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いちご100% 第134話 「風が吹いたら」 


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「や…やだっ。みんなそんなに見ないで…!」


すっごく期待をもたせるような導入部分である。


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あわてて天地がやってくるが
「部外者は立ち入り禁止!」 と締め出されてしまう。


そう。

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今は映研映画のビデオチェックの最中。
どんどん魅力的になっていく
東城に男性陣全員釘付けになってしまったのである。


いい感じで撮影は進んでいる。

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あとはヒロインからの『告白シーン』 を残すのみとなった。


告白と聞き、動揺する二人を冷ややかに見つめる美鈴。


そんな二人をさらにあおるちなみ。

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「ちなみだって力也さんとの恋人役だったのがホントになったんですよぉー。
 だからぁー。真中さんと東城さんがホントのカップルになっても
 素敵なことって思いますぅー」


一瞬で室内の空気を凍らせてしまったちなみ。
あまりの気まずさに出ていく者続出な爆弾を破裂させたのである。



告白。
今まで真中が受けた告白。
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さつき。
西野。
こずえ。

そして明日、演技とはいえ東城からの …告白。






美鈴は東城の演技の上達さから、
真中と東城の間にあるものを感じ取っていた。

今の東城の気持ちについてどうしても触れずにいられなかったのだ。

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「東城先輩って真中先輩と、何かあったんじゃありません?」



何か…。

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それはあのときのキス…。

転んでぶつかって唇が触れたとしても。
東城にとってはホントにすごいことで…。
具体的に説明することができないけれど、
それだけのニュアンスで美鈴はだいたいのところを把握した。


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「だけどあたしはやっぱり賛成できません」

東城が真中と同じ大学に行く理由が納得できない。
優柔不断の真中のどこがいいのかわからない。



けれど東城は美鈴に正直に語った。

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「美鈴ちゃんは知らないからだよ」

「中3の冬… 初めて男の子にあたしという存在を受け入れてもらえて
 心をギュッて抱きしめられた気がした…」


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それぞれ自分の道を進み才能を伸ばすべきであると主張する美鈴。
「もし同じ大学に行きたいのなら、ちゃんと告白してから行くべきだと思うわ!!」








明日の撮影に関してミーティングを取る二人。

東城のベッドに二人腰を下ろす。


女の子の部屋。
わずかに香るシャンプーの匂い。

窓からの風に甘い香りが部屋中に漂う。


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「真中くん。あたしのこと撮りたかったって言ってくれてたけど
 どうかな…
 あたし、ちゃんと真中くんの望みどおり演技できてる?」



明日の撮影。
演技とわかっていても照れてしまうシーン。

シーンナンバー122。
『告白』シーン。




あまりにも直球すぎるセリフを手直ししようと申し出る真中。
撮影前、散々恥ずかしがった東城である。
言ってもらいたい言葉だが…。

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「大丈夫! 東城の腕なら上手くまとめられるって!
 東城の文才はすげーもん!俺ちょっとした自慢なんだぜ? 
 東城の才能を最初に発見した人間だって!
 俺、マジで東城の才能買ってんだぜ!?」


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「あたし 真中くんに話しておかなくちゃいけないことがあるの…!!」



そう言った東城は
今、また風が吹いたら
壊れてしまうんじゃないかと思うような表情をしていた。









この記事の原作はこちらまで


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[ 2006/03/14 07:49 ] いちご100% | TB(0) | CM(0)
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