輩そして女の子たち…。

その甘酸っぱい思い出が『3年目の嵐泉祭』とリアルタイムで甦り、
ますます目が放せなくなった本編を追いかけ始めたのです。
そして昔の自分達の姿を投影しながら。懐かしみながら。今日を迎えたのです。

そんな私はこの作品の現在進行形を追いかけるのではなく、
第一話から、もう一度おさらいという作業をしてみたくなりました。
結構長い作業になりそうですが、時間をかけてやってみたいと思います。
こういったジャンルのマンガでは久々に、私の胸の中を甘酸っぱく、そして苦いものが駆け抜けていきました…。
その私の体験を、皆さんにも伝えてあげたいと思いここにレビュー開始を宣言いたします。

(コミック買ったほうが早いという意見は置いといて…。)
この夜私は、遥か長く時間のかかりそうな道程にむかって、ひとり踏み出すのである。

【註・この記事は2005年7月17日の記事と2005年8月2日の記事をひとつに修正・補稿したものである】
[ 2005/07/17 01:19 ] いちご100% | TB(1) | CM(5)
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