FC2ブログ

いちご100% 第152話 「love drive」  

t_152-001.jpg
今回の扉絵。
とうとう、西と東にしぼられたこの恋の話。
二人の表情がものすごく切なげでこの絵だけでも十分です。



『俺は西野が好きだ
 東城が文化祭に誘ったのは実の弟だったってわかっても
 今は西野が大切だ
 いつだって俺に明るく笑いかけてくる西野が好きなんだ』


…だったら
なんでこんなことになっているんだよっ!
なんでその想いを今すぐに伝えないんだよっ!



t_152-002.jpg
「映画はもう少し落ち着いてから観せてもらうね」

「ホントごめん。…バイバイ」

こんな状況でも真中に笑顔を見せようとするその健気さに…。
西野ファンは感涙し、真中吊るし上げ運動は猛烈な勢いで膨れ上がったに違いない。

そして後を追って説得しない真中に注さんかなりご立腹。


t_152-003.jpg
「うわぁんそんなのひどいよぉっ」

そんな真中の知らないところで、ひとつの恋が終わっていた。
注さん的にかなりお気に入りキャラであったこずえの恋が。。。


(つд`)「うわぁんそんなのひどいよぉっ」


残念ながら、彼女の武器では真中の心は射止められなかったようです。
エッチな妄想とパンチラ…。これを武器にしろって言うほうが難しいよな。




そして映画は幕を閉じる。

東城の渾身の作品も、ラブ・サンクチュアリに客足を奪われてしまったようだ。
男性客目当ての部は軒並み痛手を喰らっているという美鈴の情報である。


t_152-004.jpg
「…すみません。
 先輩達今年最後なのにいい成績残せそうになくて…」

なんでこの話に出てくる女の子はみんな健気なんですか~?




そして祭りが終わる…。

いつのまにか部員が減った映研。
ちなみは退部。
さつきはラグビー部に拉致。
小宮山は振られたショックで…。
とうとう独りぼっちになってしまう美鈴。


t_152-005.jpg
「やだ。すみませ…」

美鈴の株価ストップ高が止まらない。
絶対に誰かの後押しが入っている。
ここ最近美鈴の株が異常に値上がりしていませんか?


t_152-006.jpg
「大丈夫! 頑張ります!
 来年も今年以上に盛り上げてみせますから!!」


この笑顔。
完全に存在感を確保しましたよ。この子。
初めてあった時の印象が全部飛びましたね。



(この先の展開に西野ファンの方は言いたいことがいっぱいあると思いますが、
東城最後の晴れ舞台のために協力をお願いします。)






真中はひとり。
部室に残り今までの思い出をふり返る。

今日で文化祭が終わる。
とうぜん部活も終わる。
だからこの部室にはもう滅多に来なくなる…。


t_152-007.jpg
「俺達でこの部を作って、映画を取って編集して…」
だが、ここまでこれたのは真中ひとりだけの力ではない。

そう。
それは東城がいたから。

東城の脚本もそうだけど、なにより彼女の存在があったから…。

泉坂高校に入学したものの、映画を作る部活は消滅していた。
だから作った。

中学の時。屋上で夢を語り合った東城とともに…。
だけど、その部活が終わってしまう今宵。

t_152-008.jpg
東城。今、キミにすごく会いたい…。





その東城は弟との帰路の途中にあった。

「ねーちゃん。あの男のことは忘れろよな」
「何よ。急に…」
「だってアイツ彼女いるじゃん。美人だし性格もよさそーなコだったし…。
 いくらねーちゃんでも相手が悪いよ」


t_152-009.jpg
「それとも何? 告られんの待ってんの?
 彼女がいる男から? 部活ももうねーのに?」

弟に言われて、改めて夢が終わりを告げたことを自覚する東城。


『そうだ…もう部活はないんだ。
 真中くんの夢がたくさん詰まった映像研究部』



東城の夢は真中によって勇気づけられた。
真中の夢は東城の才能によって命を与えられた。
そしてふたりの夢はひとつのベクトルとなり映画という形に昇華した。

そして夢の完成とともにふたりの人生もひとつのベクトルに向かうはずだった。


t_152-010.jpg
けれど、昨日の夜伝えきれなかった想いはまだ心の中でくすぶっていた。

『あたしの夢も。あたしの想いも』 消えてしまう前に。

…会いたい。



t_152-011.jpg
まだ終わったわけじゃない。
『真中くんに会いたい…!』


東城は学校へと走り出す…。




t_001-09.jpg
「マジ感動した! すげー才能あるよ おまえ!!」
教室の隅っこにいた東城綾の存在を
はじめて受け入れてくれた男の人。真中淳平。



t_014-05.jpg
「そしたら一緒に映画作ろうね…!」
泉坂高校を受験した日。
屋上で出会った女の子は東城だったと判明した日。



t_027-09.jpg
「作ろうよ!! あたしたちでこれよりもっと面白い作品作りましょう!」
ふたりの夢がひとつに昇華した記念日。
泉坂高校映研が誕生した瞬間。



t_033-08.jpg
「あたし嫌な人間だね。それでも真中くんと一緒にいたい…!」
真中が西野と付き合っていることは知っている。
けれどそれでも真中と一緒にいたい。

