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気がつけば皆さんのおかげです。2006年度『こーゆーの』総括。 

今年も一年、
『こーゆーのを読んでるッ!!』を御愛顧いただきまことにありがとうございます。


当ブログはFC2ブログランキングに登録しています。
いまどんなあたりにいるのかなってことでひさびさにランキング見たら



20061229103740.jpg



なんと7位。



クリックしていただきありがとうございます。
(12月29日 10時37分の時点。)



追記。
12月31日。10時50分の時点では6位。
ますます、ありがとうございます。




正直言って、このブログランキングには全然期待していなくて
注さん自身がクリック連打することでランキング順位が上がるんだろうな。などと考えていたため
『ホイホイ』による好き勝手に回るカウンタと同じであまりに関心がありませんでした。


事実最初は100位から150位と3桁あたりをうろついていて
全然予想通りであったため、ますます軽視。



ところが、ここ最近『夏色』の記事を公開してから
カウンタがやけに回るようになったので
アクセス解析とランキングチェックを行ったところ見つけた次第です。


一時的なものだろうとは思いますがちょっとうれしいですね。
でもウチのファンだという方からもいくつかコメントやメールいただき
そういった方にクリックして頂いていると思うとホントに励みになります。






しかし相変わらずウチは『秋色妄想日和』で来る方が多い。
12月になっても尚、400人近い方がこんな検索ワードで飛んでくる。

次点に『さつき』。
3位にようやく『こーゆーの』とブログタイトルが来る。

でもきっと少数意見全部集計したら『いちご』が1位に来るんだろうな。





さてカウンターも気がつけば20万ヒットを遥かに回っています。
もともとこの数はほとんどが『ブログホイホイ』からの巡回であり
実際にはこの10分の1くらいが実際にウチに来ていただいた方だと思っております。

だいたい、うちの記事目的で20万人もの方が来るわけがない。
ウチはそれほど魅力のあるブログではございません。

ですがこのカウンタはずっと貼り付けとこうと思います。
なんとなく、こけおどしってのがわかった上でカウンタを見ていると笑えます。





さてそろそろ今年を振り返りたいと思います。

今年は前半でかなり頑張りました。

原作レビューは
元旦から正月記事もそこそこに98話からスタートして7ヶ月後の七夕の深夜に167話終了。

今思い出してもかなりのパワーで突き進んだことに、自分で自分をほめてあげたい。
自分の記事ながら、嵐泉祭前後は何度読み直しても「スゲーなあ。」と当時の熱さに脱帽。

そのあとアニメに取り掛かろうとしたものの
あまりの作画のひどさにやる気を失いました。今後アニメの更新は停滞します。
書いたとしても、もっとおちゃらけた記事になるでしょう。


そして今日。
大晦日企画ということで『LAST TAKE』の記事を2本上げたことで、
とりあえず『いちご100%』に関連する記事はここまでにしようと思います。



『いーのだ』のたかすぃさんもいちごを卒業されたようですから
注さんもいつまでもイチゴにすがり付いていてはいけません。


ただし河下先生の新連載が始まったらすぐに食い付きます。
そのためにだけにスキャナ買いました(堕)



では今後どうしていくかというと。



今年、いちご記事以外には
遥か昔に流行した『ゲームブック』をとりあげたり
競馬の牧原騎手の結婚記事に昔話を重ねたり、おのろけ記事を書いたりしました。

いちご原作が終わったあとはかなり更新頻度も落ちて
アニメを書きつつ、ハムスターについて書いたり
最近聞いた曲を取り上げたり、その歌詞について触れたりと。多岐にわたりました。



2007年は今まで読んだ本を取り上げていこうと思います。
マンガのみならず、小説・ライトノベル・雑誌・新聞記事など。

注さんの本棚にはみかん箱20箱分の本があります。
学生時代から集めた、イヤ集まってしまったもので
引越しのたび、大掃除のたびに片付けたのですが減っては補充してとうとうこんなありさまです。
いいかげん減らさないと部屋が埋まってしまい話になりません。

嫁さんにも 「5.6箱捨ててもわかんないんじゃない?」と皮肉られては恐縮するよりありません。

そこでこのブログで紹介しつつ減らしていこうと思います。

おそらく、いや間違いなく競馬記事も再掲します。
競馬に興味ない方にはまったく役に立たない予想記事とかいろいろ書いていく予定です。



レビューしたい作品はいくつかあるので、月に何本か公開できたらと考えています。







さて、最後にこのサイトを紹介して終わろうと思います。


http://www.u-topia.ne.jp/ichigo100/pc.html


直リンするのもあれなんで、アドレスだけ記載しておきます。
各自、自己責任で飛んでください。






そして飛んだ先で、おもいきり笑って一年を締めてください。

…こんな締めでいいのか?





それではまた来年。 ごきげんよう!
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[ 2006/12/31 23:00 ] 雑記 | TB(0) | CM(6)

こーゆーのを聴いてるっ! 『ドラマCD いちご100% LAST TAKE-EAST SIDE』 

10月11月と更新が滞っていたのは、ひとえにこの大型記事のせいです。
いちごファンなら避けて通れない最後の神展開をあますところ無くドラマ化し
かつヒロイン視線から迫ったおそらく最後のいちご作品。

こんなの記事にしようと思ったら遅い筆がますます遅くなり申し訳ございません。


『Sumire Sugar』 のMihoさんのとこで 『私自身、彼女に学ぶこと、勇気付けられること、多かったです』と言う記事を見つけた頃にはすでに注さんドラマCDを買っていたんですよ。

感想書くのにものすごく時間かかってしまったんですけどね。


あの 『いーのだ』 のたかすぃさん然り

ウチのご意見番 『ねこぱんだ』 さん然り


こーゆー感じの感想を書かれてしまうと、興味をそそられるのが人間というもので…。

発売当時、競馬で勝ったら買うとかこのブログ使って公言していたにもかかわらず、とうとうこんなに遅くなってから購入いたしました。



正直。聴きたかった…。



告白から最終話までを。
いわゆる 『神展開』 のすべてを…。




ウチの過去記事より抜粋
>さてさて、今回のCDは大丈夫なのか?

絶対大丈夫です。ファンなら買って損はありません。さらに原作読みながら聴けば完璧です。


>フィギュアでつられて内容を軽くしてはいないか?

内容は申し分ありません。ってゆーか原作の中で説明不足だったものがいろいろ補完されていて充実しています。


>そしてなにより。あのいわゆる、『ネ申展開』を再現してくれるのか?

マジ。再現していました…。聴いたらわかる。おなかいっぱいです…。


>はっきり言おう両方合わせて一万円の価値は果たしてあるのか?

あります。ファンなら買ってください。



願わくばウチのアマゾンから…。








ウチのブログの柱。
「いちご100%」 
クライマックスは毎回毎回波乱必至で、最後の最後まで結末が読めない展開。

2005年の夏は、注さん自身かなり熱くなってこの作品を追いかけました。
2006年は目一杯この作品を紹介しました。




いったいこのとき東城はどんな気持ちだったのだろう…。

代弁者である注さんの解釈はこれでいいのか?

そんなジレンマもようやくここで解決することとなりました。




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東城の心の動きは、読み手それぞれの感覚に委ねられることが多く
こんなにわかりやすい東城は珍しいけど…。


本誌では描き切れなかった彼女の想い。全てがこのドラマCDで明かされます。


東城視点で構成された、「EAST SIDE」
西野視点で構成された、「WEST SIDE」

 
ヒロインたちそれぞれの、胸に秘めた想いをあなたも感じてください。


今回は、東城視点で構成された「EAST SIDE」を紹介します。







真中とのハッピーエンドを迎える事でこの物語は完結すると思っていた。
ふたりのそれぞれの才能が遺憾なく発揮され、「世界せーふく」をするものだと信じて疑わなかった。


だが残念ながら、その希望はかなわなかった。


河下先生がコミック19巻の巻末コメントに「当初は東城がハッピーエンドのハズだった」と記している通り、

わずかなタイミングで東城はそれを逃してしまった。
だが、そんな恋愛の難しさを体験し成長の糧にした彼女こそ、この物語の本当の主人公といえる。


残念ながら恋に敗れてしまった東城。
けれどその恋の結末は、またその結末に至るまでのプロセスは、涙なしでは…聴けません。

両方聴いて思ったのですが、東城編の方が追加エピソードが多いと感じます。

言葉数少なく、表情だけで語る東城らしく補完する部分はかなりあったと推測されます。



それではそろそろ、本編を追っていきましょう。





オープニング  ~切なさフルスロットル。


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「……私は
 勇気がなくて臆病で
 いつもこの想いを心の底へとしまいこんでいて
 
