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アニメ版 いちご100% 第01話 「幻のいちごパンツ」 

ひさかたぶりの沈黙を破り、いちごレビュー再開である。
それも今回はアニメ版。

どうやらこのアニメ版では30分通して1話というわけではなく15分で1話とするようだ。

また。コミック版のレビューは完全にネタバレであったが、今回は簡単にストーリーを追っていきたい。


原作第1話のネタばれはこちら



OPアニメは別記事に編集しました。


『立入禁止のチェーンを超えて 
残り18段の階段を昇った先にある 
鉄のドアを開けると、その先には…。
そう。この町で最高の景色がある…』


t_itigo-anime01-006.jpg
東城との出会いのシーンである。


『きれいだったな。夕日に照らされて…。スカートがめくれて…。
いちごパンツだった。』


本来モノローグであるべき妄想を
そのまま口に出すあたり、真中はやっぱりバカです。



そして残されたノートを頼りに、昨日の女の子であるはずの東城に会う。


t_itigo-anime01-007.jpg
しかしそこにいた女の子は昨日の女の子とは全然違う地味な娘だった。


また声がイイッ。
さすが能登さんです。
注さん的にはもうこれ以外の東城の声は考えられない。




t_itigo-anime01-008.jpg
そんなかわいい女の子はこの学校では、
西野つかさしかいないだろってことで騒いでいたところに西野がやってくる。


「あたしの今日のパンツはいちご模様。
 あんまりエッチなことばっか考えんなよな!」


そのあと、真中は昨日の女の子は西野だと断定する。
髪型も声も全然違うってのに、どうしてわかんねーんだろう。


「髪形は違うけど、いちごパンツはいてるって言ってたし…。」


それが根拠かよっ!!



このあと、東城のノートを読んで東城の才能を褒め称えるシーンがあるのだが簡単にながす。

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初めて自分を認めてくれた男性に恋心を持ってしまった東城。

惚れた女の弱さである。
これはあきらかに経験値の問題である。





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そしてこの物語のクライマックスシーン
地響きを立てながら鉄棒に走りこみ、懸垂告白する真中。


俺のこの熱い懸垂で、西野の鋼鉄の心を動かしてやるっ!!

 
このモノローグがバカすぎて笑いを誘う。


「好きだーーーっ。
 西野つかさちゃんーーーっ!! 
 俺と付き合ってくださーーーい!!」



t_itigo-anime01-011.jpg
信じられないことだが、この告白が西野の心を揺さぶったらしい。

爆笑しながら西野つかさは答える。
「アハハハハハハ。いいよ。君となら」


t_itigo-anime01-012.jpg

マンガならではのサプライズである。


っつーか。マジありえないですから。











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↑こちらは1~4話まで収録



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↑こちらは1話~12話まで収録
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[ 2006/07/31 23:48 ] いちご100% | TB(0) | CM(4)

人気便乗♪ 谷川流 『涼宮ハルヒの憂鬱』 

以前。過去記事の中で
ライトノベルを読みたいと触れたものの結局消してしまった記事がある。


『このライトノベルがすごい! 2005』において
2004年度読者ランキング1位ということと
今回アニメ化にともない爆発的人気を得たこの作品はかなり気になっていた。


もともと注さん的にはいつかは読んでいる小説のレビューしようと思っていた
だが思った以上にいちごに時間をかけすぎたために一時はお蔵入りになりかけたのだ


今回ようやく時間が出来たので貯めていたアニメと小説を同時並行で鑑賞して書いてみました。


★ネタバレはしません。  

★一段落つき次第アニメも紹介していきます。




商品の説明 (Amazonより抜粋)

出版社/著者からの内容紹介

第8回スニーカー大賞〈大賞〉受賞作、登場!
校内一の変人・涼宮ハルヒが結成したSOS団(世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団)。
ただ者でない団員を従えた彼女には、本人も知らない重大な秘密があった!?
第8回スニーカー大賞〈大賞〉受賞作登場!

内容(「BOOK」データベースより)

「ただの人間には興味ありません。
この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」。
入学早々、ぶっ飛んだ挨拶をかましてくれた涼宮ハルヒ。
そんなSF小説じゃあるまいし…と誰でも思うよな。俺も思ったよ。
だけどハルヒは心の底から真剣だったんだ。それに気づいたときには俺の日常は、もうすでに超常になっていた―。
第8回スニーカー大賞大賞受賞作。
ビミョーに非日常系学園ストーリー!


商品の詳細

文庫: 307ページ
出版社: 角川書店 (2003/06)
ASIN: 4044292019




概略というか感想というか


「東中学出身、涼宮ハルヒ」

ここまでは普通だった。
真後ろの席を身体をよじって見るのもおっくうなので俺は前を向いたまま、その涼やかな声を聞いた。

「ただの人間には興味ありません。
この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」

さすがに振り向いたね。




高校に入学した日、最初のホームルームでの自己紹介の風景なのだが
これだけで『涼宮ハルヒ』という女の子がどんな娘か端的に理解できた。

このセリフから実生活とはビミョーにかけ離れた非日常の物語であるということを
冒頭11ページ目にして改めて強調されたのである。



そしてハルヒは非日常的な存在を追い求め、
超常的存在を探すためのクラブ 

『世界を
 大いに盛り上げるための
 涼宮ハルヒの団』 

略してSOS団を結成。

●活動拠点として文芸部の部室と部員である『長門有希』をSOS団にとりこみ。

●「萌えでロリっぽいキャラ」がおかしな事件が起こるような物語には必要という理由で『朝比奈みくる』を巻き込み。

●5月中旬という中途半端な時期に転校してくるのは、高確率で謎の転校生。という理由から連れてこられた『古泉一樹』

●自己紹介のあと涼宮ハルヒに声をかけてしまったがために巻き込まれた。語り手の『キョン』

涼宮ハルヒを含む、このメンバーをもってSOS団は発足した。



「入るのは別にいいんですが」
転校生の古泉一樹は落ち着いた笑みを絶やさずに言った。

「何をするクラブなんですか?」

(―中略)

「教えるわ。SOS団の活動内容、それは、」
大きく息を吸い、演出効果のつもりかセリフを溜めに溜めて、そしてハルヒは驚くべき真相を吐いた。

「宇宙人や未来人や超能力者を探し出して一緒に遊ぶことよ!」

全世界が停止したかと思われた。
というのは嘘で、俺は単に「やっぱりか」と思っただけだった。

しかし残りの三人はそうもいかなかったようだ。




ハルヒの何気なく口にしたこの一言が
のちにキョンをとりまく環境に大きな影響を及ぼすことになろうとは

今のところ、涼宮ハルヒは何も知らなかった。


注さん的にはかなりツボです





涼宮ハルヒの憂鬱 涼宮ハルヒの憂鬱
谷川 流 (2003/06)
角川書店
この商品の詳細を見る
[ 2006/07/22 21:26 ] 書籍紹介 | TB(0) | CM(1)

いちご100% 番外編 ~京都初恋物語~  

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とびら絵は白のタートルネックセーターに緑のチェック柄のミニスカートの美鈴


当時赤丸についてた煽り文は 『京都 初めてがあたしを染める』 

フツーこんな書かれたらイケナイ想像しちゃいません? 
俺だけ?

