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こーゆーのを聴いてるっ! 『ドラマCD いちご100% LAST TAKE-WEST SIDE』 

いつになったら発表できるだろーか。
遅い筆をさらに遅くして少しづつ書いていったらとうとう年末じゃん。
ぶっちゃけ、31日まであと数時間って段階になり推敲しているくらいだからマジで大変。


いちごファンなら避けて通れない最後の神展開をあますところ無くドラマ化し
かつヒロイン視線から迫ったおそらく最後のいちご作品。



『マンガがあればいーのだ』

『西野つかさ』 を語らせたらきっと何日も語っていただけそうな、
こちらの大御所管理人さんが絶賛なさるなら間違いない品物だろう。


発売当時、競馬で勝ったら買うとかこのブログ使って公言していたにもかかわらず、とうとうこんなに遅くなってから購入いたしました。



正直。聴きたかった…。



告白から最終話までを。
いわゆる 『神展開』 のすべてを…。


ウチの過去記事より


>さてさて、今回のCDは大丈夫なのか?

絶対大丈夫です。ファンなら買って損はありません。さらに原作読みながら聴けば完璧です。


>フィギュアでつられて内容を軽くしてはいないか?

内容は申し分ありません。ってゆーか原作の中で説明不足だったものがいろいろ補完されていて充実しています。


>そしてなにより。あのいわゆる、『ネ申展開』を再現してくれるのか?

マジ。再現していました…。聴いたらわかる。おなかいっぱいです…。


>はっきり言おう両方合わせて一万円の価値は果たしてあるのか?

あります。ファンなら買ってください。



願わくばウチのアマゾンから…。










ウチのブログの柱。
「いちご100%」 
クライマックスは毎回毎回波乱必至で、最後の最後まで結末が読めない展開。

2005年の夏は、注さん自身かなり熱くなってこの作品を追いかけました。
2006年は目一杯この作品を紹介しました。



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西野の心の動きは
読み手それぞれの感覚に委ねられるけど…。
どちらかと言うと彼女は素直に想いを口にするほうだけど…。


それでも、本誌では描き切れなかった彼女の想い。
全てがこのドラマCDで明かされます。


東城視点で構成された、「EAST SIDE」
西野視点で構成された、「WEST SIDE」

 
ヒロインたちそれぞれの、胸に秘めた想いをあなたも感じてください。


同じ前振りをコピペして恐縮ですが。


今回は、西野視点で構成された「WEST SIDE」を紹介します。










それはいちごパンツの勘違いから始まった恋。


一度は別れたこともあるふたり。


西野ファンには大変申し訳ないが、
注さんは東城とのハッピーエンドでこの物語は完結すると思っていた。
西野ファンには大変申し訳ないが、
ラストは西野が泣くことになるのだろうと思っていた。


3年目の撮影合宿のあと、突然存在感を増した西野。


いわゆる『ターン』がまわってくるたびに東城ファンとしてはハラハラしっぱなしでした。


そして注さんの予想は外れた


西野つかさは頑張ったのだ
河下先生がコミック19巻の巻末コメントに「当初は東城がハッピーエンドのハズだった」と記している。


彼女の増していった存在感が原作者の考えまでも変えてしまったのだ。


恋愛に勝ったも負けたも無いんだが、とにかく西野は真中と結ばれた。
けれどやはり、その結末に至るまでのプロセスは、涙なしでは…聴けません。


やはり収録されていました。


『あの伝説の夜』のシーン。


ではそろそろ、本編を追っていこうと思います。





オープニング  ~再び鉄棒から。

原作では142話 『運命!? FLASH BACK』


それは西野の18回目の誕生日。

水族館での真中とのデート中、突如走り出した西野。



あわてて西野を追いかける真中。

そして追いついたのは…公園の鉄棒の下。



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「……淳平く…ん   
         真…中…淳平…くんっ」



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「いろんなことあったけど、 ずっとずっとキミのことが好きっ!
もう一度、 あたしを淳平くんの彼女にしてください…っ!!」





