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いちご100% 第056話 「映画館の女」 

「じゅんぺー 今日のデート本当に楽しかったありがとう」
「いやいや俺も東城といっしょですごく楽しかったよ」
「じゅんぺー だから…ね?」
とキスをせがむ東城…。

というのは全部真中の都合のいい夢の話であって。
「もう!! 今日早く起こしてって言ったの淳平でしょーっ!?」
が現実…。

毎晩夜遅くまでDVD観て夜更かししているためか約束の時間ギリギリまで寝倒した真中。
小宮山と映画を見に行くという口実にもかかわらず、服装を気にしたり何かと挙動不審なため唯に勘繰られるものの何とか待ち合わせに間に合った。
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『唯には内緒にしているけれど だって本当は 今日は東城とデートの日だから…』

今まで色々とふたりで行動しているように見受けられたのだが、それはデートではないのだろうかという疑問もありますが、
お互いが好き合っている感情があったところから、とりあえず今回が初デートということにしておきます。

東城の観たかった映画。
それはたまたま真中もこの春要チェックな映画だった。

やっぱりいいよな趣味が同じってっことは
変に気を遣わなくてもいいし
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同じところで笑って・興奮して・涙して…
そんな東城の横顔に思わず暗闇の中でそっと手を重ねる真中

いい映画と隣に東城、この上なく満ち足りた気分の真中に隣に座っていた女性が映画を一閃する。
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「なんだこりゃ めっちゃ期待してたのに 全然つまんないじゃん」

あまりに辛口の批評を始める女性に口を挟む真中であったが、真中の映画論は軽々と論破されてしまう。
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「映画は中身よ どれだけ客の胸に中身を焼きつけるか」

「何だよさっきから理屈ばっかり!! いいだろ感覚で映画観たって!!」
「うわっ!! いるよね言葉で勝てないと強引な態度で自分を正当化しようとするヤツ!!」

完全に真中の負け…。
とどめに放った言葉が真中に屈辱を与える。
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「どーせ暗闇と雰囲気に紛れて彼女の手を握るために映画観にきたんだろ はっきり言って不潔!!」

しかし彼女の批評は真中の中にくすぶっていた納得いかない部分を見事に並べあげたのだ。だから何も反論できなかったのだ。
そんなイライラした様子の真中を察してどこかでジュースでも飲もうと提案する東城。でもふたりしてどこに行こうとも決められず結局一年前に西野と映画を観たときに立ち寄った店に入ってしまう二人。
そのときのデートをなぞるようにこの後カラオケに行こうと誘うのだが、人前で歌うのが苦手な東城は拒否。
話題を変えるものの、東城にはテレビの話も合わなかった。

「あの映画面白かったよね」
沈黙が続く中、話題を振ったのは東城だった。
「真中くんの隣の席の人はひどいこと言ってたけど…」
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「あたしはいい映画だと思った!! 大切なのは自分の感想よね!? 他人の意見でそれをねじ曲げちゃダメだよね!?」
その言葉をきっかけに映画の話題となり華が咲いていった。

帰り道。東城が読んでいた本を自分も買って読むという話になり
財布を確認するものの小銭を路上にぶちまけてしまう。
拾う際に自転車と接触しかかり、転倒する真中。
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ありえない転がり方をする二人

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転倒の原因を作った自転車に乗っていたのは見たことのある二人…。








この記事の原作はこちらまで

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[ 2005/10/14 17:50 ] いちご100% | TB(0) | CM(0)
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