ところが内容は美鈴メインの健全なステキな物語でした。



朝。
携帯の目覚ましが目覚めを誘う。


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「ん~~っ。もう朝ぁ~~?」
目が覚めたらそこは今まで住んでいた部屋ではなくて、京都のとある下宿先。


無防備な腰つきと、パジャマ姿にちょっとだけ反応。


まだ引っ越してきて間もない様子で、
引越し荷物の段ボール箱が片付いていない。


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「あ…。あっ。あっ。あ…」
このなにげにかわいい美鈴に撃沈した。


「そうだあたし京都に住んでたんだっけ…」


外村美鈴18歳 
私は大学進学のため今年の春から 
4年間京都での生活を始めることになりました。


新歓のサークルの勧誘にもみくちゃにされてたけど、
美鈴の目的のサークルはただひとつ。

『映研』

高校生活の大半を過ごしたあの思い出を大学でも味わいたくて。


「絶対映研に入るんだ」


そして映研新入生歓迎コンパの席上。
新入生の中で一番人気だった美鈴が加わったことで盛り上がる映研の面々。
「で、美鈴ちゃん。どーゆー映画が好きなん?」


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「あっ何でも… とりあえず先輩達が撮った映画が観たいです!」


この発言に場が静まり返る。
この映研は自主映画を撮らないで映画感想を述べる場だったのである。


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店を出て橋の上で落ち込む美鈴

「大学の映研って言えば普通は自主制作映画作るだろ 
 あたしはいろんな作品やいろんな才能に触れて
 自分もいろんな知識吸収したかったのに…」


ふと真中のことを思い出す美鈴。
今、思えば真中先輩はすごいや。
高1の時に自分達で映研を作ったんだもんね。

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口先ばっかりのあたしには そんな力ない。
美鈴が正直に自分を語る数少ないシーンです。




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「はあ…」
大きな溜め息をつき、
気がつけば隣にも大きな溜め息をついていた男がいた。

「ちゃうねん…俺が求めてたサークル活動はあんなんやなくて。もっと…こう…」



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映研のコンパから抜けてきた仲間だと思い込み、
大学生の映研のあり方を論じかけた美鈴だが、


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その男はマンガ研究会のコンパから抜けてきたようだった。


女の子ばっか嬉々として描く男性に抵抗ある美鈴。
どうやらマン研のコンパもそんな感じだったらしく、

男は自分のマンガ読んでもらおうとして持ってきたものの
そんな気になれず店を飛び出してきたらしいのだ。


t_168-10.jpg
「じゃあそれあたしが読んであげる」


ちょうどその時、映研の先輩達が美鈴の様子を見に外に出てきたので、
見つかる前にその男の手を引き走り出す。
「やばっ ほら行くわよ」
「え? え?」


t_168-11.jpg
「いーから早く!!」


ほんの軽いキモチだった…。
予定もあいてしまったし…。
暇だったから。


初めてマンガを見てもらう男。
文学部の美鈴が指導してあげようということで、喫茶店で読み始めた。


t_168-12.jpg
しかし読んでいくうちに…。 


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引き込まれる。
目が次のページを追う。


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こんな感覚 東城先輩の脚本読んだとき以来…。


「で どないでした…?」


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「感動しました…」
深々と頭を下げる美鈴。
そんな様子に慌てふためく男。

辛口批評家の美鈴が人の作品をこんなに褒めることはない。
まして頭を下げるなんてこと本編では一度も見たことない。



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頼りなさげだった第一印象が100倍カッコよく見えた。


この男の子の顔見てて思ったんだけど。
西野の髪型に東城の顔を足してるよね。
このメガネが黒ぶちだったらおさげ東城の顔だよね。



喫茶店からの帰り道。
「大丈夫絶対才能あるって!」
辛口評論家の美鈴の口からこんなにお褒めの言葉が出ています。
まして東城の脚本のような感覚を与えるのであれば相当のものなのでしょう。



その夜。気を利かしてわざと遠回りして美鈴を送ってくれた男。



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女の子の表情になる美鈴。
マンガが好きで描いている男。
映画が好きで夢に向かっている真中。
何かに夢中になって夢を追いかけている姿が、とてもきらめいて見えた。

自分も真中のようにビデオカメラを買って頑張ることを決意した。




それからしばらくたって

内場。


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「美鈴 なんやのあの人」
「…同じサークルの仲間…かな?」
このビミョーな間が読者をくすぐります。



美鈴のバイト先は最初に内場のマンガを読んだ喫茶店だった。

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マスターに内緒でこっそり一杯おごる美鈴。
まだビデオカメラは買えそうもないという話題から内場の作品を批評する。
出だしはいいんだけど練りが足りないと叱る美鈴。


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「あたし内場の才能買ってんだからさ」
「あっ バイト終わるまでここで描いてるから!」


思い過ごしだろうか 
遅番の時はいつも彼があたしのバイト終わるまで待ってる理由は 
夜道、またあたしを送ってくれるためだって…
内場といると楽しい 
こんな前向きで明るい気持ちになれたのは久しぶり…


そんな日の帰り道
京都だけあって着物来た人とすれ違うふたり。
「さすが京都 普通の日でも着物着る人いるんだねえ」
「うん」


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そのまま内場は着物女性をずっと目で追っている。
『まだ見てる! あーゆーのが好みなワケ?』
嫉妬する美鈴。


