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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第002話「訪れた家庭教師」 

由紀は女の子を好きになったことがない。


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「食べさせて、下さい」
(ここまでやっといて、ひだりのことはどうなんだ。という意見は置いておく)



「女性の美しさは内面から沸き上がってくるものだ」

15歳にしてすでに達観している由紀である。


ただ、同じクラスの女の子。
学年トップの秀才 黒川水面(くろかわ・みなも)は美人だと由紀はおもう。


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彼女が水面ちゃん。
(ちょっと画像選択間違えた)


黒髪のおさげ。
メガネ。
そしてパンツ。

由紀くん。
君とは友達になれそうだよ!


べっ、べつに注さん、パーツに弱い訳じゃないんだからねッ!



しかし、周りからの水面に対する反応はいまいち。


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「休み時間も一人で勉強して女友達もいないんだぜ。
 頭すげーいいらしいけど、性格悪いに決まってる」


由紀はきさくに近づくが、たしかに水面はそっけない。


そこで由紀は考えた。
ユキになって水面に接近したら話してくれるんじゃないだろうか。



登校途中にひだりと出会ってしまうのだが、不思議と事なきを得る。




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「黒川水面さん。ちょっといいかな?」

こわいのはここ。

とうとう由紀は女装のまま登校してしまった。

知り合いもクラスメイトも誰一人この行為に気がつかないのか?

この趣味確実にステップアップしていってます。








しかし。



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「きゃははは。何てカッコしてんのあんた」


水面には通じない。


って・・・。

あれ?

何してんの?



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「足の形かっこいいね」


なにげにユキも顔色があやしいぞ。


おいおい。
なんだこの展開は。




触りまくられた由紀は水面に
「不公平だ。俺にもさわらせろ」と言い始める。


しかし、水面は由紀をなめていた。
どうせ、なにもできないって思っていた。



そんなわけないじゃん!

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いとも簡単にやってのける由紀。


いきなり胸を触られて泣き出す水面を見ながら由紀の心は揺れた。

『黒川は、お高くとまってるんじゃなくて不器用なだけなのかも・・・』




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そんな姿がとても可愛くて

『すごくドキドキするから・・・』








ひだりは家庭教師が来ているようだ。
男の家庭教師だとしたら、それは許せない。


家庭教師は水面。
由紀の取り越し苦労だった。


ひだりはみんなのために晩ご飯の支度中。
由紀と水面は部屋に残される。


そこで由紀は水面に女装の秘密の口止めを申し出る。


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「はじめて口止めしたね。特別なんだひだりちゃんは」


この約束で水面の中にふたつ複雑な感情が生まれる。


由紀=ユキは水面だけの秘密。秘密を共有できる歓び。

そんな女装した姿を「汚いこと」としてひだりに見せられないという
ひだりに対する由紀の特別な意識。
それはある意味、水面には超えられない壁。


これで恋の三角形は、いびつながらも作られた。
次回からもっと急展開になる。







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