 伝えなきゃ何も始まらないのはわかってます。
 でないとこの関係が一生変わらないことも
 
 でも、口にしたら全部が泡のように消えてしまいそうで
 怖くて…
 私は今のままでも十分に幸せだから。
 
 でも…」



遠くに波の音を響かせながら、出だしから全開。




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「でも。
 あなたが好き。
 あなたのことがずっとずっと好き……!」


東城役の声優、能登さんの声が
ピンポイントで注さんの脳髄を刺激しまくる。

完全に心を奪われた…。 
すげーよ。この初っ端の引き込み



告白のあと。大きな波音まで入っていてマニア心をくすぐりまくる。



『告白。
 生まれて初めてのココロからの告白だった。

 彼はきっと、あたしがただ役のセリフを言っただけとしか思ってないはず。

 でも、あの時あたしは重ねていたんだと思う。
 映画の中であたしが演じたヒロインと、
 あたしが描いたストーリーのあたしが望む夢の世界と。

 愛する人と結ばれたい…。

 ただ…夢の中だけでもいいから。』


出だしから徹底した切なさ全開な告白と独白からスタートする「EAST SIDE」。






試写会  ~こぼした涙の重さ。


「先輩! 勇気を出して。 もう1度映画のあのセリフ・・・」


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尊敬できる東城のために、ふたりだけの試写会をお膳立てした美鈴。


東城の真中への気持ちを知っているから。
ならば東城の念願を叶えてあげたい。

ささやかな美鈴なりの気遣いだった。


ふたりきりの試写会。
誰も邪魔は入らない。
ふたりが作り上げた高校最後の作品をバックに、再度東城が映画のセリフと同じ告白をする。



これ以上ない完璧な告白シチュエーションとなるはずだった。



…だった。



「東城。どう? この映画…」

「…あぁ。今のシーンすごくきれい」

スクリーンは、 ふたりの思いが詰まりに詰まった結晶を流し続けていく。



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「高校最後の年に…。東城のこと撮れて本当に良かった」



映画が進むにつれ、告白シーンが近づくにつれ、東城の気持ちは弾みだす。


そして東城から動く。


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「真中くん…。
 真中くんは一緒にラブサンクチュアリ。参加する人いる…の…?」


ふたりが創り上げた夢の結晶を前に

そして近づくべくクライマックスシーンを前に東城の気持ちはあふれ出た。



だが真中の答えなんてまったく想像していなかった。




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「いるよ」

「えっ!?」

「西野と出る。俺達またつきあってんだ」



その直後、スクリーンの東城は告白する。



「でもあなたが好き。あなたのことがずっとずっと好き…!」



東城が伝えたかった言葉はスクリーンの中の東城が伝えた。

だが、今となっては、その演出さえ意味をなさなかった。

真中が西野のことを、好きなことは知っていた。
だが、実際の東城はそれでも好きだなんてとても言えなかった…。



皮肉にも、真中がこの演出に気付いたかどうかさえ怪しい。



・・・(つд`)
言葉が出ねぇ。



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告げられることなくただ一瞬で儚く消えた想い。

とめどなくこぼれ落ちる涙。


真中ひとりだけがこの涙の意味を知らない。


「…なんでも…ないよ。
 …その…。映画に感動して。
 …ごめんね。ホント。気にしないで…」



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なにげに門のそばで東城の告白の結果を心配し待っていた美鈴。



その美鈴の胸に飛び込む東城。
突然の東城の涙の意味さえわからない美鈴。



・・・・゚・(つД`)・゚・
涙しか出ねぇ。






嵐泉祭  ~姉弟の掛け合いが一服の清涼剤。


東城とその弟の正太郎との掛け合いはかなり好き。
美形のクセしてシスコン全開の弟。

こんな姉弟の掛け合いはナイだろう。ってことを平気で言い合う様子が大好きです。


たとえば冒頭
嵐泉祭に行くことにノリ気でない東城に、正太郎がいきなりかます。

「カワイイ服、着て来いよ。綾…」

「…ば。バカ!! アンタ実の姉になんて…」




なかでも文化祭の時でのやり取りは秀逸。


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「いつも迷惑かけてんだろ。しょーがねーなー」

「こっ。校内で保護者ぶるのやめてってば…」



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「ちっ。ちがう。ちがーう!! 
 弟なの弟! ごめんなさい。バカなの、この子!!」

「バカってなんだよ」

「いいから。アンタはしゃべらないで!」



原作で読んでも、思わずニヤリとさせられてしまう。
このふたりのやり取りを声で聞くとよりテンポよくおもしろい。


このやり取りは「WEST」「EAST」共に収録されてるので必聴です。


しかし、いつまでも姉弟漫才ばかりしているわけではない。
文化祭からの帰り道。正太郎は言う。


「ねーちゃん。
 ちょっと遅くなったけど。あの映画の感想言っていい?
 海辺での告白シーン…。
 ねーちゃん。アレ。本気で言ってんだろ?
 中学のときから、ねーちゃんが好きな男ってアイツだったんだな」


よっしゃ。
言ったれ、正太郎!!


「ねーちゃん。あの男のことは忘れろよな。だってアイツ彼女いるじゃん。
 美人だし性格もよさそーなコだったし…。
 いくらねーちゃんでも相手がわりぃよ。
大体あんなボケたような面した男。
 きっとねーちゃんの気持ちにだって気付いてねぇんだぜ!

 …まあ。自分の気持ち告れねぇ、ねーちゃんもねーちゃんだけどよ。
 それとも何? 告られんの待ってんの? 
彼女がいる男から? 部活ももうねーのに?」


弟に言われて、改めて夢が終わりを告げたことを自覚する東城。


『そうだ…もう部活はないんだ。
 
 真中くんの夢がたくさん詰まった映像研究部。
 
 あたしの夢も。あたしの思いも。もう…。もう…』



原作ではここ!



ここから先は過去記事の焼きなおしになるけどもう一度書く。


あたしの夢も。
あたしの想いも。

すべてが色褪せ消えてしまう前に。


…会いたい。


『あなたに会いたい』


…あなたにまだ話していないことがあるの。

今までどうしても言えなくて。

でも。

このままあなたを失いたくなくて。

あたしは。

ずっとあたしは…。





そして彼女は運命への扉をみずから開く。



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扉の先には…真中がいた。
夢が生まれ。
夢が育まれた場所で。
そして今夜。
その夢が終わろうとした頃…ふたりは再会する。


「何か忘れ物でもしたのか?」



「…忘れ物。 うん忘れ物かも!」



…しかし。
いざとなると足がすくむ…。
はずかしさのあまり東城は扉を閉めてしまう…。



これが同時に運命の扉さえ閉じてしまうことになるなど、東城には知るよしもない。



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「お願い。開けないで。このまま聞いて…っ」

「いいけど…。なんで?」

「かっ、顔見たら、また、何も言えなくなっちゃうから…」

「え…。顔見たら言えないこと…って」



そして東城の想いがあふれだす…。



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「…好きなの」




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「中学のあの日から、ずっと、ずっと…」




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告白後の沈黙。
CDではこの間およそ数秒。
しかし、まったくの無音というわけにもいかないようで
とても4年間の想いをかみしめているようにはとらえられなかったところが少々残念ではあった。


その数秒間の間に注さんは
この告白の現場を再度言葉にするのがつらくなりました。
だからダイジェストにします。


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だから。なんで東城が謝るんだよーっ!(怒)

だから。なんで東城が…。

ウワーン・゚・(つД`)・゚・・゚・(つД`)・゚・ウワーン
ウワーン・゚・(つД`)・゚・・゚・(つД`)・゚・ウワーン
ウワーン・゚・(つД`)・゚・・゚・(つД`)・゚・ウワーン
ウワーン・゚・(つД`)・゚・・゚・(つД`)・゚・ウワーン



ここのあたりは当時の熱い想いとともに  ここ読んでください!