その日。

あたしの18回目の誕生日は 

西野つかさが始めて交際を申し込んだ 告白記念日になった。





この西野の告白によって、ヒロイン両名からの告白がそろい物語が一気に加速した。

まさにここからいちご100%の神展開はスタートしたと言っても過言ではない。



告白。
それは好きな人に思いを伝えること。


女の子からの告白。
それはある意味、人生を賭けたイベントです。


女の子から言うことは、すごく勇気が必要なのです。




真中が中学の時にして見せた懸垂告白を、今度は西野から。

なにがスゴイって、そーゆー伏線はきちんと消化していく姿勢。

東城の芝居に込めた告白よりもぐっと直線的で好印象。

そしてその勢いのままに「WEST SIDE」はスタートします。





欲張りな…唇   ~物語の方向性が決まった日。



「甘えていいよ…」
「欲張りな唇」  原作はここらをチェックしてください。




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「じゃ、ラッキーだ。偶然、淳平くんに会えるなんて」


さまざまなことが立て続けに起きて、真中の心は乱れていた。

西野から告白を受けたものの東城のことを考えてしまったり。
その東城に男の影があったりと。
塾での成績もとうとうビリになってしまう。



そんななか、真中は西野に出会う。



自分を過小評価し続ける真中に西野は言う。

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「あたし。好きな人がいるんですって」


日暮に自分の気持ちを伝えた西野。
もう西野は自分の気持ちをもう偽らない。隠さない。



真中のことが好き。



ふたりのヒロインが正面から真中にぶつかっていくこのころの原作。
リアルタイムではもう毎回毎回ハラハラしっぱなし。


そんな、どっちつかずな展開を作っている真中に、西野はこのひと言で一気に打開する。




「…ううん。もっと甘えてよ。淳平くん」




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この真中の行動で物語はさらに加速する。


心が弱っているときは、ぬくもりが欲しくなります。


抱擁。


誰でもいいわけではない。


西野だから…。 だから甘えた。





淳平くんの腕。

力強くて、温かかった…。

もし恋人同士に戻れたら、 またギュッってしてくれるのかな…?

そしてもっと淳平くんと…。




西野もまた、真中に抱きしめられ歓びを隠し切れなかった。





その直後。物語はひとつの局面を向かえる。


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「俺も西野のことが好きだ!!
 だからもう一回、その…。つっつきあってください…!」



真中からの告白。
これにより東城ファンみな一気に脱力。
ぁぁぁぁぁ。って落胆の声があちこちで響いた。



けれど西野は告白だけでは信用できない。



「あたし、欲張りかな…。言葉だけじゃ信用できないみたい」


言葉より確かなもの。

言葉よりも重みのあるもの。

それは行動。

そして、それは誠意を込めた真中からの…。



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キス。


真中の「本気」の気持ちを込めたキス。


原作知らずにCDきいたら、放送事故かと思うくらいの長さ。
だけど東の空白時間と比べたら、わずか一秒差。
この体感時間の違いはなんなのだろうか?



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「隣座って…。そして…もう一回して…」




その日。あたしたちは計3回キスをした。

唇から伝わる熱が、あたしの頭の中まで熱くして…ただ、嬉しかった。





東城ファンもおもわずジーンときたシーンではないでしょうか?

過去記事にもありますが、ここまでやっておいて東城とハッピーエンドということは無いでしょう。

キスはあいさつ代わり。握手と同じという詭弁をサラリとやってのけるのならわかりませんが。

もうこの瞬間。物語はひとつの筋道へと決定付けられたのです。






しかし…何度見てもうらやましいキスシーンです。






放課後。  ~そしてキスだけで満足…しない。 そしてキスだけで安心…しない。

参照はコチラ 「求めあう放課後」



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「…西野」
真中の顔が西野の首筋に近づく…。

「…あ……っ」


このシーンも再現されています。

西野役の声優、豊口さんがいい吐息出してくれます。

普通にステレオかけてて、あわててボリュームしぼったおぼえがあります。





そしてキスだけで安心…しない。





「ふう…。あのまま邪魔が入らなかったら…どうなってたんだろ」

緊張の糸が解けた西野は、イスに座り込む。

が、その際編集用のパソコンに触れてしまった。


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そしてそこに映し出された告白シーンに西野は凍りつく。






文化祭 ~交錯する気持ち。


そして泉坂高校の文化祭の日が来た。
東城さんのことが頭から離れないまま…。
でも、あたしは今日を淳平くんと楽しもうと思っていた。



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カップル限定イベント。ラブサンクチュアリ。



散々このイベントをひっぱったくせに単なる占いだったことにかなりガックリ。


真中と西野の相性が合わないという結果だったが、
「もー数字忘れたっ! 行こうぜ西野」
と自分の番号をビリビリに破いてしまう真中。


今までなら余計なことを言って西野を不安にさせてきた真中だが



今は違う。すっかり別人のようだ。




そしてさらに真中がビシッと男らしい。

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「俺の相手は西野だから! 答え出てるのにそーゆーこと考えるのやめようぜ」





