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ひさしぶりすぎて書き出しに迷ってしまうね。
原作ならこの夏合宿の最中に、東城の独白がある。
原作ではこのあたり「あたしはただ、真中くんと映画の話とか、小説の話とかするのが本当に楽しくて…」
「真中くんは、西野さんと今でもつきあってるみたいなのに…」

「あたし嫌な人間だね。それでも真中くんと一緒にいたい…!」
初めて東城の気持ちが言葉でつづられるところ。
しかし雨音で真中の耳には届かない・・・。
注さん個人的に大好きなシーンである。だがアニメではカットされた・・・。そのため今回の話は
ここからはじまる。
過去記事の焼き直しみたいな記事で恐縮だが、長いブランクのため勘弁願いたい。真中からの鳴らない電話に待ちつかれたその日。
9月16日。

ようやく鳴り出した電話に飛びついたものの、それはトモコからの電話だった。
一緒に買い物を終えたふたりはファーストフードへ。

隣の席で交際一周年を祝しているカップルを見て遠い目をする西野。

「よお。ごめんごめん。待たせちゃった?」
「…誰?」
「おいおい俺のこと話してくれてねーわけ!?」
トモコの中学の時の先輩で、どーしても西野に会いたいという男。
当然西野としてはこんな男の相手をしている暇があるわけではない。
無視を決め込んだ西野だが、男のほうはそんなの苦でもなかったようで

なにげなく西野の唇を狙う・・・。
幸い西野の反射神経は手よりも足のほうが速かった。
「そーゆーとこから親睦深めるのもありかなって思ったんだけど。
キスひとつで目くじら立てるよーな時代じゃないじゃん。
キスなんてのはさぁ、あいさつだろ挨拶! 握手と同じだよ」
大変な詭弁だ。
しかし河下先生は喫茶店でキスをされるというシチュエーションがお好きなのだろーか?
こんなのとか・・・。家に戻った西野。
部屋のベッドに沈む。
そこに真中からの着信がある。

「…会いたい」
「は?」
「淳平くんに会いたいの。今から会えない…?」
「…実は俺、今さっき家に帰ってきたばっかで…」
「どうしても今日会いたいの。お願い淳平くん」
ひたすらに走る真中。
『一瞬。
泣いてる声に聞こえたんだ』
真中の先には両手にショートケーキを持った西野。
電話では泣いているように聞こえたけど
西野は泣いていなかった。それどころか笑っていた。

「知らないの? いちごのショートケーキだよ」
「あの…用事ってこのこと?」
「このケーキはね。どうしても今日食べなきゃいけないの」
「だって今日はあたしの誕生日なんだもん」 突然のことに焦り驚きを隠せない真中。
誕生日知らなかったことも、プレゼント用意してなかったことも
「とりあえず欲しい物言って! 欲しい物!!」

「…なんでもくれるの?」
作画がハマってます。この物訴えかける瞳がたまらない。
「握手してくれる?」
「あくしゅ?」
「多分今はこれが、あたしが淳平くんに望んでいいせいいっぱいだから」

つないだ右手。
さっきの男の詭弁を借りるなら
『握手は挨拶。キスと同じ…』
だからこの握手は真中にとっては普通の握手だが
西野にとってはキスと同じ意味を持つ握手・・・。
鼓動の響きが伝わりそうな瞬間。
「ありがと! あたしそろそろ家に戻らないと…」
おやすみを言って帰っていく、つかさの後ろ姿と笑顔を見送る真中。

西野の手も今の俺と同じように熱を帯びているのだろうか。
さぁ。これで次回以降の展開が面白くなってきた。
ただ、気を付けなくてはいけないのはこのアニメ
ターンが代わっても真中の恋心はゼロにリセットされるような節があるからたまらない。
↑こちらは9〜12話まで収録
↑こちらは1話〜12話まで収録