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いちご100% 第124話 「SECOND NIGHT」 

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「おはよう」

朝、目が覚めたらすぐ隣りに好きな人がいる幸せ。

見知らぬ土地への旅行先。
ぬくもり残るシーツの上で真中は軽く混乱する。



この旅の目的地。
それは、西野が昔住んでいたところ。
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「話してなかったっけ?」


都会の子っぽいイメージのあった西野。
ここは西野が5・6歳まで住んでいた街。
病気してたお母さんが入院のため、田舎のおばあさんの家に預けられた思い出の地。


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「おばあちゃんはもう亡くなっていないけど
 残された家は、親戚の人達と大切に保管して
 ちょっとした別荘代わりになっているの」


ここで隣りに住むおばさんが声をかけてくるが、西野の機転で上手くやり過ごす。

そう。今回の旅だけは邪魔者が入ってほしくないのである。


嘘をついてまで西野が真中といたい理由…
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「淳平くん つかさと一緒に高校生活最後の夏の思い出作りしてしてっ」
「はっはっはっ。いやあー。どうしようかなあー」

アホか…。
もう無理矢理エッチなシーン書かなくてもいいって感じですね。




そしてふたりはこの街の縁日へ繰り出す。

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浴衣姿である。

ああ。日本の夏っていいよなぁ…。


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かわいいよ。西野。
すげーかわいいよ…。


見知らぬ土地で西野とふたり。
浴衣姿で手をつなぎ、夏祭りの喧騒の中へ。

今死んでも悔いがないほどのこのひととき…。



この縁日のクライマックスは、寺の池に浮かべる『笹舟流し』
かなえたい願いを笹舟に託す。

『こんなに遠くに来てまで叶えたい願い…。』



実は西野の心はパンク寸前だった。
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「…菓子職人は、ちょっと嫌になっちゃった」

自分で選んだ道のはずなのに
いつしか敷いたレールの上を走っているだけのような気がして…。

夢を諦めるつもりはない、ただちょっとひと休みしたかっただけ…。


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「ごめんね。あたし淳平くんしか逃げ場ないんだ…」


どうしようもないほどへこんだときに、その気持ちをつつんでくれる存在。
自分の弱い一面を見せられる存在。

西野にとってその存在が『真中』 なのである。


真中はそんな西野のために想いを笹舟に託す。

『…西野がずっと笑顔でいれますように…』



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山の天気は変わりやすい。
ふたりは雨に降られ、家まで走った。

祭りの後、ちょっとした非現実からいきなり現実に戻るこの感覚の中

『今夜は眠くないし、きっと眠れない…』



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ふたりこのあとの展開を考える時間はある。
互いの鼓動がやけに生々しく響く時間だ。

口火を切ったのは西野。
「あたし。先、お風呂入る…ね」


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部屋で体を拭く真中。
いっぽう服を脱ぎ風呂に向かう西野…。


真中の脳裏に残る西野の弱さ。
「あたし淳平くんしか逃げ場ないんだ…」

『自分が西野と付き合っているのなら、
 彼氏だったら…。
 なんだってしてあげられるのに…。
 西野が望むことなら何だって…』


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その頃西野はシャワーに打たれながら、何事かを決意する表情をたたえていた。


そして夜が更けた。
風呂から上がった真中は、部屋に敷かれた一組の布団を見て、
ホッとしつつもガックリとする。

そう。今の関係が一番いいんだ。
きっと…。




床についた真中の背後でふすまが開かれた。

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「雨の音がうるさくて…  眠れないの…」



笹舟に書かれた西野のメッセージ。
『 …の彼女に…  つかさ』 
がしめす西野の心の動きから目が離せない!!









この記事の原作はこちらまで



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[ 2006/02/24 01:06 ] いちご100% | TB(0) | CM(0)
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