だが舌の根も乾ききらぬうちに、西野に嫌な気分にさせてしまう。

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それは東城の存在。
そして、瞬間に解かれた手。


西野は知っていた。
中学の時、真中から告白してきたのに真中の心は自分に向いていないこと。


西野は知っていた。
でもそれでもいいと思った。 「あたしも東城さんのこと好きだし」


だけど日を追うにつれ東城の存在がどうしても大きくなりすぎた。
そしてふたりの共通の夢 「映画」 をどうしても見ることは出来なかった。


東城の本気な告白が写っている映画なんて…。


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まして、東城の隣りにいた男が弟だと知った瞬間の安堵した顔なんて…。



こんな真中に西野ファンなら怒り沸点。

いや、東城ファンとてこんなふぬけた真中を見たら逆に怒ります。

この安堵したままの真中が、そのまま東城に気持ち揺らいだら…。
そんな展開ははっきりゴメンです。
だからこのあと真中が取る行動によっては、いちごファンやめようかという瀬戸際であった。



だからこそ、この3年目の嵐泉祭は、いちご史上最大のヤマ場なのです。



そして、真中が今年の映画映画と騒ぐなか。

とうとう、西野の不安があふれだす。


それは静かに。
そして、彼女から笑顔を消し去るくらいの苦悩を込めて。


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「どうしてあの映画観せたいって思えるの?」


西野の後ろ姿が痛い。
以前、居残りしていた真中との再会の日に偶然見てしまった映画。

それは東城の本気の『想い』が詰まりに詰まった映画。


そんな映画を見てどうしろというの?



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「さっき東城さんと会った時も、つないでたあたしの手。パッて放した…」

その手は真中自身。
もう女の子のことで迷わないというような意思表示がこめられていたはずだ。

『だから手をつながせて。俺の心がこれ以上ふらつかないように』
と心に言い聞かせていたはずなのに…。






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「じゃあどうして。東城さんが文化祭に誘ったのが弟さんってわかって、淳平くんホッとしてたの…」



最悪なシナリオが動き始めた瞬間だった。

この西野への対応がエンディングを決める重大なフラグ。

マジ手に汗握るシーンです。




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「…だめだ。ごめんうまく笑えない…」




西野はいつも笑顔だった。

真中の前で笑顔を絶やしたことはない。



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そして西野ファンのみならずとも西野の笑顔に心穏やかになるシーンも事実結構あった。


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あの別れの際も西野は笑顔だった。


だけどいま、その笑顔さえも苦しい。
引きつった笑顔しか見せられない。


真中の前ではいつも笑顔を見せていたい。
という、いじらしい気持ちと不安の入り混じった切なすぎる顔…。



東城ファンも「EAST SIDE」でしめつけられましたが、
「WEST SIDE」にも名シーン続出です。





夜  ~電気を消して…
 

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原作でこんな感じで全然余裕感じさせる西野だったけど、


「多分やさしすぎるのかな。やさしすぎて迷ってるんだ」とか。
「もっと、しっかりあたしをつかまえててよ!」などと。
CDでは映画編集中に観た東城の告白シーンが
西野の頭の中で渦巻いてもだえるシーンが入っていてなかなか良い。



そこへやってきたのは東城にケジメをつけた真中。



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「あの…ね、今日うちの親いないんだ…」


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「……あがってく?」


両親のいない部屋にふたりきり。
東城の告白を蹴ったあとだけに、もうジャマする者はいない。


原作ではここ!


真中視点でドキドキしたこのシーンも今回は西野視点。


あの夜。
西野つかさが真中淳平を迎え入れたその夜。


いったいどんな気持ちであったのか?


食事を終えた西野。
皿を荒いながらこの後の展開を想像。



『どうしよう…。このあとはやっぱり……だよね。
 ああぁぁ。頭の中熱くなって爆発しちゃいそう。』



聞いてるこっちもアツイです!