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その美鈴を不意に抱き寄せる内場。
「車 来とるで…」
まさしくはねられかけた美鈴だが、こんなシチュエーションないだろ…。


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不意に抱かれた背中。

ビクッ
美鈴のカラダも鼓動も一瞬だけ止まる。
「あ…えと… ちゃんと前見なアカンって…」
内場も緊張した。この瞬間ふたりの距離が急速に縮む…。



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下宿でシャワーを浴びる美鈴。
背中が熱い…
あんなことでドキッとするなんて…
ただ話が合ってちょっと尊敬できる奴ってだけなのに…



内場…



恋愛感情の芽生えは突然にやってくる。
全然意識していなかった異性が突然カッコよく見える瞬間。
なにげなく触れられた背中に戸惑う日。



そして季節は夏を迎えた。
キャンパス内でもイイ女と呼び声の高い美鈴。
最近ますます色っぽくなってきたようで、そんな話を木陰から聞いていた内場。


そしていつもの喫茶店での製作作業。
「作業進んでる? 
 もう夏休みだし本場描き始めないと締切りに間に合わないよ? 
 賞金200万は絶対いただくんだからねっ」

そんな日常の会話に内場が言う



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「今度の土曜日花火大会あるんやけど見に行かへん…?」


『こ…これってデート!?』


あわててさつきの料亭に駆け込む美鈴。
「例の物用意できてます!?」


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久しぶりのさつきの登場なんですがわずか3コマだけ。
さつきの扱いひどくないですか?
京都の料亭に行ったのも最終回の同窓会のためだけの役割っぽいし…。
そもそも女将っていうイメージのキャラでもなかったし…。



そして花火大会当日。
待ちぼうけしている内場。
「どないしたんやろ。今までこんなに時間遅れたことあらへんのに…」


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そこへ現れた美鈴。
一瞬目を奪われた内場。
「ほな 行こか」
と目を背けて歩き出してしまう。



えっ…。取り残される美鈴。


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「ねえ あ あたし あそこの抹茶ソフト食べたいなぁ」
それでも内場はまだ背中を向けたままだ。


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「はよ行こうや 
 俺花火のシーン描きとおて参考に今日ここまで来ただけやねんから」



凍りつく美鈴。



…何よソレ
結局内場は あたしより自分のマンガが大事…?
なのにあたし一人だけ浮かれて
北大路先輩からわざわざ浴衣借りて 
髪も上げて…


t_168-30.jpg
バカみたい

目にうっすらと涙を浮かべて、来た道を走り出す美鈴。

振り向いた内場は慌てて追いかける。
「美鈴さん!!」





別に内場なんていなくていいよ
マンガだって映画だって一人で作れるし
ちょっと横で内場の才能を見てたかっただけ…

走りづらい浴衣。
何でこんなの着てきたんだっけ…

いつか内場が着物の女の人に見とれていたから…
あたしにも見とれてほしくって
そんな理由で浴衣着てたんだ…。


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「美鈴さん!!」
「アンタは花火見てればいーじゃない…」
「…何怒ってんの…?」
「怒ってなんかない!」


「一緒に花火見ようや! せっかくここまで来たんやし…」


ひとことええか。
やっぱ、内場の態度がアカンて。
美鈴が傷つくのも当然や。
なんも言わんとプイと脇向いたら不安になるやろ。

なんや。ここのコメント、エセ関西弁になっとるわ。




「悪かったとは思ってる」

美鈴にはきっと他にも花火に誘ってくれるいい男がいると思う

けれどマンガの取材を口実に連れ出したんだ。



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「マンガの賞獲るまで言わんとこ思とったけど
 俺…俺 
 美鈴さんのこと
 ホンマゆーと初めてマンガ見てくれた時から
 す…っ 好きやから…」


遠くで花火が鳴っている。
うつむく内場。


内場の告白に美鈴の返事はもっとおしゃれなものだった。



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「証拠がないから信じない!
 あ、あたしは、内場に褒めてもらいたくて浴衣を着てきました!
 内場は? 内場はあたしのこと好きだってどう証明するの!?」


しばらく考えて美鈴に向かって一歩踏み込む内場。
「なっ 何!?」


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さらに顔を近づける内場

「ちょっと。たんまたんまたんま~~っ!!」
「せ、せやかてこれが恋愛マンガなら 
 ここで熱い抱擁と、キッ。くっくっ、口づけかなと思たんやけど
 ちゃいますか? 美鈴カントク!!」
「そそそ、そうね確かにそうかもね 
 けど心の準備が、あ、あたしこーゆーのってはじめてで!」

「安心してください俺も初めてですからっ」
「じゃあ失敗したとしてもあいこだね」
「ハイ…てゆーか失敗ってどんなんです?」


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「わかんない…から どんなキスでも正解…かな?」



・゚・(つД`)・゚・

ワーン。
美鈴がぁぁぁぁぁ。
あのクールな美鈴が。
恋をしてるぅぅぅぅぅ。

・゚・(つД`)・゚・





それから三年後…

泉坂高校映研同窓会に出席すべく身支度を急ぐ様子の美鈴。


t_168-36.jpg
ドアにつけられた表札…。



なんじゃこりゃぁぁぁぁぁ!?

キ・キ・キ・キタ━━━同棲━━━(゚∀゚)━━━生活━━━!!!!





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あたしはコイツと一緒に暮らしていて
少し照れくさい毎日を過ごしている
ずっとこんな日が続けばいいと思いながら…









21歳になった美鈴。
マンガ家としてこれから頑張っている様子の内場と同棲生活を送っている。


もしこれが東城の後日談だったら…。
きっと注さんへこんで。読みきれなかったと思う。


美鈴ちゃん。
おめでとう。
また一人、大人になって旅立っていってしまったよ。








この記事の原作はこちらまで



[ 2006/07/18 01:13 ] いちご100% | TB(2) | CM(3)

我が家にペットがやってきた。 『ハムスターと暮らそう!』 

この記事はかなりプライベートな話になるので
最初、書く必要ないと思っていましたが書くことにしました。


今月、注さんの娘が5歳の誕生日を迎えました。
毎年誕生日とクリスマスにはおもちゃを買い与えていましたが
嫁さんと話し合った結果。
「そろそろ命の勉強をさせるのはどうだろう」という話になり、
一人で面倒の見ることのできる生き物を飼ってあげようという結論になりました。


