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いちご100% 第3話 「教えてあげる」 

春まだ遠いその年の冬。
中学3年生は受験生である。
入学試験まであまり時間が無いその日の放課後。

「はい真中くん これ」
東城は漢字の読み書き一覧表を真中に手渡す。

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「もう入試まで時間ないけどその漢字覚えればなんとかなると思うから・・・。なんて余計なお世話だった・・・?」

ちょっと照れている東城が可愛いですね。
そこへ。

「淳平くぅ~~ん!! おーい帰るよー 早く支度しろーっ!」
西野がクラスまで迎えにきます。

「ゴメン西野今行く! 東城プリントありがとな」

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二人の後姿を見て肩を落としため息をつく東城。
この作者の上手いところはこういった心理描写です。
寂しげな目とか効果的なトーンの使い方。東城に同情したくなります。

それを見ていた小宮山・大草の恋愛分析。
「真中ってさあ 
 西野よりも東城とつきあったほうがいいんじゃないかって
 俺 おもうんだ」
「あ そっか東城と真中をくっつければつかさちゃんは・・・」
「でもそれ案外難しいと思うよ 
 あーゆータイプって男を信用してないってゆーか 
 恋愛にかなり慎重っぽいもん」

「てゆーか真中と東城が似合うっていうんじゃなくて 
 真中が西野とつきあうのに無理があるってカンジなんだよね」

大草の声は作者の代弁でしょう。
真中のどこがいいのか。
やさしいところ。
面白いところ。
母性本能をくすぐるのでしょうか。
同性のオレにはわからん。

そして真中に対する陰険な嫌がらせがはじまります。
靴の中に画鋲・・・。
古い。しかし真中は嫌がらせとは気づかない。

帰り道。
ガチガチに緊張した真中は西野との弾んだ会話が出来なくて困っている。

だってふたりの共通する趣味とか話題ってあるのか?

余談だが真中はサッカー部でベンチウォーマーだったことを語っています。 
「ねえ キミはあたしに聞いてみたいこととかないわけ・・・?」
「あるある もちろんあるよぉ~~」
といいつつも浮かぶものは、中学生の煩悩。

上目遣いでにらむ西野も可愛いです。
好きな芸能人は歌丸師匠や木久蔵師匠で 携帯の着メロは笑点・・・。
ちょっとズレ加減をだしていますが、個人的にはいただけません。
普通に言って欲しいところです。

携帯がなりました。誰からかメールがきたようです。
「えっマジ ごめん急に用事が出来ちゃった 
 あたし走って帰るからそれじゃここでバイバーイ」
パンツが見えそうなくらいスカートをひらひらさせて走り去っていく西野。

やらしいことを考えていたのを見透かされて去っていったと考える真中。 

後を追いかけて角を曲がったとき真中の目に映る光景は・・・。
オトナの男が西野に声をかけている。
そして西野も楽しそうに笑って受け答えしている。
「今のダレ!?」
真中被害妄想進行中。

『西野はあの男と秘密の恋愛をしていて、俺はただのカモフラージュ・・・』

ただ道を尋ねてきた通りすがりのオトコじゃないですか。
おまけにメールの差出人は西野ママ。
チェリーパイ出来たから早く帰ってらっしゃいなんて・・・。
まったく意思の疎通が出来ていません。

「一緒に食べない?」 
なんて発想は無いんでしょうか。
いったいこんなもどかしい展開がこの先何回続くのでしょうか。
家に帰ったと思えば風呂にも入らずベッドの上でまだ被害妄想中です。

ようやく起き上がったかと思えば東城の手作りプリントに感動を覚える真中。

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『東城っていいヤツだよな・・・ 
 見た目は地味だけど 
 俺、東城といる一緒にいる時間がすごく好きかも』
西野の前では緊張して何も話せない。
東城の前なら平気。うらやましい悩みです。がんばれ中学生。

以前書きましたが私はこの東城にど真ん中ストライクです。
タレ眉毛で三つ編みお下げの黒ぶちメガネ。
最高です。

舞台は東城家。
「ねーちゃん メロンあるから食べないかって母ちゃん呼んでっけど」
「うん・・・今はいらない」
「ふーん なあ姉ちゃん」
「なあに正太郎 きゃ」
「いいかげんこんなダサい眼鏡外せよ」

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もう読者にはすでにわかっていることなのですが、改めて確認。
いちごパンツの女の子は東城です。
眼鏡外して髪おろしたら別人なんです。
かなり無理のある話しですが、
周りのみんなはこの事実を知らないのでしょう。
いまのところ正太郎だけの秘密です。(親は知ってるだろ?)

翌日になってもまだ真中は落ち込んでいます。
はやく受験モードに切り替えてください。
下足箱前で小宮山・大草と出会います。
「おはよう今日は早いじゃん あれ それ俺の上ばき」
「話は外でしよう ちょっと来いよ真中」
上ばきの中に画鋲・・・。昨日より多い。
「イヤガラセって ・・・俺別に恨まれるようなことしてねーもん」
「鈍感だなぁ これ見ろよ真中」

怨 オレたちのつかさちゃんをかえせ!

『真中みたいなパッとしないつまらんオトコに盗られたら
 そりゃあヤツら怒るに決まってるよね』

失意の真中はいちごパンツの女の子を捜すことを決意しますが
「おはよー 昨日はごめんねぇ 昨日キミに渡しそびれちゃった」
西野は家族しか知らない携帯番号を真中に伝えます。

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『女の子って本当によくわかんない生き物です』

「ねぇ西野さんなんであんなヤツと・・・」
「うるさいなぁ あっち行って!」
取り巻く男たちを突き放す西野。
本当によくわかんないです。
西野の気持ちが謎です。
真中のどこがいいのでしょう。
そしていつその件について触れてくるのでしょう。








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[ 2005/07/17 12:31 ] いちご100% | TB(0) | CM(0)
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