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いちご100% 第024話 「好きで悪いか!?」 

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「映像部? ああ…以前はそんな部あったかもな」

映像部は名称も内容も様変わりしコンピューターグラフィック部となって別次元の映像部となっていた。

普通映画が作りたいという理由で進学するのならもっと調べてから進学先を決めるものではないだろうか。

失意呆然のまま教室に戻る真中を迎えたのは、外村と小宮山であった。

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「ズバリ俺達で『映像研究部』を作らねーかって!」
「略して『映研』どーよ真中も一緒にやろーぜ!」

どうやらこの様子だと真中は小宮山たち友人にも自分の夢を隠してきたようです。

外村のいう映研とは自身のホームページ「ボクが見つけた美少女」を本格的にやっていくための仮の姿として、実際にはネットアイドル育成部…。
学校側に申請する理由としてのカムフラージュとして映像研究の活動も行うというものであった。

こうして男達のひそかな野望と下心を含めて泉坂高校映像研究部は産声をあげたのである。

しかしまだ課題はあった。
部活の申請は五人以上の部員確保のため、東城と北大路の勧誘であった。
「だって五人いねーと部の申請できねーしあの二人はウチの二大アイドルだし」

翌朝。東城は真中に何か話したくてソワソワしていたがなかなかきっかけがつかめずマゴマゴしていた。

そんななか真中は東城の気持ちなど知らず
さつきを映研に勧誘する。
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「俺と一緒に映像研究部に入らない?」

この東城がすごく切ない。見ていられないよ…。


「もしかしたら部活でいっぱい嫌な思いすることになるかもしれねーけど!! 俺できる限りさつきのこと守ってやるからなっ!!」
クラスの隅でVサインしてる外村から守るために言った言葉なんですがこの言葉がさらに波紋を投げかける。

さつきは入部決定 あとは東城。
これでいよいよ中学のあの日 屋上で語った夢が動き出すんだ!
と盛り上がる真中だったが、現実はさらに厳しい事実を知る。

「真中くん無理よ…あたしもう文芸部に入っちゃったもん」

凍りつく真中。

「なんで!? それいつ入ったんだよ。どうして俺に一言も声かけないで…」
「そりゃ具体的な約束はしてねーけど東城だって俺と同じ気持ちでいてくれたんじゃないの!?」
「だから東城も泉坂高校受けたんだろ? 俺と一緒に映画作るために」

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「真中くんにあたしの気持ちなんてわかるわけない!!」

机を叩き、大声を出す。
東城綾がはじめて自分の感情を前面に押し出しました。
おそらくこの怒りの表現は最初で最後となるのでしょう。
しかし怒っていいんです綾。 今キミだけがこの舞い上がったダメ男を叱る資格があります。
こんな東城もいいですよね。

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たしかに東城の気持ちが俺にわかるわけない

そもそもなぜ怒られたのか、今の真中にはわかっていないのでしょう。
ガックリと教室を後にする真中。

今度こそ完全に立ち直れないダメージを受けた真中。
授業をサボろうとしているところを さつきに止められる。
ひとりになりたい真中はさつきに八つ当たりをしてしまう。
「うるさいな! なんなんだよオマエは!!」

しかしさつきだって負けてはいなかった。
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「仕方ないでしょ アンタのこと好きなんだから!!」


…真中の時間がまた止まる。








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[ 2005/09/07 14:59 ] いちご100% | TB(0) | CM(0)
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