そこで5歳の女の子が愛着をもって育てて上げられる生き物をペットショップまで見に行きました。
その場で決めるのもアレなんでとりあえず参考までと見に行ったら大変だった。

犬。
猫。
鳥。
魚。
昆虫。
両生類。
爬虫類。いるわいるわ…。最近は色んな動物売ってるんだな。


嫁さんは昔、柴犬を飼っていたようで一時間近く柴犬のケースの前で戯れて
可愛さについてレクチャーを始めだし。

娘は猫のケースの前で「かわいーね。かわいーね」「おーい。猫。猫」と呼びかけだす。


実は嫁さんがペット欲しかったからという理由で連れ出されたことに気付いた。


残念ながら今の住居は契約上こういった類が飼えない。
だからおとなしいペットがいいと主張したのだが全然聞いてもらえず…。


だからといって10万円を越える犬や猫は簡単には買えません。


家に帰って頭を冷やしていろいろ考えていた矢先。
娘の友達が飼っているハムスターが子供を産んだからもらって欲しいとの連絡が入った。
これで決定。


そして今夜、生後20日のハムスターが来た。


娘はハムスターの名前を考えながら眠りについた。


注さんは今この本を読みながら、
結局は大人が動物の世話をする現実を考えながら
ハムスターの愛らしい行動にほほえんだりする。



率直に言おう。
ペットショップにおいて注さんの本命はジャンガリアンハムスターだったさ。










ハムスターと暮らそう!―たのしい飼い方・遊び方 ハムスターと暮らそう!―たのしい飼い方・遊び方
藤原 明 (2001/03)
高橋書店
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[ 2006/07/13 00:20 ] ペットについて | TB(0) | CM(0)

マンガの海を渡り切れ! 別冊宝島 『このマンガがすごい!』 

先に言っておきたいことがありました。

当ブログはマンガ専門ブログではなかったということ。

おもいっきりいちごのバレを書いていましたが
もともとは『本・雑誌』のカテゴリーに沿った内容としたかったのです


が、いつのまにか逸れてしまっています。


いや。逸れているというより最初からお構いなしだった。


となれば、徹底的にずれ込んで行こう、と開き直り。

注さんにとっては「マンガってこんなにいっぱい種類があるんだぜっ」という解説書めいた物を読みたかったのでこの本はかなり重宝している。


今から10年前の1996年5月初版だけに、さすがに鮮度はないが。
それでも過去の名作やいわゆる定番などをしっかり紹介してくれているし、大筋で内容を把握できるだけになお良しである。


『本書はマンガのガイドブックである。
 96年3月に発売されたコミックスは500余点。
 一日換算でおよそ16点ずつ出た計算である。
 これにマンガ文庫や書籍扱いの単行本が加わり、かつジャンルも増えた。
 こういう状態が続いているにもかかわらずマンガを読む際にきちんと役に立つガイドブックが発売されたことはなかった。

 厳選に厳選を重ねて収録したマンガタイトル1000点を83のジャンルに分けて紹介。』


なんかこの煽りだけで読みたい。
と思わせるには十分な本だったので思わず買っちゃいました。


古本屋の100円コーナーで。


だって注さん。妻子持ちのしがない三十オヤジだから…。
本はなるべく安く買えっていうのがモットーなんで。



 




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宝島社
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[ 2006/07/10 22:56 ] 書籍紹介 | TB(0) | CM(0)

こーゆーのを聴いてるっ! 倖田來未 『Someday』 

幕間狂言の記事に0510さんからコメント頂きました。

本当はもっと早くこの記事をアップしたかったのですが
なかなかゆっくりと書けなくてとうとうこのタイミングです。


この曲のイメージが西野のイメージにぴったりということで、
さっそくコメントいただいた翌日にレンタルに走りました。


いやいや。実に注さんが勉強不足だったかを思い知らされました。


倖田來未 『こうだ くみ』 って読めなかったんですよ・・・。

全然読めなかったものだから、文字に書いて嫁さんに見せたら大笑いされた。

「いまどき倖田來未を知らないアンタのほうが信じられない」って感じでしたよ。


「ああ。倖田來未さんね。キューティーハニーのおねえさんか!」 


などと言った日には


恥の上塗りだった・・・。








♪また出会ったら一緒に笑いあいたい
  そんな日が来るのを待っているからね 宝物だから・・・

 巡り巡る日々の意味はちゃんとあるんだね
 あなたとの出会いも そしてこれからもそう
 どうなるかはきっと誰かが決めるんじゃない
 自分で未来に向かって歩いていく

 何気ないあなたからの一言でそんなことでふたりは
 離れてしまったけれどもお互い今も強く想う

 赤く染まる私の鼻を可愛いと言う
 あなたに出会えて本当に嬉しく想う

 たくさんのあなたとのアルバム達もメールも
 大切な私の宝物だから・・・

 過ごした時間はそんなに長くはない
 けれどふたりの深さは計りきれない

 ただ過ぎ行く思い出そんな風に出来ない
 あなたとの時間は何にも変えられない

 いつかまたどこかで出会ったとしたならば
 笑顔で話せるようにいい恋をして 
 またいつか新しい私をみてほしい
 
 髪型を変えても気づいてくれなかったけど
 あなたに出会えて本当に嬉しく思う
 
 嫉妬しても怒らないで 抱きしめてくれてた
 そんな優しかった あなたでした・・・
 
 あなたと聴いた曲 あなたの香りも癖も
 あなたと見た空も あなたと歩いた道も

 また出会ったら一緒に笑いあいたい
 そんな日が来るのを 待っているからね





いちご書くときは大抵が80年代のなつかしのサウンドを聴きながらと
記事に書きましたが最近の音楽もなかなかいいものですね。


『あなたとの出会いも そしてこれからもそう
どうなるかはきっと誰かが決めるんじゃない
自分で未来に向かって歩いていく』


そう。
2000年代の女の子は進化しているのである。
女の子(ヒロイン)たちは男性に守られながら
その背後で両拳を口前に当ててキャーキャー言っている時代はもう過去の話なのだ。


ピーカブースタイルで悲鳴をあげる時代は終わったのである。


だから、そういった意味からいちごの話を考えると
東城は過去の時代の美女なのである。
昭和の女の子というイメージが抜けなかったといえる。
電柱の陰から愛しの男性を陰ながらじっと見ているくらい古いイメージを感じてしまう。


