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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第008話「ユキ」 

女装も、撮影も全然乗らない・・・。


高校に入ってから身長も8㎝伸び。

声変わりもした。



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由紀の中で生まれた喪失感が大きな倦怠感を生む。

どんなに化粧しても
どんなに女の子の格好をしても

元は男性。
女の子にはなれない。


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「オマエ黒川にフラれたろ」
由紀の元気のない理由を
亘は大きく勘違いする。


しかし、それは少しだけ違う。


由紀は水面に理想の女の子像を当てはめていたのである。

『ちょっと意地の悪そうな仕草』
『芯の強そうな目』
『意外ともろいところ・不安定な感じ』



それは自分がなりたい女の子像そのものなのであった。




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その頃
おさげをやめてメガネを外した水面は男性からの告白を受けていた。


でも水面にはその告白自体が怖かった。


メガネを外して
髪を下ろしただけで
別人になったわけではない。


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「私がどれだけ尖った性格してるか知らないクセに」


水面にとって池田由紀は
最初にあった時から態度が変わらないから。


だから信頼が出来る。


そして水面は告げる。


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「友達になってよ。女装の池田となら友達になれると思う」


あれ?
なんだこの展開?


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互いに名前で呼び合うこの瞬間。


いびつな関係ながらも
それが不自然でなくなるかのような錯覚にとらわれる。


いつしかユキは水面の髪をかきあげふたりの距離感が縮まっていく。



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そして、唇が触れる。


友達同士でキスなんかしないけれども
そんな常識さえこの物語の中では異常としない。



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手をつないでるだけでユキの胸を高鳴らせる。
自分とは違う本物の女の子という存在。



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そんな女の子に支えとされたら、何かをしてあげたくなる


自分のためだけじゃない女装。
ユキを必要としてくれる水面のために

ユキの存在が人の役に立つのであれば

水面のために
水面の望むこと全てを叶えてあげたい。


自分だけに心を開いてくれる女の子を可愛く思わないわけ無い。





一瞬スルーしかけたが
この話の中でひとつ見落とせないポイントがあった。


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それは亘がユキを見ていたこと。

この何気ない出会いが後に大きく人間関係を描き出す。








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