前半部分で力入れすぎた。
ちょっとここらでクールダウン。





消せない炎


東城の告白は残念な結果に終わってしまったが、
それによって東城の魅力が損なわれたわけではない。


むしろますます魅力度増大。


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このシーンもここに盛り込まれている。


こういった東城の魅力について、このトラックでは注さん独断でピックアップしていく。



真中に頼らずひとりで頑張っていこうと決意する東城であったが、まだ心は揺れていた。

そしてその迷いからスランプに陥った。


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だが東城は気付いてしまった。
自身の小説を書く原動力。



それは自分の好きなひとのため。



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この恋が実ることはないかもしれないけれど
それでもあたしたちはやっぱりつながっている…よね?


「好き」という気持ちを伝えた東城だけに、もうその気持ちを隠さなくてもいいという開放感。



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どうしよう…。
なぐさめてあげたい。

…あたしが、真中くんを。



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このあたりから東城が積極的。

そしてこれが真中への思いの布石となる。



キス未遂事件
ここは原作のままだからスルー。



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天地くんがどれだけあたしのためを思ってくれているかはわかる。

わかるけど、でも…。

でも…。

真中くん。

あたしはあなたのことしか…。



この天地によるキス未遂事件が
東城の心に大きな動きをもたらしたことなど。 まだ知らなかった。





家庭教師  ~ただひとり真実を知るキスと抱擁


真中との距離間を微妙な位置で保ち続ける東城。

真中の力になりたいと願いながら過ごす日々。

そんな時に突如、真中の家庭教師の話が唯からもたらされる。
真中に会える口実が出来た東城は、それを受けてしまう。



真中くんの力になれることがこんなにうれしい…。

やっぱりごまかせない…。

わたしは真中くんを…。




そして。
眠ってしまった真中とのふたりきり。

この千載一遇の機に東城は罪を犯してしまう。



そんな真中の寝顔を見ているうちに、東城の脳裏に天地との悪夢が甦った。

「…やだ。なんで天地くんのこと思い出したんだろ」


だがこの瞬間。 東城の中で何かが動き出す。
それは今まで誰にも見せたことのない一面。

それは野生。
もしくは本能。


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「真中くんがいい。初めての人は真中くんがいい」



この行為がいけないことであるのは知っている。

この気持ちは持ってはいけないものであることも知っている。


だけど…。

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「それ以上もう何も望まないから。だから…」


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「神様…。許して――…」


言葉を胸に秘め、真中と唇を重ねる東城。
ふたりの他に誰もいない部屋。
そしてこの事実を知っているのは東城ただひとり…。


だが東城は、寝ぼけていた真中に押し倒されてしまう…。


抱擁シーンなどはここを参照


…うそ。

真中くん。わたしに。

真中くん。わたしに覆い被さって。。。

…あつい。

真中くんの体…。

こんなに熱くて。。。



欲しかった温もり。


それは東城にとって離す事なんて出来ない、背徳のぬくもりであった。


たとえ、自分が西野と勘違いされてしまっていても。



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『今はこのままで―――』





「あたしから」  ~・゚・(つД`)・゚・ すべての東城ファン必聴。 ・゚・(つД`)・゚・


だが抱擁の現場を唯に見られてしまっていた。


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それを裏付けたのは…唯からの電話だった。


原作には無かったシーン。
唯が東城に告げた事。


その内容を伏せたことが読者を大いに混乱させた。


電話の内容が一切わからず次のシーンを迎えたとき、
読者は突然に清算を叩きつけられたのかと、おおいに身構えてしまったほどである。


だがここで東城と唯の間でどんな会話がなされたのかが明らかになる。


泣きながら東城に話す唯。
唯のみんなのことを思う純粋さに…東城はひとり決断する。




これはあたしの恋。
あたしがちゃんと終わらせなくちゃ…。





雪降る公園で話を切り出したのは、覚悟を決めた東城だった。



詳しくはここで 第163話「あたしから」



「じゃあ、詳しく話すね」

唯が見たのは、真中が東城の上に覆い被さっていたこと。
そして東城も真中の背中に手をまわしていたこと。


それは事実。


だが、そのときキスはしていなかった。 

真中からキスをしてはいない。

ただその前に自分からキスをした。


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「キス……。 あたしから、真中くんに」


本来ならこんなこと誰にも言うつもりはなかった。


だが…。
東城は清算しなければならなかった…。



自分が、真中への想いを引きずることで

真中も、そしてまわりの人も傷つけてしまう。

だから決意する。



この恋を終わらせる事を。





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「勝手なことして怒ってたらごめんなさい…。
けどもうあたし何も望まないから、
こんなことで想いが満たされたってわけじゃないけど。
あたしは…やっと前に進める気がするから
真中くんを好きだったことも、結局、思いは実らなかったことも全部に感謝できるよ。
 あたしの中の様々な感情を真中くんのお陰で知ることができたから」



このあとから東城の声が涙声になっていくあたり、能登さん天才です。



そして立ち上がり、別れを切り出す。


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「……じゃあ。唯ちゃんを責めないであげてね」


こんな瞬間でも笑顔で去っていく東城。



去っていく東城の背に呼びかけようとした真中だが、言葉は嗚咽となる。

「東城…。…ッ!」


『振り返っちゃダメ…。もう振り返っちゃ…』


「東城…。俺…」


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真中はベンチに崩れ落ち、声を殺し泣いた。


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東城も真中への気持ちを断ち切るために傘を握り締めながら涙をこぼした。



こうして東城の恋愛は終わった。


・゚・(つД`)・゚・ 「…東城。すげぇよ」



だが、ファンの心をえぐるのはこのあとだった。



東城はその後、部屋に戻り号泣する。


思わずもらい泣きしてしまうようなこのシーン。
悲痛な泣き声が胸に刺さります。


これでよかったんだ。

これで…。

でも痛い。

…胸が痛いよ。




これですべての清算は済んだ…。



いや、まだひとつ終わっていなかった。

一つの物語がまだ未完のままだった。

それは、ノート。

原作では翌日2月14日に、真中の家に届けられたノート。

東城はそれをどんな気持ちを含めて送ったのか。

原作には全く描かれなかったそのシーンが今明かされます。





扉の向こうで心配する正太郎に投げつけたノートの束。



その中に混じっていたノート。


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中学の時に、その数学のノートに綴った物語は、まだ完結していなかった。




今なら書ける。

ううん。書かないと。

ずっと書けないでいた…この小説の本当のラストを。

ここにあたしの想いの全てを込めるんだ。

この小説があたしの恋の始まりで、終わりになるんだから。








望んで手に入れられなかった真中との未来図。

その淡く儚い夢を、朝までかけて東城は書き綴る。

また、あのときみたいに真中に読んでもらいたい。

その一心で未完の物語を埋めていく…。





東城の想いの全てがこれで…補完されたと思います。





その後は…。
まだもう少し東城のいいところがあるんですが、蛇足になるんでこのあたりにしたいと思います。

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もちろんこのシーンも収録されてます。










あとがき 「EAST SIDE」を聞き終えて。また書き終えて。

なんだかんだ足掛け2ヵ月かけて、ここまでたどり着きました。

東城ファンとしてこのドラマCDは必聴です。
ものすごい感動に包まれてそれだけでおなかいっぱいです。


正直この作品だけは文章にしたくないと思いました。


原作読むだけでも大きな感動を与えてくれたのに。
それが「音声」というものに変わってもなお、ここまで心に響くとは。

セリフや行間に込められた沢山の想い。
まるでリアルに東城がいるような錯覚に一瞬彷徨うほどでした。

東城役の能登さん自身
「親心のような、姉心のような不思議な気持ちです」とあるように
東城の成長を見届けた感のある注さんにはこれで満足しました。



ぜひ聞く時は原作の16~19巻を片手に。

もしくは当ブログ参照で。

いちごファンならもう涙すること間違いなしです。





ドラマCDシリーズ「いちご100% LAST TAKE ~EAST SIDE」 ドラマCDシリーズ「いちご100% LAST TAKE ~EAST SIDE」
河下 水希 (2006/05/19)
集英社

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もし気に入っていただけたのなら、ワンクリックをお願いします。
みなさんの善意が、注さんのヤル気に反映されるはずです。多分。。。
[ 2006/12/31 12:01 ] いちご100% | TB(0) | CM(4)

こーゆーのを聴いてるっ! 『ドラマCD いちご100% LAST TAKE-WEST SIDE』 

いつになったら発表できるだろーか。
遅い筆をさらに遅くして少しづつ書いていったらとうとう年末じゃん。
ぶっちゃけ、31日まであと数時間って段階になり推敲しているくらいだからマジで大変。


いちごファンなら避けて通れない最後の神展開をあますところ無くドラマ化し
かつヒロイン視線から迫ったおそらく最後のいちご作品。



『マンガがあればいーのだ』

『西野つかさ』 を語らせたらきっと何日も語っていただけそうな、
こちらの大御所管理人さんが絶賛なさるなら間違いない品物だろう。


発売当時、競馬で勝ったら買うとかこのブログ使って公言していたにもかかわらず、とうとうこんなに遅くなってから購入いたしました。



正直。聴きたかった…。



告白から最終話までを。
いわゆる 『神展開』 のすべてを…。


ウチの過去記事より


>さてさて、今回のCDは大丈夫なのか?