だからこそ、恋愛という積極的に攻めの姿勢を貫かなければ相手に気付いてさえもらえない戦いとなった場合。
このタイプでは非常に不利だ。


おさげ髪をやめて、黒ブチメガネを外したまではよかったのだ。
ただ、外見を変えただけでは内面までは変わらない。

徐々に時間をかけて東城は成長していくのだが、真中が鈍すぎてその努力は届かなかった。

そして1年次の冬に真中が西野と別れたことを知った東城の行動も全然遅かった。


対して西野は真中との出会いも積極的だった。
罰としてグラウンド走ってる真中の姿勢を見て、思わず大声で応援してしまったときのように
まるっきり現代的な女の子である。


「好きな人のために自分の人生合わせて生きていくのってつまんなくない?」
「あたしだって好きなことはしたいしチャンスはものにしたい」
中学卒業の時期にこの発言が出来る女の子もそうそういないと思います。



倖田來未さん。
ベストアルバム聴きたくなりましたね。





Someday / BoysGirls Someday / BoysGirls
倖田來未 (2006/02/22)
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
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[ 2006/07/08 23:26 ] 音楽紹介 | TB(0) | CM(0)

いちご100% 第167話 (最終話) 「選んだ未来」 

…真中たちが泉坂高校を去ってから、何年の月日が流れたのであろう。

泉坂高校映像研究部部室には、あの頃と似た風景が流れていた。



t_167-01.jpg

画面に映る東城を前に盛り上がる学生たち。

「5、6年前に泉坂入学してれば本物に会えたのにな。美人小説家。東城綾!!」


2年次と3年次の作品を見ながら、批評に盛り上がる学生たち。


1年次の作品についてはスルーされた…。
・゚・(つД`)・゚・




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「この3部作の監督って全部同じなんだっけ?」
「ああ…ケースに『監督、真中淳平』って書いてあるよ」

時代の流れを反映してビデオテープはDVDに変わっていた。

「今先輩たちって何してんだろうな…」
学生の視線の先には賞状。



t_167-03.jpg

そして映研を駆け抜けたメンバーの写真が壁に飾ってあった。




 迷いながら 
 つまづきながら
 夢に向かって
 恋をして

 今は進む
 それぞれの道

 いちご、終幕



ジャンプに連載されてたときのアオリ文です。

入学当時からいろいろと迷いながら突き進んできた3年間。
さまざまな夢を見て、恋の矢印も多方位に広がって。

ようやくひとつの形を見て最終話です。


もうあれこれ説明は要らないでしょう。









t_167-04.jpg

「おばんどす~~~。
 このたびは、はるばる京都のウチの店まで来てくれはって、おおきに~~~」


卒業式から何年たったのだろうか?

具体的な年数こそ今は描かれていないので推定できないが、
すっかり女将としてのあでやかさを醸し出すようになったさつき



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「そんなアヤシイ京都弁での挨拶はいいから、早く酒追加ーーーっ!!」
「いよっ 若女将! 着物姿が色っぽい!」
「さつきちゃんグッと大人っぽくなったよねぇ~」

卒業して数年が過ぎてもぜんぜん変わんねー面々とそのテンション。


注さん。
こーゆーノリが好きなんです。
しっかしこいつらなんにも変わってねーな…。



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「ちょっと! 
 この人気グラビアアイドル端本ちなみが一番乗りで
 他のメンバーが揃ってないってどーゆーことなのよぉっ!!
 タイトなスケジュール調整して京都まで来たのに~~~っ!!」



このあたり、結構気に入っているシーンです。
映研のメンバーが再び出会うというシーンがいい。
そして、今までぜんぜん出番減ってたメンバーがここぞとばかりに活躍してるのが楽しい。


高校時代からアイドルを自称するちなみが
こういうつながりで外村からのスカウトがあっても不思議はなかった。

ただ意外なのはマネージャーが小宮山ってことだけか。




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「みんな集まってるー?
 東城先輩、道に迷っちゃってさ。今、携帯で教えてあげたけど少し遅れると思う」


外村美鈴。
数年ぶりの再会にもかかわらずタメ口での登場。
高校のときとなんら変わってはいません。


そして外村ヒロシ。
妹を見て目が飛び出るほど驚いて
自分のプロダクションにスカウトしだすあたり最後までわけがわからん男である。


みんなが美鈴の変貌に驚いている中、さつきだけは驚かない。

美鈴は京都に住んでいてさつきとはよく会っているらしい。



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「それが聞いてよコイツがつきあってる男ってのがさーーっ」
「ちょっ。先輩それ秘密!!」
「美鈴ちゃんに男なんて嫌ーーッ!! 不潔ーーッ!!」


このさつきのなにげない発言。
これが後日伏線になります。全然スルーしてました。

ってか。全然読み飛ばしました。

だってここが最終回だから…。


甘かったです。まだまだ終わらなかったんです…。




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「…俺。軽くショック…」
「いいよねぇ。二十代は華やかな話題があって!」
「ままセンセイおひとつグッと」
「はは…。教え子が呑める年になるのって。なんか、ウレシイね」


こーゆー気遣いが高校生のころからできるのが、外村を気に入った理由。
それにしてもこのふたりの恋愛話とか読みたかったな。

もっと外村が自分の事語りだして、
目をさらしていたらそんな話もあっただけに…。
ここ掘り下げて欲しかったな。


うーん。しかしながら美鈴の彼氏。見てみたいですね。
どんな男性なのでしょう。




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「ごめんなさい遅くなっちゃって…」

この宴の主役。東城がやってきました。

なんか普通のお姉さんになってしまったかんじですが?
制服着ていた東城のほうが個人的にはよかったな…。



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この宴は、東城の直林賞受賞祝賀会。



あれから東城は、成長した。間違いなく成長した。



美鈴が髪を伸ばしたのはきっと東城の影響なんだろうな。
憧れの先輩を意識しているように注さんには見えます。


しかし、もうひとり肝心な人がまだ到着していない。


真中である。



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「お兄ちゃんたち真中先輩と遊んだりしてないの?」

「とっ。東城さんは最近真中と会ったりは…」

顔を赤くしつつも質問していくさつき。
最終回だけにさつきがすごく可愛く見えてしまいます。

「ううん! あたしも卒業以来全然―…」




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「よぉ、みんな。久し振り!!」

ここで遅れてやって来るあたり演出が小憎らしい。



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「悪い悪い遅くなって
 …あれ。もしかしてメシ食わずに待っててくれた?」


