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いちご100% 第142話 「運命!? FLASH BACK」 

湧き上がる感情。
その高鳴りは涙腺を伝わってあふれ出しそうだった。
だから走る。
涙を見られたくないから。
でも、この高鳴りの理由だけはどうしても伝えたいから…。

西野の向かった先は公園だった。

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そして鉄棒の下に西野はいた…。


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鉄棒を見上げる西野。


それは3年前の、真中からの告白を思い出さずにいられなかった。


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「いいよ。キミとなら、つきあっても」



記憶が昔に飛んでいたため、西野からの言葉は真中の耳には届かなかった。

「もういいの。誕生日プレゼントなんてどうでもいいの」

「嫉妬する資格なんてあたしにはないし、 水族館で手をつなぐ理由もないの」

「あたしは…あたしが欲しいのは」



…あの告白のあと、ふたりは交際をはじめた。
だが真中の心が東城に揺れはじめてから、二人は別れた。

別れたあと。
二人の心は平行線のように見えたのだが、実は何度も交差していた。


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そして真中が気がついたとき、西野は鉄棒にぶら下がっていた…。




あふれ出した感情。
手をつながれたときに入ったスイッチ。
それはまぎれもなく真剣な瞳であった。

西野は手に力を込めて鉄棒を握る。


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「……淳平く…ん   
         真…中…淳平く…ん」









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「いろんなことあったけど、
ずっとずっとキミのことが好き!!
もう一度、
あたしを淳平くんの彼女にしてください…っ!!」






告白。
好きな人に思いを伝えること。

女の子からの告白。
それはある意味、人生を賭けたイベントである。

女の子から言うことは、すごく勇気が必要なのです。





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大切なことを伝えたら、気がゆるんで鉄棒から落ちてしまった西野。

「カッコ悪いね! せっかくの告白シーンがこんなになっちゃった。あはははは」

「返事は文化祭までにしてくれればいいから…」



西野からの告白。
本当は、西野から告るつもりなんてなかったはずです。

以前大草にこんなことを言ってました。

「あたしは一度淳平くんにフラれてんだもん。
だからあたしからは何もできないよ。もう傷付くのはイヤだから」

「たとえあたしが今でも淳平くんを好きだとしても、怖くて何もできないと思う。弱虫でしょあたし」


それでも真中のことを好きだから…。



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「これで嫉妬する理由だけはできたもんね」


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「…他にあたしが欲しいのは
        淳平くんとデート中に手を握る資格…だもん」




…。
ヤバイ。
西野がすごく可愛い。


東城派を自認する注さんですが、東城もこのくらいやって欲しいものです。
これができるかできないかで大きく溝を開けられてしまいます。



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「西野つかさが生まれて初めて交際を申し込んだ告白記念日」


まいったぁぁぁぁぁーっ。
これは文化祭の日。
大波乱マチガイ無しですね。

真中は一体誰を『ラブ・サンクチュアリ』に誘うのか。

まさしく文字通り『嵐泉祭』の様相を呈してきました。



『西野つかさが、生まれて初めて交際を申し込んだ…。
 夢見たいだ。西野から告白なんて。
 しかも俺がしたみたいに懸垂しながらなんて…。
 中学の時は…たしかあのあと目の前を東城が走り抜けていって。
 でも今回は東城は現れず、かわりにいちごパンツをはいてたのは西野だった…。
 俺が生まれて初めて告白した相手は西野で、
 西野が生まれて初めて告白した相手が俺…。
 これが運命ってヤツじゃなけりゃなんなんだ?

 俺だって西野のことすごく好きで…。
 じゃあ伝えればいいじゃないか
 今からなら走っても追いつける距離なのに…。』



『だけど…俺の足はまるで地面に張り付いたかのようで』


告白の返事を今すぐ出せない真中。
何でだ。
腰抜けめ。
チキンめ。
ヘタレめ。

そこで告白の返事出したら、もうあとはエンディングへと一直線なのに。



「…俺が悩むのわかってたから返事はすぐにいらないって…。
 俺…こんなにしょーもない人間なのに…」






『ラブ・サンクチュアリ』当日が真中からの告白の日となるのか?

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西野を選ぶのか?


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さつきを選ぶのか?



それとも東城を選ぶのか…。

教室に入った真中に映ったのは、
天地が東城の机の前で声を荒げている姿であった。


「綾さん!! 今ウワサになってることは本当ですか!?」

「誰なんですか。
 綾さんが一緒にあのイベントに参加する約束をした男は!!
 やっぱり真中なんですか!? クソッあいつめ…」

「それなら誰かは言わなくてもいいです!!
 ただ相手が決まっているのかいないのだけでも教えてください!!」



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「あ…じゃあ…はい…一応います…」


東城と 『ラブ・サンクチュアリ』に参加する男がいる!?

ここで天地が凍りつくのは許そう。



なぜ真中まで凍るのだ!?









この記事の原作はこちらまで


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[ 2006/03/31 00:48 ] いちご100% | TB(0) | CM(0)
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