絶対大丈夫です。ファンなら買って損はありません。さらに原作読みながら聴けば完璧です。


>フィギュアでつられて内容を軽くしてはいないか?

内容は申し分ありません。ってゆーか原作の中で説明不足だったものがいろいろ補完されていて充実しています。


>そしてなにより。あのいわゆる、『ネ申展開』を再現してくれるのか?

マジ。再現していました…。聴いたらわかる。おなかいっぱいです…。


>はっきり言おう両方合わせて一万円の価値は果たしてあるのか?

あります。ファンなら買ってください。



願わくばウチのアマゾンから…。










ウチのブログの柱。
「いちご100%」 
クライマックスは毎回毎回波乱必至で、最後の最後まで結末が読めない展開。

2005年の夏は、注さん自身かなり熱くなってこの作品を追いかけました。
2006年は目一杯この作品を紹介しました。



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西野の心の動きは
読み手それぞれの感覚に委ねられるけど…。
どちらかと言うと彼女は素直に想いを口にするほうだけど…。


それでも、本誌では描き切れなかった彼女の想い。
全てがこのドラマCDで明かされます。


東城視点で構成された、「EAST SIDE」
西野視点で構成された、「WEST SIDE」

 
ヒロインたちそれぞれの、胸に秘めた想いをあなたも感じてください。


同じ前振りをコピペして恐縮ですが。


今回は、西野視点で構成された「WEST SIDE」を紹介します。










それはいちごパンツの勘違いから始まった恋。


一度は別れたこともあるふたり。


西野ファンには大変申し訳ないが、
注さんは東城とのハッピーエンドでこの物語は完結すると思っていた。
西野ファンには大変申し訳ないが、
ラストは西野が泣くことになるのだろうと思っていた。


3年目の撮影合宿のあと、突然存在感を増した西野。


いわゆる『ターン』がまわってくるたびに東城ファンとしてはハラハラしっぱなしでした。


そして注さんの予想は外れた


西野つかさは頑張ったのだ
河下先生がコミック19巻の巻末コメントに「当初は東城がハッピーエンドのハズだった」と記している。


彼女の増していった存在感が原作者の考えまでも変えてしまったのだ。


恋愛に勝ったも負けたも無いんだが、とにかく西野は真中と結ばれた。
けれどやはり、その結末に至るまでのプロセスは、涙なしでは…聴けません。


やはり収録されていました。


『あの伝説の夜』のシーン。


ではそろそろ、本編を追っていこうと思います。





オープニング  ~再び鉄棒から。

原作では142話 『運命!? FLASH BACK』


それは西野の18回目の誕生日。

水族館での真中とのデート中、突如走り出した西野。



あわてて西野を追いかける真中。

そして追いついたのは…公園の鉄棒の下。



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「……淳平く…ん   
         真…中…淳平…くんっ」



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「いろんなことあったけど、 ずっとずっとキミのことが好きっ!
もう一度、 あたしを淳平くんの彼女にしてください…っ!!」





その日。

あたしの18回目の誕生日は 

西野つかさが始めて交際を申し込んだ 告白記念日になった。





この西野の告白によって、ヒロイン両名からの告白がそろい物語が一気に加速した。

まさにここからいちご100%の神展開はスタートしたと言っても過言ではない。



告白。
それは好きな人に思いを伝えること。


女の子からの告白。
それはある意味、人生を賭けたイベントです。


女の子から言うことは、すごく勇気が必要なのです。




真中が中学の時にして見せた懸垂告白を、今度は西野から。

なにがスゴイって、そーゆー伏線はきちんと消化していく姿勢。

東城の芝居に込めた告白よりもぐっと直線的で好印象。

そしてその勢いのままに「WEST SIDE」はスタートします。





欲張りな…唇   ~物語の方向性が決まった日。



「甘えていいよ…」
「欲張りな唇」  原作はここらをチェックしてください。




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「じゃ、ラッキーだ。偶然、淳平くんに会えるなんて」


さまざまなことが立て続けに起きて、真中の心は乱れていた。

西野から告白を受けたものの東城のことを考えてしまったり。
その東城に男の影があったりと。
塾での成績もとうとうビリになってしまう。



そんななか、真中は西野に出会う。



自分を過小評価し続ける真中に西野は言う。

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「あたし。好きな人がいるんですって」


日暮に自分の気持ちを伝えた西野。
もう西野は自分の気持ちをもう偽らない。隠さない。



真中のことが好き。



ふたりのヒロインが正面から真中にぶつかっていくこのころの原作。
リアルタイムではもう毎回毎回ハラハラしっぱなし。


そんな、どっちつかずな展開を作っている真中に、西野はこのひと言で一気に打開する。




「…ううん。もっと甘えてよ。淳平くん」




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この真中の行動で物語はさらに加速する。


心が弱っているときは、ぬくもりが欲しくなります。


抱擁。


誰でもいいわけではない。


西野だから…。 だから甘えた。





淳平くんの腕。

力強くて、温かかった…。

もし恋人同士に戻れたら、 またギュッってしてくれるのかな…?

そしてもっと淳平くんと…。




西野もまた、真中に抱きしめられ歓びを隠し切れなかった。





その直後。物語はひとつの局面を向かえる。


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「俺も西野のことが好きだ!!
 だからもう一回、その…。つっつきあってください…!」



真中からの告白。
これにより東城ファンみな一気に脱力。
ぁぁぁぁぁ。って落胆の声があちこちで響いた。



けれど西野は告白だけでは信用できない。



「あたし、欲張りかな…。言葉だけじゃ信用できないみたい」


言葉より確かなもの。

言葉よりも重みのあるもの。

それは行動。

そして、それは誠意を込めた真中からの…。



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キス。


真中の「本気」の気持ちを込めたキス。


原作知らずにCDきいたら、放送事故かと思うくらいの長さ。
だけど東の空白時間と比べたら、わずか一秒差。
この体感時間の違いはなんなのだろうか?



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「隣座って…。そして…もう一回して…」




その日。あたしたちは計3回キスをした。

唇から伝わる熱が、あたしの頭の中まで熱くして…ただ、嬉しかった。





東城ファンもおもわずジーンときたシーンではないでしょうか?

過去記事にもありますが、ここまでやっておいて東城とハッピーエンドということは無いでしょう。

キスはあいさつ代わり。握手と同じという詭弁をサラリとやってのけるのならわかりませんが。

もうこの瞬間。物語はひとつの筋道へと決定付けられたのです。






しかし…何度見てもうらやましいキスシーンです。






放課後。  ~そしてキスだけで満足…しない。 そしてキスだけで安心…しない。

参照はコチラ 「求めあう放課後」



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「…西野」
真中の顔が西野の首筋に近づく…。

「…あ……っ」


このシーンも再現されています。

西野役の声優、豊口さんがいい吐息出してくれます。

普通にステレオかけてて、あわててボリュームしぼったおぼえがあります。





そしてキスだけで安心…しない。





「ふう…。あのまま邪魔が入らなかったら…どうなってたんだろ」

緊張の糸が解けた西野は、イスに座り込む。

が、その際編集用のパソコンに触れてしまった。


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そしてそこに映し出された告白シーンに西野は凍りつく。






文化祭 ~交錯する気持ち。


そして泉坂高校の文化祭の日が来た。
東城さんのことが頭から離れないまま…。
でも、あたしは今日を淳平くんと楽しもうと思っていた。



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カップル限定イベント。ラブサンクチュアリ。



散々このイベントをひっぱったくせに単なる占いだったことにかなりガックリ。


真中と西野の相性が合わないという結果だったが、
「もー数字忘れたっ! 行こうぜ西野」
と自分の番号をビリビリに破いてしまう真中。


今までなら余計なことを言って西野を不安にさせてきた真中だが



今は違う。すっかり別人のようだ。




そしてさらに真中がビシッと男らしい。

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「俺の相手は西野だから! 答え出てるのにそーゆーこと考えるのやめようぜ」





