FC2ブログ

宮野ともちか『ゆびさきミルクティー』  第030話「腕の中の小鳥」 

t_20070829-01.jpg

「加賀見イタズラしてぇ」
「いいの?」



t_20070829-02.jpg

その言葉どおり加賀見はひだりのタイを外しベッドに押し倒す・・・。



でも。
加賀見に押し倒されても
由紀に押し倒されたときの恐怖感は無かった。

いまだひだりの中では『大人になるという感覚』が理解出来ていなかった。

男の由紀の姿を見てしまってから
今までの関係が当たり前と感じてしまい

由紀からの愛情に鈍感になってしまったと感じているのである。



そんなひだりに加賀見は言う。


t_20070829-03.jpg

「距離をおいてみたらどうっスか?」


ああ。
この加賀見の立ち位置も微妙だな。



この春。
中学3年生になったひだり。

あれほど大人びて見えた上級生だったのに
自分がその立場になっても何も変わらない。
そんな気持ちを抱えたままのひだり。

大人になるってどういうことなんだろう。




そんなひだりは体育の50m走で
男子のサッカー部に混じって練習している堀田と出会う。


t_20070829-04.jpg

掘田と競り合うひだり。


意外に足の早いひだりに驚く掘田。


これが出会いだった。
堀田を意識し始めるひだり。
男子の中に混じって頑張る姿に自分の今の姿を照らし合わせる。



t_20070829-05.jpg

中学生になってから家事をする為に習い事を辞めてしまった。
習っていたテコンドーだって続けていれば今とは違う自分になれたかもしれない。


自分にはなにもないと卑下してしまう。


河川敷で子供たちにサッカーに誘われ
久々に自分のいる場所を見つけた気持ちになるひだり。


t_20070829-06.jpg

楽しい。
一心不乱にボールを追いかけ。
ゴールネットに吸い込まれるボールを見るたびに
胸の奥から楽しさがわいてくる。



そして。
堀田に誘われ女子サッカー部の創設に関わるひだり。



t_20070829-07.jpg

大人になるというより自分の居場所を探すことから
自分らしさを見つけようとするこのいい表情。


女装のためにサッカーをあきらめた由紀。
自分の存在を見つめ直すためにサッカーを始めるひだり。

二人の気持ちはいったいどう交わっていくのだろうか。









ゆびさきミルクティー 4 (4) ゆびさきミルクティー 4 (4)
宮野 ともちか (2005/02/28)
白泉社

この商品の詳細を見る








今回の記事が気にいっていただけましたら、クリックをお願いいたします。

スポンサーサイト



コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

注さん

  • Author:注さん
  • このブログの原動力は
    みなさんの足跡と拍手です。

    スパンコメントは即消去。

    御意見・感想などは
    こちらからどうぞ↓
    ko-yu-no_chuusan★excite.co.jp
バナー作って頂きました。
あずきさんからの頂きもの。 リンクの際にはご自由にお使いください。

chusan.jpg

全ての記事を表示します。
全タイトルを表示