由紀に訪れた突然の喉の痛み。
それは成長。
声変わり。

「そんな・・・まずいよ」
男性ホルモンの分泌。
背も伸び、肩幅も広がり、声も変わってしまえば。
女装・・・
できなくなっちゃう・・・この由紀に関してはコメントしにくいね。
由紀は姉にひだり以外の女の子から告白を受けたことを伝える。

「ちょっと何言ってんの!?
ひだりちゃんのこと傷つけたらあんたでも許さないからね」
「傷つけるもなにも、ひだりはまだ子供じゃないか」
実はここで姉が怒った理由について、注さん意味がわからなかった。
しかし、もう少し物語が先に進むにつれて徐々に明らかになる。
ひだりのことを女として見れない。
大人になるまで待っていられない。
だからといって
ひだりを傷つけるモノがあれば許せそうもないそんな由紀の信念がいま
大きな矛盾にぶち当たる。水面の告白を受けたらひだりは傷ついてしまうだろう。
そのころひだりの家では水面が家庭教師として来ていた。
「水面さん。頭良いし美人だしすごく羨ましい」
「わたしはひだりちゃんが羨ましいけどな
池田にあれだけ大切に思われてるの、ひだりちゃんだけだもん」
なぜ、いまその言葉が水面の口から出てくるのか・・・。

「水面さん。紀くんのこと・・・」
「うん。大好きだよ 池田は私の特別だもん」
くはー。修羅場キタ――――!!その夜。
ひだりは由紀の部屋に飛び込んでくる。
夜10時。
思春期の男女にとってはある意味区切りの時間である。
ひだりに対してどう接していいか、わからなくなってきている由紀。
由紀の気を引きたくてもどうしていいか思いつかないひだり。

かつては空気を変えたこの行動も、いまやっても笑えない空間である。
以前のふたりだったら、こーゆーやりとりは乗ってくれたけど。
いまはどうしようもないくらい互いの動きを探りあういびつな関係。

「あたしバカだから、これぐらいしか思いつかない」
「水面さんね、紀くんのこと好きだって。よかったね両想いだよ」
そんなひだりの涙を見た由紀。
その涙に由紀は 一番大事なことをひだりにカミングアウトする。

「だーれだ」
公園でのひだりからの告白を
知らないフリして無かった事にしようとしていたけど
あの夜のユキはやさしかったから。
「その紀くんって男もきっとひだりちゃんを大切に思ってる
ひだりちゃんを傷つけるモノは私も許さないから」だから
再びひだりは涙を流す。

それは、嬉し泣き。
ふたりの空間が元通りになっていく。
いじらしくて、とてもいとしい存在。
この泣き顔にそそられた由紀。
女の子が成長していくのなんてあっという間なのかもしれない。
そして女の子にケジメをつけるときが来る。

最近カッコよくなったよね。という水面に対して
「はは。眼が曇ったんじゃない?」
この発言、鬼だよ。このマンガの楽しみ方、スゲー難しいな。
「何で目を逸らすの?
ずるいよね。私のことさんざん振り回したクセに」
まったくだよ。そして水面は告白の返事を聞きたくて
夜の恵比寿にユキのカッコで来てと頼む。
おそらくこれが最後の女装。
そしてこれが水面との最後・・・
水面は知っていた。
池田由紀はひだりの事を一番大切に思っていることを。
黒川水面は一人で空回りしていることを。
自分はひだりみたいに素直じゃないから、可愛くないから。
ユキが
「黒川は十分可愛いよ」
と言ってくれても。
もう、その言葉さえ水面には意味がない。
もっと別の言葉が欲しかったけど、それはもう不可能な話。

「ずるいよ」
またズルイのは由紀は水面に対して何も言っていないこと。
好きとか、嫌いとか。
何も言わずにこの行動である。
水面の存在っていったいなんだったんだよ。
たぶん由紀のキャラがいけないのだが
こいつは性格破綻者にしておかないと
全然この物語面白くならないから仕方ないんだけど・・・。こんな振り回され方したらたまらんよな。

妹のようなひだり。
性徴が始まった由紀。
今までのいびつな関係はなんだったのかと言うくらい
あっけなくモトサヤになった感じだが、
それはそれである。
個人的には
水面ともっと進んだ話を見たい
と思った次第ではあるが、どうやらこの先
あるらしい。と書いておく。
それをレビューするときは絶対大型記事にすると約束したい。
補足。
『ゆびさきミルクティー』 ってホントはこれで完結だったらしいんですが
一部ファンの熱烈な要望で続投という運びになったらしいんですよね。
由紀の鬼畜ぶりが受けたのか?
水面のおさげメガネが受けたのか?
それともひだりの発育途上のロリっぽさが受けたのか?
ともかく当ブログはこのマンガを推していきます。今回の記事が気にいっていただけましたら、クリックをお願いいたします。
指先ミルクティ…注さんのレビューをどきどきしながら読ませていただきました。
うーん、水面が可哀想ですね…(;へ;)
「本当に大切な人はこんなに近くに居た」ってことなんでしょうが・・・水面がその踏み台にされたみたいで、心が痛くなってしまいますね。