だが舌の根も乾ききらぬうちに、西野に嫌な気分にさせてしまう。

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それは東城の存在。
そして、瞬間に解かれた手。


西野は知っていた。
中学の時、真中から告白してきたのに真中の心は自分に向いていないこと。


西野は知っていた。
でもそれでもいいと思った。 「あたしも東城さんのこと好きだし」


だけど日を追うにつれ東城の存在がどうしても大きくなりすぎた。
そしてふたりの共通の夢 「映画」 をどうしても見ることは出来なかった。


東城の本気な告白が写っている映画なんて…。


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まして、東城の隣りにいた男が弟だと知った瞬間の安堵した顔なんて…。



こんな真中に西野ファンなら怒り沸点。

いや、東城ファンとてこんなふぬけた真中を見たら逆に怒ります。

この安堵したままの真中が、そのまま東城に気持ち揺らいだら…。
そんな展開ははっきりゴメンです。
だからこのあと真中が取る行動によっては、いちごファンやめようかという瀬戸際であった。



だからこそ、この3年目の嵐泉祭は、いちご史上最大のヤマ場なのです。



そして、真中が今年の映画映画と騒ぐなか。

とうとう、西野の不安があふれだす。


それは静かに。
そして、彼女から笑顔を消し去るくらいの苦悩を込めて。


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「どうしてあの映画観せたいって思えるの?」


西野の後ろ姿が痛い。
以前、居残りしていた真中との再会の日に偶然見てしまった映画。

それは東城の本気の『想い』が詰まりに詰まった映画。


そんな映画を見てどうしろというの?



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「さっき東城さんと会った時も、つないでたあたしの手。パッて放した…」

その手は真中自身。
もう女の子のことで迷わないというような意思表示がこめられていたはずだ。

『だから手をつながせて。俺の心がこれ以上ふらつかないように』
と心に言い聞かせていたはずなのに…。






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「じゃあどうして。東城さんが文化祭に誘ったのが弟さんってわかって、淳平くんホッとしてたの…」



最悪なシナリオが動き始めた瞬間だった。

この西野への対応がエンディングを決める重大なフラグ。

マジ手に汗握るシーンです。




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「…だめだ。ごめんうまく笑えない…」




西野はいつも笑顔だった。

真中の前で笑顔を絶やしたことはない。



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そして西野ファンのみならずとも西野の笑顔に心穏やかになるシーンも事実結構あった。


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あの別れの際も西野は笑顔だった。


だけどいま、その笑顔さえも苦しい。
引きつった笑顔しか見せられない。


真中の前ではいつも笑顔を見せていたい。
という、いじらしい気持ちと不安の入り混じった切なすぎる顔…。



東城ファンも「EAST SIDE」でしめつけられましたが、
「WEST SIDE」にも名シーン続出です。





夜  ~電気を消して…
 

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原作でこんな感じで全然余裕感じさせる西野だったけど、


「多分やさしすぎるのかな。やさしすぎて迷ってるんだ」とか。
「もっと、しっかりあたしをつかまえててよ!」などと。
CDでは映画編集中に観た東城の告白シーンが
西野の頭の中で渦巻いてもだえるシーンが入っていてなかなか良い。



そこへやってきたのは東城にケジメをつけた真中。



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「あの…ね、今日うちの親いないんだ…」


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「……あがってく?」


両親のいない部屋にふたりきり。
東城の告白を蹴ったあとだけに、もうジャマする者はいない。


原作ではここ!


真中視点でドキドキしたこのシーンも今回は西野視点。


あの夜。
西野つかさが真中淳平を迎え入れたその夜。


いったいどんな気持ちであったのか?


食事を終えた西野。
皿を荒いながらこの後の展開を想像。



『どうしよう…。このあとはやっぱり……だよね。
 ああぁぁ。頭の中熱くなって爆発しちゃいそう。』



聞いてるこっちもアツイです!


互いに緊張する。
互いに鼓動を静めることは出来ない。
そして。
お互いに口にしないこの先の展開。


だから西野だって鼓動が高鳴ります。
ふだんクールそうに見える女の子もパニックをおこします。


そしてなによりそのギャップがいい。


そしてリビングのテレビでラブシーンが展開されたときも。
『淳平くん。やっぱりこーゆーの期待して…。ううん、あたしだって…。』


そしてその焦りはとうとう、その先の展開まで口走る。


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「ごっ。ごめんね! その…嫌ってわけじゃないんだ。
 た。ただ…こーゆーのって。先におっ…お風呂入ったりするんじゃない?
 あーっ。もうホント変な事言ってゴメン! ごめんねっ」





『いつかは日が来ると思ってたけど、いきなりなんだもんな。
 大丈夫かな、あたし、ちゃんと淳平くんと…。
 ああ! ここで考えても仕方ないだろ、何とかなる!』



初めてへの不安。
それは女の子ならきっと誰でもいだくもの。


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いや、男だって不安だらけですけどね…。


けれどそこで怖気つかないのが西野のいいところ。
何とかなるっていう前向きなところが印象的です。






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不安。
期待。
そして恥じらい。



恥じらいと湯上がりパジャマは外せないマストアイテムです。




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「じゃあ、見てもいいよ」



やっぱりヘッドファン着用は義務ですね。




「…帰るのは、お母さん達が眠ってから…だよね?」



もう寝てる事になってるから…。

電気を消す。

そうそれは普通のことだ。
これから起きるであろう出来事に備え明かりを消す。


『好きだから。』


階下に親がいるというシチュエーションさえも楽しむ女の子。
恋する女の子は女優にも悪女にもなれる。

緊張した面持ちの中。

ふたりの鼓動が、呼吸が重なり、命のリズムが響き合う。

今宵。
ふたりはすべての束縛から解放される。

そう。
それは愛する者にとって自然な流れ。


ふたりがその行為について責任がもてるのであれば。
そしてそこになんら倫理的な問題がなければ。



すべては自然な流れ。



そして真中の口から発せられたのは、西野の名前。



「西……。  ……つかさ。  つかさ!」






2月13日 ~雪の降るその日…。
 2月14日 ~雪、いまだ止まず。


それは、ある種のケジメ。


原作ではここ!


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真中の家の前で西野と東城が対面する。


真中淳平にとっては本命の大学受験日であったが
ふたりのヒロインにとってはこの日が
本命の相手とのそれぞれの決着日となるのである。


「話があるんだ。東城…!」
走ってきた真中は西野ではなく、東城を選ぶ。


東城に話がある。
その事に激しく動揺する西野。



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自らのマフラーを淳平の首にまわす。
ちょっとでも、繋ぎ止められたらって思って。



どうして?
やっぱり東城さんじゃなきゃダメなの?
あたしじゃダメなの?
今すぐ確かめたい。 …でも聞けない。



そのときの東城の悲痛な決意など当然知る由もない西野。


知らないほうがいい。
もし、知っていたらあまり見たくない。


この関係が終わってしまうかもしれない恐怖。
好きな人が自分の下から離れていくかもしれない恐怖。



再三過去記事でも触れていますが
あの夜のことがあってここで別れという切ないストーリーということはありえない。

それでも東城に走るというのなら、よっぽどのタマだ。



そして翌日。
ホワイトバレンタインとなったその夜。
ふたりはデートをしていた。

『西野。
 昨日のこと全然尋ねてこない。
 思えば中3の時からずっとこうだ。
 俺達いつも肝心な部分には触れないままで』

違う。
全然肝心な部分に触れないまま逃げ回ってきたのは真中のほうではなかったか!?


そのときの西野の心情はこんな感じ。

『肝心なところはなかなか口にしてくれない。
 それが優しさなのかもしれないけど、そっちのほうがよっぽど人を傷つけることもあるんだよ』



こりゃ、真中が悪い。 



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そして真中から告げられた言葉。



原作ではここ!