互いに緊張する。
互いに鼓動を静めることは出来ない。
そして。
お互いに口にしないこの先の展開。


だから西野だって鼓動が高鳴ります。
ふだんクールそうに見える女の子もパニックをおこします。


そしてなによりそのギャップがいい。


そしてリビングのテレビでラブシーンが展開されたときも。
『淳平くん。やっぱりこーゆーの期待して…。ううん、あたしだって…。』


そしてその焦りはとうとう、その先の展開まで口走る。


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「ごっ。ごめんね! その…嫌ってわけじゃないんだ。
 た。ただ…こーゆーのって。先におっ…お風呂入ったりするんじゃない?
 あーっ。もうホント変な事言ってゴメン! ごめんねっ」





『いつかは日が来ると思ってたけど、いきなりなんだもんな。
 大丈夫かな、あたし、ちゃんと淳平くんと…。
 ああ! ここで考えても仕方ないだろ、何とかなる!』



初めてへの不安。
それは女の子ならきっと誰でもいだくもの。


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いや、男だって不安だらけですけどね…。


けれどそこで怖気つかないのが西野のいいところ。
何とかなるっていう前向きなところが印象的です。






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不安。
期待。
そして恥じらい。



恥じらいと湯上がりパジャマは外せないマストアイテムです。




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「じゃあ、見てもいいよ」



やっぱりヘッドファン着用は義務ですね。




「…帰るのは、お母さん達が眠ってから…だよね?」



もう寝てる事になってるから…。

電気を消す。

そうそれは普通のことだ。
これから起きるであろう出来事に備え明かりを消す。


『好きだから。』


階下に親がいるというシチュエーションさえも楽しむ女の子。
恋する女の子は女優にも悪女にもなれる。

緊張した面持ちの中。

ふたりの鼓動が、呼吸が重なり、命のリズムが響き合う。

今宵。
ふたりはすべての束縛から解放される。

そう。
それは愛する者にとって自然な流れ。


ふたりがその行為について責任がもてるのであれば。
そしてそこになんら倫理的な問題がなければ。



すべては自然な流れ。



そして真中の口から発せられたのは、西野の名前。



「西……。  ……つかさ。  つかさ!」






2月13日 ~雪の降るその日…。
 2月14日 ~雪、いまだ止まず。


それは、ある種のケジメ。


原作ではここ!


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真中の家の前で西野と東城が対面する。


真中淳平にとっては本命の大学受験日であったが
ふたりのヒロインにとってはこの日が
本命の相手とのそれぞれの決着日となるのである。


「話があるんだ。東城…!」
走ってきた真中は西野ではなく、東城を選ぶ。


東城に話がある。
その事に激しく動揺する西野。



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自らのマフラーを淳平の首にまわす。
ちょっとでも、繋ぎ止められたらって思って。



どうして?
やっぱり東城さんじゃなきゃダメなの?
あたしじゃダメなの?
今すぐ確かめたい。 …でも聞けない。



そのときの東城の悲痛な決意など当然知る由もない西野。


知らないほうがいい。
もし、知っていたらあまり見たくない。


この関係が終わってしまうかもしれない恐怖。
好きな人が自分の下から離れていくかもしれない恐怖。



再三過去記事でも触れていますが
あの夜のことがあってここで別れという切ないストーリーということはありえない。

それでも東城に走るというのなら、よっぽどのタマだ。



そして翌日。
ホワイトバレンタインとなったその夜。
ふたりはデートをしていた。

『西野。
 昨日のこと全然尋ねてこない。
 思えば中3の時からずっとこうだ。
 俺達いつも肝心な部分には触れないままで』

違う。
全然肝心な部分に触れないまま逃げ回ってきたのは真中のほうではなかったか!?


そのときの西野の心情はこんな感じ。

『肝心なところはなかなか口にしてくれない。
 それが優しさなのかもしれないけど、そっちのほうがよっぽど人を傷つけることもあるんだよ』



こりゃ、真中が悪い。 



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そして真中から告げられた言葉。



原作ではここ!



