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いちご100% 第050話 「予感」 

道に迷った唯に救いの手を差し伸べたのは西野だった。
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「道に迷っているんだったら あたしが家まで送ってあげようか?」

一緒に話をしながら唯の帰る場所を探すふたり。
「あれ! あれが唯の泊まっているマンション!!」
「あそこ淳平くん家の…」

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「えっ 淳平のこと知ってるの!?」

この間。バレンタインのチョコレートを食べ過ぎて鼻血を出したことを話す唯。
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淳平の失敗談を笑いながら聞く西野。

ところが今の会話に納得行かなかった唯。 
まあるいチョコはさつきの作ったチョコじゃないの?
そこへ西野の携帯が鳴りその場から消える西野。

合点が行かない唯。
東城さんは真中に手渡し。さつきさんのは玄関前においてあった。
ということはまさか!

確認するためあわてて西野の後を追うがもう見つからなかった。
唯はまだ西野の名前さえも知らない。


その頃真中と東城は部室で小説を読んでいた。
東城とふたりきりのこのシチュエーション。
ノートの内容など全然頭に入っていない。

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「前髪に何かついてるよ 少しじっとしててね」
東城の瞳に吸い込まれる。

おもわず東城の右手をつかむ真中。
「真中…くん」
困惑している東城をよそに思考が突き進む。
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『一言 俺のこと好きって言ってくれたらもう何も迷わないのに』
女の子の細い手首。強く握ったら折れてしまうんだろうか。
もし東城を強く抱きしめたなら、今まで築いた関係も壊れてしまうんだろうか。
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『でも 抱きしめて あげたかったんだ』


帰り道。
話しかける言葉さえ見つからない真中に東城から切り出した言葉は。
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「あたし あの小説の主人公がふたりのヒロインのうちどっちを選ぶのか 今わかった気がするの」
これは東城なりの告白なんでしょうか?
だとしたらあまりにも届かない言葉です。

『好きって言ったわけでもなくて 好きって言われたわけでもない』

この物語はこの微妙なバランスに絶えられない読者を迷わせます。
それもいつまで迷わせるのか。

真中が美容院の前を通り過ぎた後。
その美容院から西野が出てきたことを知る由もない。
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冬なのにもかかわらず『初心に戻ろう』として髪を10センチ近く切ったことなど。


またまた物語に動きが生じる『予感』








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[ 2005/10/08 19:22 ] いちご100% | TB(0) | CM(0)
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