昨日。
真中の家の前で東城と会った瞬間に

『あ。もう。ダメなのかなって』

西野自身覚悟は決めていた。



白紙に戻す原因を、ここにきて本気で、そして本音で話す真中。



皮肉な話だが、ふたりの関係を白紙に戻すということで
今まできちんと話してこれなかった真中の気持ちを話すことができたのである。



ここにきてようやく、ふたりは本当の意味でぶつかりあう事ができた。

夢に向かって進もうとするふたり。
それを止める事なんてどちらもできなかった。


決めた事だから。
どんなことが起きても…。
どんなことになっても…。
それは自分が決めた事だから。

このなにげなく交わされた
セリフのやり取りにふたりの切なる想いが込められている。


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この温もりが、この強さが今の淳平くん。
信じられるよ、淳平くん。

淳平くんがあたしを好きな気持ち。
あたしが淳平くんを好きな気持ち。

ありがとう…。淳平くん。





空港での別離。 そして4年後  ~それぞれの未来、それぞれの夢


そして別離のときが来る…。 。


西野のエピソードはここにきて内容が濃い。
19巻に入ってからは全てが屈指の名シーンだけにどこも外せない。


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「ありがとう淳平くん。キミに見送られて出発できること、本当に幸せだって思う」


正直。すごくすてきで潔いなと思いました。
このセリフは、迷いとか不安や不満があったら上手に言えません。


こーゆー別れ際のきれいな女性。 タイプです。


これからはお互い
それぞれの未来に向けて頑張ろう…。


『振り向かない。どんな形であれ出会いがあれば必ず別れが来る。
 あたしと淳平くんにも、そのときが訪れただけ。
 それに、いつかまた会えるよ。お互いもっと成長したときにきっと…』



だけど。
もう一度だけ。
最後にもう一度だけ。


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振り向かないと決めたはずなのに、その約束は守れなかった。

そしてその西野の背中をずっとついていった真中。




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「会えるよね?
 またいつかあたしたち出会えるよね!?」

最後の抱擁。



『あたしも…淳平くんみたいに強くなる!』


西野は強いです。
間違いなく素敵な女の子です。 うん。







そして旅立っていったふたり。
夢に向かって進む時間は早く、あっという間に4年の月日が経った。


そんなふたりを再びつないだのは真中からの一通の手紙とビデオテープ。


お互い、夢を叶えるまで連絡を取ったりしない。 という約束だったが。

その約束が今…破られた。 と同時にそれは夢への始まり。


西野は日本へ戻る事を決意する。
4年振りの再会。





『もうすぐ淳平くんに会える。
 淳平くんはあたしに何て言ってくれるかな。あたしは…なんて言うのかな。



そしてまもなくふたりの夢が、ふたたび重なる。

「えらい! 15分前行動!」

「再開の第一声がそれ…?」

「じゃあ。…大人っぽくなったね淳平君」

「送った映画観てくれた?」

「うん。すごくいい作品だったよ」


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「それじゃ質問。白紙に戻した関係だけど、もう一度俺とつきあってくれますか」


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「………そうだね。もう一度あたしをワクワクさせてくれる……?」



4年という月日が、ふたりをさらにオトナにした。

あれからもっと強く、優しくなった。



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そしてふたりは照れながらも、笑顔で階段上で抱きあった。



『あたしはこれからもずっと信じていける。 ずっと君と一緒に夢を見る事が出来るって』






あとがき 「WEST SIDE」を聞き終えて。また書き終えて。

なんだかんだ足掛け2ヵ月かけて、ここまでたどり着きました。

東城ファンとしてもこのドラマCDは必聴です。

正直東だ西だとかいってケンカしてはいけません。
両方聞かないとこの物語をとらえられませんって。

それだけにものすごい感動に包まれます。
両方買いです。


正直この作品だけは文章にしたくないと思いました。


原作読むだけでも大きな感動を与えてくれたのに。
それが「音声」というものに変わってもなお、ここまで心に響くとは。

セリフや行間に込められた沢山の想い。
まるでリアルに西野がいるような錯覚に一瞬彷徨うほどでした。


吐息とかそーゆー声とか、ドラマCDに慣れていない注さんを殺す気か?


ぜひ聞く時は原作の16~19巻を片手に。

もしくは当ブログ参照で。

いちごファンならもう涙すること間違いなしです。





ドラマCDシリーズ「いちご100% LAST TAKE ~WEST SIDE」 ドラマCDシリーズ「いちご100% LAST TAKE ~WEST SIDE」
河下 水希 (2006/05/19)
集英社

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もし気に入っていただけたのなら、ワンクリックをお願いします。
みなさんの善意が、注さんのヤル気に反映されるはずです。多分。。。
[ 2006/12/31 10:47 ] いちご100% | TB(0) | CM(1)

注さんからのクリスマスプレゼント。 河下水希 『夏色グラフィティ』 

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5年前の日付の入った一枚の写真がある。

写っているのは俺とひとりの女の子。
来年もこの海で会おうと約束したものの、俺はその約束を果たせなかった。


それでもこの5年間。
俺は彼女のことがずっとずっと好きだった。



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河下水希 『夏色グラフィティ』



思いっきり季節外れの話で申し訳ない。
クリスマスに夏の話を贈るのもアレだけど。

永年読みたかったし、また欲しかったこの作品をある方から頂きましたんで
ぜひ仕上げたいと思って取りくみ始めた次第です。


イブの夜。
独りで見るもよし。
ふたりで見るもよし。
みんなで見るもよし。


後日チェックするもよし。(つд`)




しようよ、想い出以上の恋!
作ろう、二人だけの伝説!!









再開は風が運ぶ。


晃一は5年ぶりに島に帰ってきていた。
友人のヒロシとともに浜に出て水平線を眺めていると…。


晃一の顔になにかが飛んできた。


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「なんだよ。なんで俺の顔にゴミが…」


しかしそれはゴミ以上に凄いモノだった。


「パンツ」

そしてそれを追いかけてきた女の子。


「ごめんなさい。えっとそれ、あたしの…です」



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「だから…その。し、使用前です! そのパンツ…」




おいおい。
注さんだったらこんな出逢い、ヤダよ。






だが晃一の視線は、僕らの予想のさらに上を行く。



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「…んじゃ。今って何もはいてない…とか?」






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「…バカ!」
おもむろに蹴りを喰らう晃一。



まったくです。



実はその女の子こそ、5年前の写真の女の子。

夕夏ちゃん。



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5年も経てば女の子は変わる。
当時はショートカットでダサい水着を着ていた。
まるで男の子のような夕夏は時とともに別人になっていた。





島の背景

夕夏の実家は『竹田和菓子店』を経営している。

現在は島の伝説にちなんだ、ハート型の貝をモチーフに鋭意製作中。
この島の名物にすべく新商品を開発している。


ちなみにハート型の貝にはこんな伝説がある。

昔むかしこの島で出会った若い男女がいた。
男は自分の想いと再開の約束をハート形に欠けた貝殻に込めて女に渡した。
その後約束は叶いふたりは永遠に結ばれた。


どこにでもあるような昔話である。


だが、ハート型の貝殻モナカもその貝殻にまつわる伝説も、
すべては来年予定されているリゾート化計画のためのアイディアである。





5年間 



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翌日。
夕夏は水着で海岸にいた。


5年前からは想像もつかないようなビキニ姿に戸惑う晃一。



毎年夕夏はこの海に来ていた。
夕夏も晃一もこの島の住人ではない。
ふたりの実家がこの島にあるという関係でちょっとした幼なじみの関係である。


そして、ようやく再会が果たせたこの夏。

昨日の再会のギクシャクが不安のままだった夕夏。
砂浜に『こういちくん』と残した文字が猛烈にいじらしい。




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「どこ見て言ってんのよ。スケベ!!」
そしてふたりはケンカしながらも失われた5年間の溝を埋め始める。


せっかく会えたのに、ケンカで終わってしまってはつまらない。
怒ってばかりでは、楽しいものにしたいこの夏もまた過ぎていってしまう。



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「およご! 晃一くん」



5年間。

空白の時間が、それぞれの心も、身体も成長させていた。

互いに互いを意識してしまう。

それは無理もない話しであった。




晃一は即物的に意識する。


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『こんなエッチなカラダになっちゃうんだもんなあー』

思わず水着のヒモを解いてみたいという欲望に突き動かされてしまう。





夕夏もまた晃一を意識していた。

明後日の晩に行われる花火大会。

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「よかったら、一緒に行かない? その…。今度はふたりで…。」







晃一の過去

だが、晃一には時間がなかった。
折りしもその明後日の朝、晃一は帰らなければいけなかったのである。

実は晃一の両親は離婚していて、
別れた父親の実家である島に来ても長居できなかったのである。



おいおい。
そーゆー設定はもっと早く言ってくんねーと!