時が経てば人は変わる。
これは真中ですよね?
キャラが違います。
いまさらこれは反則だ。



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そんな真中の変わり身に絶句する男性陣およびさつき。

逆に女性陣はいたって驚いた様子がない…。




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「日雇いのバイトしながら金溜めてさ。世界中歩いてまわってきたんだ。
 去年はヨーロッパ今年はアフリカ…って。
 なんだか急にいろんな世界を見ておきたくなったんだ」

真中が大学に進学したのかは描かれないままスルー。
だが工事現場などでの仕事は映画撮影のために使われたようである。



「そのフィルムで賞獲って、今。角倉の事務所に誘われてんだよな」

新進気鋭の映画監督もここにきてようやく真中の腕を認めたのである。




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「なんだよ その不満そーな目は…」
「計算違いよ計算違い!! 
 あたし次に真中に会うときはとびきりキレイになってびっくりさせてやるつもりだったのに。
 逆に真中の方が…カッコよく…」



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「十分驚いてるよ、さつき。綺麗になったなって」
「その余裕ある言い方 気に入らなーーーい!!」

高校生の真中ではこんなセリフ言えないでしょう。
いつの間に覚えたんでしょうか。
知らないうちに大人になってしまった設定に注さんは取り残されています。



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そして卒業式以来の東城との再開。

「おめでとう」
「またデカイ賞獲ってホントさすがだよ東城は!」
「真中くんこそ受賞おめでとう」
「いや 俺のは東城の賞に比べりゃ全然知名度ないし…」



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「…世界旅して考えた。
 あのノートの小説どこでロケしたらぴったりかなって。
 やっぱほら、日本で足りるスケールじゃないじゃん。あのハナシ!
 何十年先のことになるかはわかんねーけど、
 俺があの映画作れるようになるまで待っててくれよな」






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「………」

「うん!」


「夢は。泉坂コンビで世界せーふくだね……!!」


世界せーふくと書いて『アカデミー賞』とルビをふる。

「東城先輩酔ってる!?」 とは誰のセリフでしょうか?


注さんの知っている東城は、もういません。
昔はこんなジョークさえ言えなかったのに。


いつの間にかすっかりふつーのお姉さんになってしまいました。


こういう風にキャラの成長を楽しむのも、このコミックの楽しみ方なのでしょう。

それにしてもこの酔った雰囲気の東城はかわいいです。
こんなに弾けた姿を見るのは初めてです。
時間が過ぎていい女に成長してくれて嬉しいです。まさに親の心境です。




こんなに可愛い東城。反則だぁ~~~!!






一人じゃこんなに果てしない夢を追い続けることはできなかった気がする



だけど みんながいたから


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東城がいたから―…



東城。いい女になってくれてありがとう。
この先のふたりの話が気になりますが
読者に先を想像させる終わり方としては秀作だと思います。


やっぱり。
女の子は笑ってくれてる方がいい。




!!━━━東城最後の━━━(゜∀゜)━━━笑顔キタ━━━!!













…そして
舞台はとある公園に切り替わる。



「約束15分前…か。
 少し早く来すぎたかも。
 …このカメラも、もう寿命かな」




高校入学の際に買ってもらった真中のビデオカメラ。
このカメラが真中の3年間を大きく彩った陰の主役である。



でも もうすぐ
もうすぐ会えるから…



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ファインダーの隅に映ったスカート。



真中はファインダーから眼を放しスカートの映った階段の上を見上げる。


なんか美形になってないか? 真中淳平…。



「えらい! 15分前行動!」

「…再開の第一声がそれ…?」

「…じゃあ。大人っぽくなったね淳平君」

「送った映画観てくれた?」

「うん。すごくいい作品だったよ」





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「それじゃ質問。白紙に戻した関係だけど、もう一度俺とつきあってくれますか」










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「………そうだね。もう一度あたしをワクワクさせてくれる……?」




そして━━━ヒロインの━━━(゜∀゜)━━━感動的対面━━━!!






階段を駆け上がる真中。





そして俺は





大好きな西野と共に





「あっ。やだちょっと……」





新たな未来を描いてゆく…




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きっとはにかんだ笑顔の西野。

きっと特上の笑顔で西野を抱き上げる真中。





この物語最高のラストカットは

いま確実にビデオカメラのファインダーのなかに収められた。












この記事の原作はこちらまで

いちご100% 19 (19) いちご100% 19 (19)
河下 水希 (2005/12/02)
集英社
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7月7日1時ちょうど。

いまようやく長かったこの物語の感想もどきが書き終わりました。


時間にして1年近くかけたこのブログの主題がここに終了しました。


いま、ひとり祝杯を上げながら、書いています。
かなり酔ってしまっています。
無事にアップできるでしょうか?
ここで記事消したりなんかしたら「今までなんだったのかぁーっ!!」と

大雨の降る外に飛び出し裸で踊りだしそうです。




去年の夏に最終話を迎えた『いちご100%』ですが、私はこの作品が大好きです。


今でもまだ大好きです。


初めて読んだときはラブなのかコメなのか、お色気重視なのかと思って全く軽視していました。

ですが全話読み終わったあとにメチャメチャ切ない気持ちにさせてくれました。



当時20代後半の注さんの気持ちの中には


『オッサンに片足突っ込んだ大人がいまさらこんなもん読んでてもいいものだろうか…。』 

ってのが正直ありました。



でも登場するヒロインたちのあまりにまっすぐな姿に感動してしまって以来。



ええい。恥も外聞もかまっていられるか。

俺は書きたいから、これを書くんだ。書いたんだ。

こーなったら、誰も見てなくても最終話まで書き上げてやる。



でも嫁さんには見られたくないな…。


と言う気持ちが強く強く起こり、今日まで書き上げました。


考えても見ればとんでもないマラソンでした。

途中何度か辞めてしまおうとも思いました。

自分のテンションを維持するために書いた競馬記事も結局は全部消してしまいました。

こんなグレーゾーンギリギリなブログを誰が見てくれるのだろうかなんて不安にもなりました。



マジで集英社からクレーム来たらどうしようなどとも考えました。



今考えればよく書き上げたよな…。自分で自分を褒めてあげたいくらいです。



でも、実際にはここを見てくれてコメントやトラバをくれた皆さんがいたからガンバレました。



実を言えば『いちごアニメ版』とか『いちごCDドラマ』とかも感想書きたいんですよね。

でも。いますぐには書けません。少しだけ休ませてください。



次回レビュー作品はまだ決めていませんが、とりあえず面白いものを書いてみたいと思います。






ありがとう。河下先生。

願わくば次回作はこの二番煎じをしないで頂きたいです。


河下先生の次回作をかなりかなり楽しみに待っています。



[ 2006/07/07 01:32 ] いちご100% | TB(2) | CM(24)

