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いちご100% 第083話 「第4の天使」 

●抱きつく美女!! 降りかかる…災難!?

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「もう一度言うわよ!? あんたに貢いでもらった20万円はこの新しいカレがきっちり返してくれるんだから!!」

「新しいカレだぁ~。今日転校したてのオマエにできるわけねーだろ!?」

外村のチェックが入っていない理由が明らかになったが、真中はこの現状に混乱している。

男とはいままで貢いだ金、20万円を全部返せばきれいさっぱり別れる。という約束があったようだ。
しかし男としてはそんな約束よりもういちどよりを戻したいという気持ちが強い。
女としては縁を切りたいから転校までしたという。
どうしても別れたくない男は膝まづき泣き出してしまう。

こんなどうでもいい痴話喧嘩など無視して二人を探せばいいのに真中はおひとよし以前に大馬鹿であった。

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「わかった俺が払うよ 20万円」
「そうすれば完全にこのコと別れるんだろ?」
意味と理由がわからない…。
なぜそんなに肩入れするのだ真中。
3日後の放課後に金を渡すことを約束し場は収束する。

女は真中が本当に金を出してくれると思いキャーキャーとはしゃぎだす。
「貸すだけだよ 貸すだけ! …それと」
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「俺はお前のために金を出すんじゃない!! あの男の人のために出すんだ こんなバカ女と別れるためにな!!」

真中は二人を探すために歩きだす。
「オマエも協力しろよな その娘たちと俺の映画が20万円を作り出す鍵になるんだから」


そのころ天地は東城と一緒に文化祭を楽しもうと交渉していた。
去年東城は映研だけに時間を取られ他所の部も文芸部も回ることが出来なかった経緯があるので
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「…じゃあ一時間だけ一緒に…」
と天地と校舎内をまわることにした。
他の女の子達に捕まらないよう。天地はウサギの着ぐるみを着たままで。

そのころさつきは
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ラグビー部で売り娘をしていた。
しかしラグビー部だけでは終わらなかった。ウワサを聞きつけ、女子のいない運動部の面々が集まってきてさつきにお手伝いを依頼したのである。
頼まれて、おだてられて気分を良くしたさつきは一時間だけつきあうことにした。

一方西野は
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いつのまにか商品にされ、握手会やら撮影会やらサイン会やら、いろいろやらされていた…。


東城とさつきは見つからない。
こんな騒がしい祭りの中で見つけることは困難と判断し、会場に向かう真中たち。
はぐれかけた女の子に気をつかいながら。この娘のかわいい顔とは裏腹な内面には絶対だまされないぞと心に誓いながら…。

会場は完全に混乱に陥っていた。
看板娘を目当てで来たもののいなければ暴徒になりかねない客。
小宮山でもってしても防ぎきれない。
まだ上映できる状態ではなかったのだ。

人ごみからよろよろと抜け出してきた外村の目に真中の連れてきた女の子が入った。

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「え…えっとぉー 今日からこの高校に通うことになりましたぁー」
「端本ちなみ15歳でーっす てへっ」

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ずきゅーん
外村の前髪が持ち上がるほどのかわいい女の子だったようだ。
「きゅ…救世主だ」
「救世主があらわれなさった~~~!!」

外村の頭にひらめいたもの。
暴動を止め映画を上演するために必要な役者。

「20万円欲しいんだろ!? この文化祭で一番客集めた部には20万円の賞金が出るんだよ!!」
という真中の言葉にすべてを察知した外村。頭の回転が速すぎます。
「賞金が目当てなわけか その商談この俺も乗ってやるぜい」


会場を暗くして強行上映に踏み切る。
そしてスクリーンに映し出されたのは
『制服姿のちなみ』
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「はーい! みなさんこんにちはー みんながいつまでも騒いでいると上映できませーん。速やかに席につきましょうねっ」

何だこの女の子は、俺達が見に来たのはセクシーな女の子だぞとブーイングを飛ばす会場。

「やーん! もうみんな騒いじゃダメーッ!! でないと」
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「ちなみがネオ・チェルシーエンジェルに変身しちゃいまーっす」

一気にどよめく会場。たった一人でこの暴徒達を鎮めたちなみ。
ノリノリで演技するちなみ。
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「こらーっ みんなおとなしく映画見るんだぞっ」

大きな混乱があったものの、看板娘達のいない中、とにかく無事に上演できた。
上映時間一本分の時間をロスしたがまだ挽回できるだろう。
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「天才だ!! ちなみチャンは男を惑わす天才だーっ!!」
外村もこの突然現われた才能に歓んでいた。
「ちなみお金のために頑張っちゃった!」

この二人いいコンビになりそうです。
お互いの目的にこんなに合致したふたり。なんとも合理的なコンビが誕生しそうな感じです。


一時間後。
天地と文芸部をまわっていた東城は文芸部のお客を連れて会場に帰ってきた。

西野は握手会や撮影会の客を連れて会場にやって来た。

さつきは手伝ってくれたお礼ということで運動部員を整理券配布を考えさせるほどの大勢をつれてきた。

これだけお客がいれば挽回可能であろう…。


女性陣の注目は『ちなみ』である。
「その娘だあれ?」
「んー20万で俺らが雇ったってゆーか…」
映研の作品に泣くほど感動したちなみ
よっぽどいい話だったようだ。

「雇ったって…じゃあウチの部に入るの? なんか気にくわなーいこのコ!」
美鈴も同意見らしい。

そんなことより真中の今の関心事は映研の上位入賞である。
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「でも まあ! 今年も上位入賞間違いなしってことで!!」
振り上げる真中の拳のタイミングを見計らって外村の手はちなみのスカートを捲り上げた…。

嵐泉祭のさなか新入りの登場でまだまだ一波乱ありそうな予感…?



<余談>
ようやくここで、いちご折り返し地点を迎えました。
ここまでかかった時間が4ヶ月…。これだと単純に考えて終わるのは3月までかかるってコト?
そのころ卒業式だからちょうどいいかぁなんて言ってはいられないでしょうね。








この記事の原作はこちらまで

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[ 2005/11/23 09:06 ] いちご100% | TB(0) | CM(0)
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