その実家のばーさんとはあんなに仲良くしていて
長居できないってはちょっと無理ないか?






ということで、
オトナな設定にまたしても別れという現実を突きつけられてしまった夕夏。



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「5年よ? 5年も待ってたのに…」


せっかくこの夏に、この海で会えたのに。
5年前も晃一のほうから先に帰ってしまったのに。


帰っていく夕夏の後を追えず立ち尽くす晃一。



幼い頃。
家庭の不和により島を出て行くことになってしまった晃一。


「でも来年も来るでしょ?」
という5年前の夕夏との約束を守れなかった自分がとても情けなくて泣く。




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そんな晃一の過去を知るよしもない夕夏にとっては

理由がわからずに無念の涙をこぼす。






切ない理由による別れ。

このまま夕夏と別れたくない。
まっすぐにこの気持ちを伝えたい。

そして晃一はひとつの結論に至る。





思い出は伝説に

夕夏に届けたい。
それは島の伝説にあるハート型の貝殻。


その貝殻を見つけたい。
見つけたら、今の想いを全部伝えられる気がする。


だが、さすがに伝説だけにそんな貝殻はなかなか見つからない。


そこへヒロシから晃一の過去を聞かされた夕夏が砂浜にやってくる。



本当は貝殻を渡しながら夕夏に言いたかったのだが
晃一はいきなり切り出した。


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「あのさあ。この島に伝わる伝説知ってっか?」


この伝説を語るということは、
そのまま告白という話の内容になるだけにさすがに晃一も頬を染める。



その話を夕夏はそっと受け止めてくれた。



「ねえ、晃一くん。その伝説5年前から知ってた?」




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「あたし5年前にもらってるのよ。ほら」




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その瞬間。晃一の脳に過去の記憶がフラッシュバックする。
たしかにその貝殻は5年前に夕夏にあげたものであった。


さらにその日伝説が生まれたのだ。


いやそもそも、伝説というよりは
晃一がばーさんたちに話をしたことからいつのまにか島に伝わる伝説となってしまったのだ。。。




だが、今となってはそんな伝説が
本物だろうが偽物だろうがどうでもいいのだ。



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好きという気持ちに嘘偽りがなく、ホントならそれで…。





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足掛け4時間。
夜中にはじめて、書き終わったら日が昇りつつあるじゃんか。

でもなんとかクリスマスイブに間に合ってホッとしております。

あとは自動公開タイマーにして寝るだけです。

とりあえず注さん的に『夏色』はなんとしてでも読みたかった物であり
ネット世界ならどこかにバックナンバーあるだろうと思って探して探して見つからなかったものですから、今回提供していただき本当にありがとうございます。

本当はもっとゆっくり時間かけて気長に書いていく予定でしたが
『クリスマス記事』という風潮に乗ってしまって自ら首を締めた次第です。

きっと、注さん以外にも『夏色』を探している方おられると思いますのでこんなテイストでよろしければどうぞ召し上がってください。といった感じです。


でもこーゆーのって読んだ後すぐに取り掛かることで
体感鮮度を生かしたいという気持ちもあるうえ、そのへんのタイミングはそれぞれなんで難解でしたわ。

細かい設定とか読み飛ばしたため、書いてて辻褄合わなくなってたりと、
なかなか書いててスリリングでした。

きっと来年あたり、河下先生の新連載くると思ってますから
即効アウトプット作業の練習にもなっていいと思います。


このあとはサブタイトルに宣言したとおり
大晦日企画のためにまた書かなくてはいけません。
多分それが終わったらひと区切りとなるのでしょう。


それでは皆さんよいクリスマスイブを!


注さんは今夜、料理係なんでいろいろ忙しくて一眠りして買出し予定。

[ 2006/12/24 18:00 ] 書籍紹介 | TB(0) | CM(5)

素敵なイラストをありがとう。 

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Sumire SugarのMihoさん。 
のところでクリスマスヘッドラインということでフリー絵になっているイラストです。


Sumire Sugarの10000HIT記念ということでかかれた東城サンタ。




こんな娘が夜ウチに来たらどーするよ? 俺。



というわけわからん妄想をするのにひじょーに適しています。

Mihoさんゴメン。






いつもありがとうございます、お父様(笑)
などと書かれてしまった以上
父親らしいことといえばせめてブログ紹介してあげることくらい。

ガンバレ。娘よ(笑)




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[ 2006/12/24 06:15 ] ブログ紹介 | TB(0) | CM(4)

アニメ版 いちご100% 第14話 「たったひとりのクリスマス」 

彼女にクリスマスプレゼントを買ってあげる。

この時期にバイトを始めるきっかけというものはそんな感じ。



だが、3人の女の子。
いずれも好きだという真中にとっていよいよ正念場と言っていい。



今回は重い話である。。。



原作はここね。





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クッキングスクールの帰りに店に訪れたという西野。


作ってみたロールケーキを試食してほしいとのことである。
幸いその現場をさつきに見られることはなく、ホッとする真中。


正直こいつに罪悪感というものは無いのだろうか。
なんぼなんでも節操なさすぎだろ。



そしてふたりは西野の家へ。西野の部屋で2人っきりでケーキを食べる。

この辺は作画が大変乱れ飛んでいて正直まともじゃ語れない。



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西野の挑発しているようなしぐさにドキドキする真中。

たしかにこんなに無防備なら誰だってドキドキする。

ただし原作の『素材』はもっと大切にして欲しい。




『…こーゆーのってほら。
アレだよアレ。アレの前のシチュエーションって感じしない?』


こうなってくるとすでに真中のペース。




西野は言う。両親は10時を過ぎるまで帰ってこない。



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とかいいつつベッドに置かれている時計はすでに10時を指しているんですが
コリャ私の目がどうかしてしまったんでしょうか?





このままの雰囲気に流されたら何をしでかすかわからない。
さっきまでのソワソワ感が突然後ろめたくなり逃げ帰ろうとする真中の背中に



西野がすがりつく。




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「あたしたち。まだ付き合ってるんだよね?」




「あたし。押し流されたらどうなるか、知りたいの」

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自らベッドに倒れこみ。
真中を誘惑する西野。



よし。
ここはいちご前半屈指の名シーンだ。

やはりここは気合の入った作画なんだな。

さすが深夜帯だけあってここは力入るとこだぞ。。。




「淳平くんがしてみたいこと。なんでもしていいから…」



ベッドの上。
西野の上にかぶさった真中。

今なら自然にキスできる気がする。


…が途中でやめる。



こんな大事な瞬間に、さつきや東城の顔が浮かんでしまったのである。

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しかし。
さつきのキス顔はほんのり頬を染めてオッケーそうなのに


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なぜ東城のキス顔はこんなに拒んでいるんだ?



想像力ありすぎだよ真中。




「や…。やっぱ待って…」


そして、真中のこの言葉がふたりを分かつことになる。



「もう待てないよ」






「あたし…気付いちゃった。あたしって何かを待つの苦手みたい」



真中からの告白にドキドキして、ワクワクを求めてはじまった恋愛。
けれど、ときめきが無くなったら…。

もう付き合えない。



けれど西野はすでに知っています。
真中に求めているものはそんなワクワクを与えてくれる感情だけではないこと。


西野は真中と同じ目線で恋愛をしたかった。
だが真中ははいつも見上げる目線で西野を見ていた。

と真中は述懐しますが、はたしてそうでしょうか?


勘のいい女の子なら、キスできずに躊躇した理由なんて。


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真中の後ろにいる女の子を見るような視線に受け取れてしまうのは注さんだけ?


あたしも淳平くんの映画づくりの手伝いしたかった。
淳平くんの隣で淳平の夢に巻き込まれてみたかったな。


誰かを意識していないなら、こんなこと言わないだろ。




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「だから今度こそ。サヨナラ…」



この顔の横に飛んでいるものは涙の雫?
すごく思わせぶりな表現です。


演出としてはいいんですが、注さん的にはNGです。




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ここは涙を見せずに、笑顔が出せるから西野の良さが引き立つんです。
その分の気丈さと潔さが生きるんです。




って、そろそろ注もディープなファンの仲間入りかしらん?