昨日。
真中の家の前で東城と会った瞬間に

『あ。もう。ダメなのかなって』

西野自身覚悟は決めていた。



白紙に戻す原因を、ここにきて本気で、そして本音で話す真中。



皮肉な話だが、ふたりの関係を白紙に戻すということで
今まできちんと話してこれなかった真中の気持ちを話すことができたのである。



ここにきてようやく、ふたりは本当の意味でぶつかりあう事ができた。

夢に向かって進もうとするふたり。
それを止める事なんてどちらもできなかった。


決めた事だから。
どんなことが起きても…。
どんなことになっても…。
それは自分が決めた事だから。

このなにげなく交わされた
セリフのやり取りにふたりの切なる想いが込められている。


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この温もりが、この強さが今の淳平くん。
信じられるよ、淳平くん。

淳平くんがあたしを好きな気持ち。
あたしが淳平くんを好きな気持ち。

ありがとう…。淳平くん。





空港での別離。 そして4年後  ~それぞれの未来、それぞれの夢


そして別離のときが来る…。 。


西野のエピソードはここにきて内容が濃い。
19巻に入ってからは全てが屈指の名シーンだけにどこも外せない。


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「ありがとう淳平くん。キミに見送られて出発できること、本当に幸せだって思う」


正直。すごくすてきで潔いなと思いました。
このセリフは、迷いとか不安や不満があったら上手に言えません。


こーゆー別れ際のきれいな女性。 タイプです。


これからはお互い
それぞれの未来に向けて頑張ろう…。


『振り向かない。どんな形であれ出会いがあれば必ず別れが来る。
 あたしと淳平くんにも、そのときが訪れただけ。
 それに、いつかまた会えるよ。お互いもっと成長したときにきっと…』



だけど。
もう一度だけ。
最後にもう一度だけ。


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振り向かないと決めたはずなのに、その約束は守れなかった。

そしてその西野の背中をずっとついていった真中。




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「会えるよね?
 またいつかあたしたち出会えるよね!?」

最後の抱擁。



『あたしも…淳平くんみたいに強くなる!』


西野は強いです。
間違いなく素敵な女の子です。 うん。







そして旅立っていったふたり。
夢に向かって進む時間は早く、あっという間に4年の月日が経った。


そんなふたりを再びつないだのは真中からの一通の手紙とビデオテープ。


お互い、夢を叶えるまで連絡を取ったりしない。 という約束だったが。

その約束が今…破られた。 と同時にそれは夢への始まり。


西野は日本へ戻る事を決意する。
4年振りの再会。





『もうすぐ淳平くんに会える。
 淳平くんはあたしに何て言ってくれるかな。あたしは…なんて言うのかな。



そしてまもなくふたりの夢が、ふたたび重なる。

「えらい! 15分前行動!」

「再開の第一声がそれ…?」

「じゃあ。…大人っぽくなったね淳平君」

「送った映画観てくれた?」

「うん。すごくいい作品だったよ」


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「それじゃ質問。白紙に戻した関係だけど、もう一度俺とつきあってくれますか」


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「………そうだね。もう一度あたしをワクワクさせてくれる……?」



4年という月日が、ふたりをさらにオトナにした。

あれからもっと強く、優しくなった。



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そしてふたりは照れながらも、笑顔で階段上で抱きあった。



『あたしはこれからもずっと信じていける。 ずっと君と一緒に夢を見る事が出来るって』






あとがき 「WEST SIDE」を聞き終えて。また書き終えて。

なんだかんだ足掛け2ヵ月かけて、ここまでたどり着きました。

東城ファンとしてもこのドラマCDは必聴です。

正直東だ西だとかいってケンカしてはいけません。
両方聞かないとこの物語をとらえられませんって。

それだけにものすごい感動に包まれます。
両方買いです。


正直この作品だけは文章にしたくないと思いました。


原作読むだけでも大きな感動を与えてくれたのに。
それが「音声」というものに変わってもなお、ここまで心に響くとは。

セリフや行間に込められた沢山の想い。
まるでリアルに西野がいるような錯覚に一瞬彷徨うほどでした。


吐息とかそーゆー声とか、ドラマCDに慣れていない注さんを殺す気か?


ぜひ聞く時は原作の16~19巻を片手に。

もしくは当ブログ参照で。

いちごファンならもう涙すること間違いなしです。





ドラマCDシリーズ「いちご100% LAST TAKE ~WEST SIDE」 ドラマCDシリーズ「いちご100% LAST TAKE ~WEST SIDE」
河下 水希 (2006/05/19)
集英社

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みなさんの善意が、注さんのヤル気に反映されるはずです。多分。。。
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[ 2006/12/31 10:47 ] いちご100% | TB(0) | CM(1)
やっぱり購入されたのですね。
フィギュアのしまいどころが難しいですよ。(いまだに箱から出してない)
[ 2006/12/31 15:24 ] [ 編集 ]
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