初めて東城のエゴが出たシーン。
けれどこの言葉は雨音にさえぎられ真中の耳には届かなかった…。


t_068-06.jpg
2年目の撮影合宿で、ふたりの距離がもっとも接近した夜。
肌と肌が触れ合った決定的な夜なのにふたりはプラトニックを貫き通した…。


t_085-008.jpg
「言っとくけど俺は、これからも東城と映画作るつもりだよ!?」
2年目の映画が努力賞だったことで
私の脚本が原因だったと落ち込む東城を真中がなぐさめたあの日。
ふたりの運命を感じた瞬間。


t_126-014.jpg
「あたしヒロイン役頑張ってみるね」
水泳が苦手な真中が勇気を出して泳いだことで
東城に勇気を与えたその日。



t_131-012.jpg
3年目の撮影合宿で、事故とはいえ間違いなくふたりが唇を交わした夜。
真中にとっては記憶があやふやだが、東城にとっては間違いなくキスだったのだ。



t_134-010.jpg
「中3の冬…。初めて男の子にあたしという存在を受け入れてもらえて
 心をギュッと抱きしめられた気がした…」
美鈴に真中との出会いを語る東城。



でも。

…あなたにまだ話していないことがあるの。

今までどうしても言えなくて。

でも。

このままあなたを失いたくなくて。

あたしは。

ずっとあたしは…。



そして彼女は運命への扉を開ける。



t_152-012.jpg
扉の先には…彼がいた。


夢が生まれ。夢が育まれた場所で。


t_152-015.jpg

その夢が終わろうとするその日…ふたりは再会する。



だけど…。

不意に顔が熱くなる…。

真中の顔を見てしまったら、途端に身体が震えてしまう。
t_152-016.jpg

足がすくむ…。


途中で転んで、膝を擦りむいてしまったけれど。
今はそんな傷よりも

もっと大事なものがあるから…。


t_152-013.jpg
はずかしさのあまり東城は扉を閉める…。


「お願い。このまま聞いて…っ」


「かっ、顔見たら、また、何も言えなくなっちゃうから…」





そして東城の永年の想いが臨界点を超える…ッ!!






t_152-017.jpg

「…好きなの」







t_152-014.jpg

「中学のあの日から、ずっと、ずっと…!!」





東城の靴箱に入っていた紙。

それは『ラブ・サンクチュアリ』での占いによる最高の相性を持つ相手をしめす番号。


『1508』


それは真中と同じ数字であった…。









この記事の原作はこちらまで



スポンサーサイト



[ 2006/04/22 08:05 ] いちご100% | TB(0) | CM(5)
1話書くのに3日費やしたなんて初めての経験です。

ちょうど去年の今頃がこの話のリアルタイムでしたよね。
久し振りにマンガ読んで泣いてしまいた。
久し振りにマンガ読んで感動で身震いしてしまいました。

やっぱり恋愛漫画の醍醐味はこーゆーシーンですよね。
[ 2006/04/22 08:11 ] [ 編集 ]
何じゃこりゃー!
運命が真中と東城をくっつけようとしてるじゃないですか。
誰がどうみても、西野とくっつくとは思えませんね。(笑)
好きだった子に、こんな事言われたら、絶対心変わりしますよね。
[ 2006/04/22 08:35 ] [ 編集 ]
内気な少女がやっと、面と向かって告白した瞬間・・・

泣きました。

[ 2006/04/22 09:40 ] [ 編集 ]
今晩は~!
私のBlogへのコメントどうもありがとうございました!
とっても嬉しかったです☆

このシーンは・・・!!
私も泣きました。。うわー思い出しますね。
3年越しの想い、やっと伝えられた瞬間。
改めて感動しました!!素晴らしい記事ありがとうございましたー!
また遊びに来ますね^^
[ 2006/04/23 01:50 ] [ 編集 ]
この次と次の回が事実上最高の神展開。
たった2話描くのに一週間費やす可能性があります。

それに比べると『いーのだ』のたかすぃさんはすごいよね。
あの方のレビューへの熱の入り方は他の追従を許さない勢いがある。
[ 2006/04/23 12:15 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

注さん

  • Author:注さん
  • このブログの原動力は
    みなさんの足跡と拍手です。

    スパンコメントは即消去。

    御意見・感想などは
    こちらからどうぞ↓
    ko-yu-no_chuusan★excite.co.jp
バナー作って頂きました。
あずきさんからの頂きもの。 リンクの際にはご自由にお使いください。

chusan.jpg

全ての記事を表示します。
全タイトルを表示