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いちご100% 第090話 「サンタクロースがいっぱい!!」 

外村はひとりパソコンの前でうなっていた。
彼の運営する超巨大美少女サイト『めろん100%』の
トップページ画像を何とか更新したいと考えていたのである。

文化祭のときのままのトップページでは季節感が足りない。
あいにく修学旅行ではこれといったネタもなかったたため、
「ここは一発。また彼女達に一肌脱いでもらわねーと」
目的のためには手段を選ばない男。 
今回はいったい何をしてくれるのであろうか。


修学旅行も無事に終わり、季節は進んでクリスマスイブ目前。

外村はさっそく真中に相談を持ちかける。
「クリスマスイブにバイト?」
「そっ。ちょっとした知り合いに頼まれちゃってさ。人手足りねーんだ。
ほら。文化祭の賞金も戻ってくんのか怪しいし…部費!! 
部費貯めねーと来年映画作れるかわかんねーぜ?」

真中がクリスマス誰と過ごしていいか決められないことまで口実にあげて、
このバイトに女子を巻き込んでしまえば、みんなまとめて相手できるぜ。とまで忠告してくれる。
なんてうまい交渉術でしょうか。


その話にいちはやく乗ったのはさつき。

内緒にしておく話であった、西野とのふたりきりの修学旅行の件がさつきにバレていたようで
さつきとしてはこのチャンスを逃す手はないのである。

そしてクリスマスイブ当日。
外村の持ってきたバイトの話は、『テアトル泉坂』の前でのケーキ販売…。

よりによって『パティスリー鶴屋』の近くでケーキの販売なんて…。
真中はあきれていた。
『西野に見つかったら気まず過ぎだよ~~!!』

そんなことをすでに想定していたのか外村にはまだ手があるのだ。
「だからウチは違う味で勝負すんだよ」


そのうちになぜか続々と集まってくる男性客…。
忙しくなり手がまわらなくった真中の見たものは

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「みなさぁーん。おいしいクリスマスケーキですよぉーっ」

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「あたしたち体張って売ってます。ヨロシクーッ」

サンタ衣装に着替えて売り子をしているヒロインたち…。


「このケーキ売り切らないとテアトル泉坂が潰れるって聞いて…」と外村にだまされた東城。
「バイト手伝ったらケーキ食べ放題」と食い意地につられた唯。


「大体そんな短いスカートはいちゃって! いーから着替えろ!!」
唯に対してはちょっと厳しい真中。
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「心配しなくても大丈夫だよぉ ちゃんと毛糸のパンツはいてきてるもん」


この姿に鼻血を噴出す映研男性陣はいかがなものであろうか…。
それどころかその姿を見ていた年配の男性客が、
「娘の成長にドキッとした瞬間を思い出した」とか言い出すからたまらない。


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そんな唯の販売模様にメラメラと闘志を燃やすさつきとちなみは
それぞれのセクシーアピールでケーキを販売していく。


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東城は彼女なりの偶然からの必然で…。


『パティスリー鶴屋』の客足が気持ち減ったような気がすると、西野が外に出てみると…。
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「あっ!! 向こうのケーキ屋にもかわいい女の子がいるぞーっ!!」
「キミはどんな特典ついてんのーっ!!」
この街の男性はみんな変態か…。


販売も大好評で奥の事務室へ在庫のケーキを取りに行く真中。
映画館にも人が入りホクホクの館長。
しかし、今回の話はまだそんな簡単には終わらない。


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ヒロインたちが販売するステージである机が重みで崩れたのである。
「きゃあっ!!」
「いった~~い!!」
「なんでいきなり机がこわれるのーっ!!」


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色香目当てで来た客の群れに、ヒロインたちの下着がチラッチラッと見えてしまえば…
「こ…こんなサービスもあるんだ…」


「頼むからもう一回転んで~~っ!!」
「俺たちケーキたくさん買うからーっ!!」

変態達が暴徒と化したのである。


あわててヒロインたちは奥の事務室へと逃げる。
ホールに逃げては映画鑑賞中の男性客がいる。
しかし事務室にはケーキの在庫を搬出しようとしていた、外の騒ぎを何にも知らない真中が…。


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巻き込まれた…。
むぎゅううっ というたいへんオイシイ状態のなかへ。


事務室の鍵は壊れていたためドアを押して開くのを防ぐしか方法がなかった。
しかし暴徒たちは事務室の前まで押しかけドアをこじ開けようとしていた。


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…なぜこういうことになったさえ知らぬまま、
ただひとり、胸の感触や彼女たちの体温を感じて理性を飛ばしそうになる真中。


そしてその結果。
ドアを押しあう力が建物全体に伝わって…、
テアトル泉坂の看板が落下してステージやケーキ販売のブースを押しつぶしてしまう。


その結果やっと危険を感じた暴徒たちは逃げていく…。

幸いケガ人は出なかった。
しかしなんという街の住人であろうか…。


オイシイ状態のど真ん中にいた男は酸欠で死にかけていたようだが、
そこへもっと怖いコがやってきた。


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「こんなところでケーキ売ったりして…淳平くん! どうしてウチの営業妨害なんてしたのかな? ん?」


「しかもみんなにそんなカッコさせちゃって! あたしまで追いかけられたんだからねーっ!!」

怒りの「パイ投げ」ならぬ「ケーキ投げ」…。
外村の策略に映研一同してやられたのである。


翌日クリスマス当日。
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「とりあえずトップページはクリスマスバージョンに更新できたけど、クリスマスって今日までだからまたすぐ画像変えねーとダメじゃん!!」








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[ 2005/12/12 14:54 ] いちご100% | TB(0) | CM(1)
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[ 2011/09/08 22:55 ] [ 編集 ]
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