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宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第010話「猫なで声」 

あの日ふたりをつないでいた手。

ユキと水面の手。



どうしても気になってしかたがない。
ひだりは、はやく大人になりたかった。


だから高校の参考書を取り出してふたりの位置まで並びたかった。


でもそれは水面から見たら背伸び。
でもひだりが背伸びをしている理由は水面にはわからなかった。



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でも加賀美だけはわかってくれた。


そんな加賀美にひだりは不安を漏らす。


ひだりから見たら水面は
頭もよくて、すごい美人だから
水面に由紀をとられてしまうんじゃないかって・・・。


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「あたし一コも敵うトコないんだもん」



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そんなひだりを加賀美はやさしく慰める。



ひだりはふたりに追いつくことを目標とした。
勉強もスポーツも何でもがんばって自分を成長させたいと。

だが、体育の授業中に無理がたたってひだりは倒れてしまう。

高校の参考書の理解に二日間も徹夜して
ご飯も抜いてしまった結果であった。


はやく大人になりたいのに
時間が全然足りないのに


全然ふたりに追いつけないことにひだりは涙を流す。


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そんなひだりを加賀美はやさしく慰める。



ひだりが学校で倒れたことを水面から聞いた由紀。

ふたりはひだりの通う中学に駆けつける。



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ひだりの無事な姿を確認し、由紀はひだりをおんぶする。



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「紀くん。嫌いにならないでね」


これ以上の思いが詰まった言葉があるだろうか。

この言葉に対して肯定の言葉をかけることは
ひだりの気持ちも存在もすべて許すということである。


これから先のひだりの動向がすごく気になってしょうがない。


そしてそれは読者だけではない。


そのふたりの姿を見て水面の心が揺れる。









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