翌日。西野が作ったケーキは
クリスマスのためのケーキであることを知り。


ようやく昨日の西野は本気の覚悟で来ていたことを知る。


俺は西野のことが本当に好きだったんだ。とか後悔をはじめる真中。


あまつさえ涙までこぼす。


びっくりです。ここは本来涙を誘うシーンのはずなのに泣けません。


西野を本当に好きというセリフ が。


何故か白々しすぎて。



こないだはたしか、みんな同じ程度に好きとか言ってたのに。

東城やさつきはどうなるのって 感じ。
だから真中のこの言葉は最終回までは信頼できない。






正直アニメとしてどーなの? という作画。
音声のみなら感動できた。 という冷ややかな注。
いや作画云々よりも、心理描写のみなら何とか耐えうる。というもうひとりの注。

あと半分。
OVA加えたらプラス5話。


アニメいちごは、ちょっと気が向いたときだけにしようかな。
などと考えちゃいますね。







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[ 2006/12/23 08:00 ] いちご100% | TB(0) | CM(2)

アニメ版 いちご100% 第13話 「勃発! 南北戦争」 

もうすぐクリスマスというその日。


結局ひとりに決められなかった真中は
3人にクリスマスプレゼントを渡すことを考える。



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妄想するのは自由だが、結果には財布の中身が伴わないのが現実である。






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バーガーショップ 『押忍! バーガー』でバイトを始める真中であったが、すでにそこはさつきが看板娘としてバイトしていた。


そして店が閑散とし始めた頃、レジ打ちの練習を始めるふたりであったが。


真中は飢えていた。
さつきの醸し出す色香にメロメロになっていたのである。


学校での直接な色香攻撃とは違い、背後からわずかな距離をおき焦らす作戦に出たのである。
さつきが何も語らないから作戦だったかどーかはわからないままだが。


そして真中は見事に引っかかる。


背中にやわらかい感触が…。
さつきってばいい匂い…。

店内にはふたりきり。さつきだって何かを期待しているんだよな…。

それならいいじゃないか! 
もういっそ欲望のままに…。




アホだ。
いやだこんな展開。




そしてそこに唯が客として入ってきて、さらに話を広げていく。




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「アンタの長い髪。不潔っぽいからぶっちゃけここのバイトにはむいてないと思います」




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などと言われて、報復に『辛さ30倍』バーガーボムを出すさつき。




作画の破綻もひどいですが、『押忍! バーガー』の常識の無さも甚だしい。




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「お客にむかってそんなことしていいと思ってんの!?」




正論です。





出来損ないのSFアニメに出てくる光線銃のような
マスタードビームにもうすっかり頭が痛くなってしまった注さんである。




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マスタード光線を食らったさつきが着替えているところに唯がきて、謝罪を聞いている。



客商売としては店員のさつきが唯に謝るべきなんです。




これでいざこざも終わるかと思いきや。
さつきの自慢の胸に見とれる唯に、再度火種を注ぐ。

「あー。わかった。
 さてはあたしの胸。うらやましーんでしょー?」


中学生相手にムキになりすぎです。
しかし、そこは負けず嫌いの唯。


「いらないよ。そんな胸。
 歳とったらシワシワになってたれるだけじゃん!」





(つд`) …痛烈だ。





そもそも、バイトで仕事教えてるさつきに
『淳平をたぶらかそうとしてる』という勘違いなのか現実なのか、あやふやなレベルからトラブルを起こすあたり





原作に負けず劣らずやってくれます。 これでこそ南戸唯。




コメディータッチすぎて疲れるだけの今回のレビューでした。。。










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[ 2006/12/14 17:21 ] いちご100% | TB(0) | CM(0)

アニメ版 いちご100% 第12話 「行き先不明のキモチ」 

その日。



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東城の下駄箱には、誰かからのラブレターが入っていた。


原作ではこのあたり


「何それラブレター? すごーい。誰? 誰?」
文芸部の真紀ちゃんは東城の男子からの人気に単純に喜んでくれた。

「知らない人…」
「じゃあさ、会ってみたら? ものすごーく素敵な人かもしれないよ」

「…でも、あたし」



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「あーっ。わかった。綾ちゃん好きな人がいるんでしょー」

真紀ちゃんに当てられてしまい、頬を染める東城。
原作と違いわかりやすくていいですね。



「片思いなの…」


「その人のおかげなんだ。
 こうやってあたし、小説書いたりしてるの。その人があたしの夢を応援してくれたから」


「でも、彼女がいるんだその人。やっぱりあきらめないとダメかな…。」




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「なーんて! それは今書いてる小説のネタでした!!」


そんな東城の想いの一部始終を聞いてしまった真中。


その夜、真中は一睡も出来なかった。
また、東城・西野・さつきのなかで誰が一番好きな女の子かも決められずに朝を迎えた。


『でも、このままの状態を続けるわけにもいかない』


決意しつつ、教室に入った瞬間にさつきからの熱い抱擁。



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「おっはよー真中っ!!
 半日ぶりっ。会いたかったぁ! マイダーリンっ!!」


「だって、あたしたち。ただならぬ仲じゃない。…ね?」
一瞬にしてクラス中をどよめかせるさつき。
思春期真っ只中の純情な同級生達にはかなり刺激の強い一撃である。


…それも朝から。



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あの夜。ギュッとしてもらったことを吹聴するさつき。




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「 あああぁぁぁっ!!。
 世界中の人達に知ってほしいぃぃぃ!!
 あの熱い夜の出来事をををぉぉ!!」



「…あの晩あたし。最後までいってほしかったのに」



…こんなこと朝からクラス中に響く声でやられたらさすがにかなわねぇ。



さつきの変わった愛情表現に照れる真中はたまらず廊下へ逃げ出す。

そこへ登校してきた東城と会う。
挨拶を交わしただけなのに走り去ってしまう東城 。


『だから真中くんには西野さんがいるんだって!
 もう真中くんのことを意識すのはやめないと…』

東城もまた真中への態度について悩んでいたのである。




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…その直後、壁にぶつかる。


ナイスだよ。東城。
こんなキャラじゃないのに…。




三人の狭間で悩む真中。
時間が経つにつれ、それぞれとの距離が縮まっていくのだが、答えは依然決まらない。



そして大草に悩みを打ち明けるが…。



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「俺なら三人同時につきあっちゃうけどね」


コイツも最低だ。
周りにいる女の子たちもこんな会話聴いたら ひかないか?


「夢に向かって一緒に歩いていける女の子か。 
ずっとひたむきに自分を応援してくれそうな女の子か。
一緒にいて一番自然に楽しく話せる女の子か」


そして大草が結論はを出そうとする前に真中は席を立つ。


そして悩んだ真中の結論は…。
軽蔑されてもいいからありのままに伝えること。



そして真中の取った行動は。




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「今まではっきりしなくてごめん。俺、さつきのこと好きだから」





これで最終回か?
これで長かったこの物語に終止符が打たれたのか?



しかし


「だけど俺…。実は他にも好きな娘がいるんだ…。俺ホントにみんな同じくらい好きなんだ」





最低だ…。



真中としてはこれでこの話は終わりになるはずだった。
だが、そこはさつき。
簡単に「ハイ。そうですか」と言うような女の子ではなかった。




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「あたしがそこから飛び出せばいいだけだね!!」

逆にさつきからの宣戦布告。
普通こんな娘いないよな。

注さんはこーいった押しの強い女の子には弱い。

すぐに色気に脱線さえしなければ高感度なのに。もったいないなぁ。





その頃東城は真紀ちゃんと下駄箱にいた。


完成したビデオと真中からの手紙を見つける東城。


『完成した映画。
 東城に一番に見て欲しいから置いておきます。
 映画が出来たのは東城のおかげだと思ってる。ありがとう。  真中』



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「ねぇ真紀ちゃん。好きな人に彼女がいても、あきらめたりしないでいいのかなぁ…?」





(つд`)

結末を知っている今。

この気持ちが注さんには痛々しい。









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みなさんの善意が、注さんのヤル気に反映されるはずです。多分。。。
[ 2006/12/08 01:32 ] いちご100% | TB(0) | CM(0)
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