いちご100% 第166話 「さようなら。泉坂」 

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「だから!
 今日出席しなくていいから! 絶対学校来んなよな!!」


泉坂高校卒業式当日。
真中の脳裏には中学卒業時の悪夢がよぎったに違いない。


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「おめでとう!
 あんた。泉坂受かったのよぉ~~~っっ!!」

母親が式典に駆け込んできて、真中の高校合格を告げたシーン。
このあと卒業証書もろとも演台から転げ落ちた真中。


たしかにトラウマにならないわけではないが
こんなこともう一回やられたら母親とは疎遠になって当然である。



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扉絵。

とうとう、この日が来てしまった。
入学があれば当然、いつかは卒業する。

ヒロイン達が集う扉絵もこれが最後である。





3年前。中学生のとき。

すでに将来の夢を 映画を作る人になりたいとしていた真中にとって
泉坂高校の映像研究部に行くことは夢への第一歩であった。



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「東城さん。桜海学園受けなかったの!?」
「うん」

東城も泉坂を受けるという情報を聞き合格を決意する真中。
「そうだよ俺は!! 
 やりたいことがあるから泉坂高校に行きたいんだー!!」



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しかし入学試験での東城をみて
屋上で出会ったいちごパンツの女の子だったことが判明。
髪の毛おろして、メガネ外したらとんでもないほどの美少女だったなんて…。

結局。試験どころではなくなってしまい、真中はかろうじて補欠合格となる。



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「あたし。泉坂高校には進学しないの」

泉坂の合格発表の日に告げられた爆弾。

自分の人生を人に合わせて生きていくのはつまらない。
これが当時から確立されていた西野のスタイルである。



そんな高校進学までのシーンを振り返りつつも
卒業式はあっけなくも淡々と進んでいった。



『こないだ入学ばかりなのに…
 とまではさすがに思わねーけど、やっぱり、あっけない…
 こんな紙切れ一枚もらって、俺達どんどん押し出されていくんだ
 もう少し高校生でいたいなんて
 俺って、やっぱ。甘いのかな…』



式は淡々と進み、卒業生からの答辞となった。



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答辞を読んだのはなんと東城。
入学当時は引っ込み思案で恥ずかしがりやだった東城が。
卒業生代表として壇上にあがる…。


この事実に真中も一瞬驚かされた。



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「三年前の今頃。私はある夢を抱いてこの泉坂高校を受験しました」




だがさらに驚くのはこの答辞の内容である。



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「それは入学したら中学時代からの同級生と映画を作りたいということでした」


この答辞の滑り出しに、真中は動揺する。


当時。
真中は知っていたのか。
すっとぼけていたのか。
それともマジで知らなかったのか。

東城の当時の気持ちを集約しつつ、答辞と共に過去を振り返りたい。



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「そしたら。一緒に映画作ろうね…!」
真中が合格するか、わからないほどのあまりの試験の出来の悪さを
東城が勇気づけるための発言。

真中のつくる映画のためになにかをしたい…。

自分の小説を「すごい」といってくれた真中のために脚本を書き始めた東城。



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「しかし。生憎その夢を叶えられる部はすでに存在しておらず…」



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7年前はコンクールで賞をとっていた映研だが
いまはIT分野に力を入れたCGでの映像作品をメインに展開している部となっていた。

しかし真中としてはフィルム映像にこだわっていたのである。



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「作ろうよ!! あたしたちでこれよりもっと面白い作品作りましょう!」

映研がないという事実に落ち込んだ真中のために
真中が泉坂を受けるきっかけとなった7年前の泉坂映研映画フィルムを探してきた東城。

角倉の残した映画に対して、再び映画への創作熱が燃え上がった日。
この日が泉坂高校映像研究部のスタートである。



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「高校生の本分は本来なら勉強なのかもしれません。
 それでも私の三年間のすべてが
 映像研究部と…その仲間達と共にあったと心から思います。
 何もかもが手作りで、でもみんなで協力しあって―…」



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東城の答辞に3年間の映研活動が真中の脳裏にフラッシュバックする。



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東城の初めての脚本作品。
色気が足りないと外村が手を入れたために、露出度の強い作品となってしまった。
さつきのイメージビデオと言っても過言ではないであろう。

おまけに主演男優が小宮山というところで
果たして本気で撮った作品だったのだろうかという疑問は今でも残る。




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その映画の編集作業の途中。
ふたりの唇はたしかに、触れあった。

なにげない事故のはずであったが…。
なんでもないことと捉えることは出来なかった。



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「こないだみたいに、討論しあえる有能な後輩が欲しかったんじゃない?」

2年目。映画館で出会った辛口批評娘。外村美鈴の入部。
映研初年度作品を、脚本と主演女優だけで、なんとか見れると切り捨てた。



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その美鈴が2年目の作品の主演女優としてスカウトしたのは西野つかさだった。
東城の脚本を読みこんでスカウトしたものの、真中・東城・西野の関係など知らなかった。
ただ、純粋に西野のキャラクターなら映えると考えたのである。

そして、真中に対する恋心こそあれ。
いい作品を作りたいという気持ちは東城もまた然りであった。



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その撮影合宿初日の夜。
合宿所のロッジにたどり着けず、物置小屋で嵐を避けたふたり。

まるで三島由紀夫の『潮騒』 を彷彿とさせるシーンであったが。
そこは少年誌の限界である。

だが、後にも先にもこれ以上の接触はこのふたりにはなかった。



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そんな2年目の作品もノンフィクション映画の土俵の上では評価が低かった。
85作品中の15位の努力賞。
屋上で泣き出しかけた東城を支える真中。
「言っとくけど俺は、これからも東城と映画作るつもりだよ!?」
「俺は東城のストーリーで絶対いけるって思ってる!!」

