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いちご100% 第122話 「ふたりで電車で」 

帰りの路面電車内。

こずえは勢いで「好き」って言った事に照れまくって黙り込んでいた。
『好きって言ってしまった…。
 しかも勢いで…。
 あんなの告白とはいえないだろーけど。でも…。』

そんなこと全然気にしてない真中は
先ほど東城の脚本に指摘をいれたことで脚本のできがよくなり、
こずえが戦力になると考えていた。


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だが電車が揺れればいつものこんな感じ。

こずえ…。
俺が親ならスカートの丈を叱るぜ。スカートの意味ないじゃないかっ!
ワカメちゃんかあんたはっ!!



途中下車してこずえは改めて真中と面と向かって思いを告げる。
「あの、あたし。い、いつかちゃんとした形で伝えたくて…っ」

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真中から教わったこと。
男の人は怖くないって事。
映画は面白いって事。
「これからもたくさんたくさん、教えてくださいねっ」


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これだけ言われれば鈍い真中もようやく気づく。
いい人ね。くらいの意味ではないのだ。

西野も東城もいる真中。
今までこずえをそーゆー風に見たことなどなかった。
でもこーゆーちゃんとした告白を受けて、真中の心は乱れる…。

はずなのに、映画のヒロインに抜擢したいという事を考えている始末だ…。



しかし副部長美鈴としては
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「却下!
 もっとヒロイン役に適任の人物が身近にいるだろ!」


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「東城先輩よ!」

あわてて断る東城。
「む…無理だよ。演技なんてあたし絶対できないから…っ」

だが、東城の意見はさておき部員のみんなは
東城がヒロイン役でもなんら問題なし。むしろ適任。という評価を下したのである。



けれど東城は、ヒロイン役に西野を指名する。



結局西野に頼んでOKもらえたらいいんじゃないの?
という外村意見にまとまり、出演交渉に行く東城。


東城はどうしても出演したくないのだろうか?
自ら交渉をするなんて、今までの東城からは考えもつかない。


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しかし西野は多忙な毎日を送っていた。
この夏休みの予定は。
昼は菓子作りの特訓。
夜はフランス語の特訓。
来年春からの留学のために日暮と猛特訓に明け暮れるという。

日暮の紹介で留学するとなると、最初からある程度の腕を求められるということなのだ。


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「おーい。つかさ!!」
いつのまにか呼び名まで親しげに変わっている…。

日暮。
彼の存在がまたこのストーリーを盛り上げるのであろう。



結局西野の多忙により。ヒロイン役は東城に決まってしまった。
ただ二人とも気がかりな点があった。
西野に疲労の色が強く出ていたことである。

だが、西野が夢に向かって走っている以上。
真中に何ができるであろうか。
結局どうすることもできない真中であった。





そして、夏休みに突入したある熱帯夜。

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「もしもし…」

電話は西野からだった。



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「淳平くんのこと考えてたら…気づいちゃった。
 あたしがごまかしてた気持ち…ねえ…。
 3日間だけでいいからあたしだけの淳平くんになって」



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「あたしとどこか遠くへ行こう?
 明日の朝、始発の電車に乗って」









この記事の原作はこちらまで


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[ 2006/02/20 07:55 ] いちご100% | TB(0) | CM(2)
いよいよストーリーが大きく動きますね。ところで、この映画がハッピーエンドでないということが書かれていて、東城さんが主役がいいとみんなが思っているということは、このへんでもう実は東エンドはなかったということなのでしょうかね。
[ 2006/02/20 23:31 ] [ 編集 ]
そういう考え方もありますね。
全然気付きもしませんでした。

もしそういう伏線を河下先生が仕込んでいたとしたら、あまりにかわいそうな話です。



しばらく毎日更新を行いますので御期待のほどを。

[ 2006/02/21 05:52 ] [ 編集 ]
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