そんなこずえの告白から一晩明けて。

東城はこずえの言葉が気になって眠れなかったけど

だけど何も変わらない真中の様子を見て安心した。
『真中くんはやっぱりいつもの真中くんだったから』
そしてこーゆータイトルのときに活躍する男、外村。
「真中! 東城!! おまえらが本当にやりたい事はなんだ!?」

「映画制作だろ、映画制作!
高校生最後の年だぜ? 最高傑作をつくろうって意気込みはないんかい。え!?」
不敵に、にやりとしながら緊急ミーティングを召集する外村。
そう。
外村の真意が、ここにあった。

「キミ達は自分が今年ヒロインになるかもしれないとゆー自覚はあるのか!?」
脚本次第だが、ヒロインに合わせて脚本を書くこともまた可能なのだ。
肝心の真中の意見を撮ったDVDを披露する外村

Sつきさんについて…胸はデカイけど頭はカラッポって感じ?
Cなみさんについて…ぶりっ子だよな。演技も下手だし
Mすずさんについて…問題外じゃないか? 口ばっかだし
Aやさんについて…いい素材だと思う。けど地味だよな

当然ながらこのセリフに対してそれぞれの感想を持ったヒロイン達。
そして外村のもう一押し。
「このインタビューのあと真中は高らかに言いました。
『とりあえずあの大根どもが旧映像部の使用した衣装の役を演じきれたら考えるね』と」
そして、その衣装とは…。

ちなみ扮するミニスカポリス。
「見つけました真中淳平!
ちなみを次の映画のヒロインにしてくれないならただちに逮捕しまーす!!」
部長会議の席上にこんな格好で乱入するちなみ。
だが真中にとってはなんでこんな事をしているのかまったく理解不能。

つづいてカウボーイ姿のさつき。

とどめに忍者姿の美鈴
照れながらコスプレする姿に『惚れ』ます。
しかし妹にこんな格好させるか!?
外村にとっては使える女なら身内もいとわないのだろうか?
先ほどのDVDの発言に対して怒り心頭で詰め寄るヒロイン達。
『な…なんなんだ一体!?』
なんでこんな格好で詰め寄られてるんだ…。
追いつめられてるのになんか変な気分〜〜〜!!

そこへ白衣を着た天使な東城がやってくる。
なんかヒロインの中でも扱い良いんじゃないですか?
全然露出無いし…。
東城はさっきのDVD発言について思い出すところがあった。
あれは以前外村から真中に芸能人の辛口批評を依頼した際の映像だと…。
そこでようやく我に帰ったヒロインズ。
いまさらになって今着ている服に関して疑問をもち始める。

吊るし上げを食らう黒幕…。
しかし真中はなんとなく安心していた。
なんだかんだ言っても映画の事を気にしてくれてることに…。
そして東城自身、実はこっそりと新たな脚本をしあげていた事を告白する。

「真中くんがよかったの。
そう決めてるの。
あたしの脚本の最初の読者は真中くん…って」
夏が間近に近づいているその日。
東城の笑顔は白衣なんか着ていなくても十分天使だった…。
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