このあと、美鈴・ちなみが屋上に上がってこなかったら
間違いなく東城の告白があっただけにつくづくタイミングの怖さを思い知った。




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そして高校生活最後の作品。
昭和初期。ヒロインは旧家の令嬢。
引っ込み思案だが優しい心の持主――

主演女優には東城が抜擢される。
今まで登場したヒロインの中でどう考えても東城だけしかこのイメージを伝えることが出来ないのである。


紆余曲折を経て、真中の夢のために勇気を振り絞って挑戦する。



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撮影合宿のさなか。
またしても接触事故から始まったキス。

ふたりの唇はたしかに、触れあった。



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もはや事故とはいえない…。
東城にとっては間違いなくキスだったのだ。
この事実をなんでもないことと捉えることは出来なかった。



しかし今の東城の真中への思いは依存であることを知ってしまう。
馴れ合いのままこの関係を続けていくことはふたりのためにならない。



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だが、思いは伝えたい。
東城は芝居を通して完璧なまでのアドリブで
脚本の筋を壊さずに自らの思いを重ね合わせた。

「あなたのことがずっとずっと好き……!」



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そして高校生活最後の文化祭の日。

夢が生まれ。夢が育まれた場所で。
その夢が終わろうとするその日。
今までふたりで築き上げてきた夢の最終日。
誰もいなくなった部室でただふたりきりの夜。



「…好きなの」


しかしながら東城の恋は実らなかった。


だが、それでも東城は
この泉坂高校での3年間の思い出をこう締めくくる。



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「この泉坂高校の自由な校風の中で過ごした3年間は、私の大切な宝物です…!」


東城は最後までいい女の子でした。

同じ志を持った仲間たちと映画を作り。
素敵な恋をした。
その恋は実らなかったけれど、彼女はこの経験を糧にさらなる飛翔のステップとした。


だから。
間違いなく幸福な高校生活という時間を過ごした。


そう願いたい。


そして今までの連載の中で最高の笑顔を見せる。



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中学生の時のオドオドしていた東城とこの東城が同一人物とは思えない。
すがすがしいまでの笑顔である。





真中の気持ちを走らせた東城の小説のエンディングがここであきらかになる。

真中に似た主人公は西野に似た王国の王女ではなく、
どこか東城に似た幼なじみの少女の元へ帰っていった…。


結局、あのあと東城の描いた物語は
東城個人の気持ちが先行した物ではなく、小説家として物語を完成させたのだ。


『俺が東城を選ばなかったこととは関係なく―…』



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最近テレビや雑誌の取材の絶えない東城。

中路賞作家18歳! 
綾タンの最後の制服姿
推定Fカップの文学的アイドル…。


このグラビア記事には注さんかなり笑わせてもらった。


「逃した魚はデッカイかもよ~?」

いや。違うんだ外村。

真中に振り回されずに、自分の一番望むべく道を東城は進めたのだ。

勉強の合い間に暇つぶしのように書いていた小説が
偶然にも真中によって才能を見出され、褒められ、自信を植え付けられて

とうとう、小説家として歩むことが出来たのだ。

真中と付き合っていたらまた全然違う人生を歩んでいたに違いない。



注さんにとってこの『いちご100%』 は東城の成長記であるととらえたい。




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そして部室にて
すでにビールの入っている黒川先生を中心に盛大に卒業記念パーティーが繰り広げられる。
文化祭の後、打ち上げらしい事ひとつしなかった映研としては今日ここでその機会をもつに至ったのだ。


ここで部員たちの進路がそれぞれ描かれる。


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まず外村ヒロシ。
全然勉強しているシーンが描かれなかったのに東大に合格を決めていた。
まったくもって意外性の男である。

さらには女性タレント限定の芸能プロダクションの設立まで視野に入っている。


結局。こいつの前髪が上がった姿は最後までなかった。
これで大草バリのいい男だったとかいうガチな設定もアリだったのにちょっと残念である。



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次に北大路さつき。
その外村プロダクション専属タレント第一号としてスカウトされたのだが

さつきの親戚は京都で120年の歴史をもつ料亭を経営している。
だが後継者がいないという事でさつきが立候補し女将になるというのである。


小宮山と真中は浪人生活…。

だが浪人の件に関しては何もしゃべらない真中。


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「けど角倉言ってたよ。
 俺を頼りにしないところは少しだけ見込みあるって」



…最終話への伏線か?




そして、仲間たちとも別れのときがせまっていた。

夕暮れに染まる校舎を眺めながら感慨にふける面々。



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「あたし。これからやれることたくさん頑張っていくから
 ―真中くんもまた素敵な映画作ってね…」


あの別れの日以来東城は変わった。
もう、自信なさげで臆病だった東城はどこにもいない。

もちろんもう二度とおさげでメガネ姿にはならないんだろう…。



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「もちろん! 待ってろよすぐ東城のとこまで追いついてみせるから」

「そのときはちゃんと東城先輩の原作で映画作ってくださいねっ!!」

「俺んとこの女優が主演で」

「映画の完成祝賀会。会場は北大路の料亭で決まりだな!」

「そしてまたみんなで会おう…!」


なんだよこの面々。
すげー楽しそうな別れのシーンじゃないかよっ…。


注さん何よりもこのシーンに感動してしまいました。










そして桜の花が散り行き、新緑の季節となった頃。
真中は工事現場で働いていた…。


心配する母親の意見を振り切る真中。


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「一応自分なりに考えあるんだ。
 迷惑かけねーからちょっとだけやりたいことやっていいかな…」










いよいよ次回で最終話です。
とうとうこのブログも今月の17日で一周年です。

とりあえずなんとしてでも全部書き上げて、ゆっくりしたい。



今回の話のなかに登場した東城の答辞を
全文想像して書き上げていただいたブログがありますので紹介いたします。



ねこぱんだのひとりごと 『泉坂高校の卒業式だから』



ねこぱんださんの想像力にただただ脱帽。
こんな答辞聞かされたら映研のメンバーは涙を流すしかないです。


注さんもちょっとホロリとさせられました。










この記事の原作はこちらまで

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河下 水希 (2005/12/02)
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[ 2006/07/05 03:30 ] いちご100% | TB(0) | CM(3)
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