●外村の過激な要求に女性陣は…!?
怒り心頭であった。
「なんなのよあの服は!! あんな恥ずかしい格好できるわけないでしょおー」
しかし外村あわてず騒がず。
その衣装が今年大ヒットした映画のもので、その服は絶対に似合うし客にもウケると説明する。
今年はそれでみんなのプロモーションビデオを撮ろうと思ってたの忘れてた、特典映像ってことでキミ達の魅力が必要不可欠なんだよ…。

「あたしは着るわよ」
外村の説得に納得したさつき。
文化祭のためにその衣装に着替えることを決意。

「よしっ!あたしも着てみよーっと」
「えっ じゃあ み みんなが着るなら…」
なしくずし的ではあるが全員が同意しコスプレをすることになる。
そしてその格好は…。

「日本版チェルシーエンジェルでぇーっす」

超似合う!!
超かわいい!!
外国の女優より 俺だんぜんこっちのほうが好みだよ!!
しかし外村がすごいのはこんな衣装どっから手に入れたのかっていうこと。不思議な話で恥ずかしがっていた三人が衣装つけたとたんにノリノリで東城にいたってはポーズまでつけている…。
「じゃあ早速歌ってもらおうか! 曲は『奇跡の天使チェルシーエンジェル』!!」

歌えない東城をからかうこのやり取りがかわいいですね。
そしていざ歌い始める瞬間。

ドン!!
なんと地下一階にある中華料理屋で爆発事故があったらしい…。
そのまま停電になり、室内はパニックに陥る。
そんななか誰かがさつきの胸をつかんだということで、男性陣の目の色が変わる。
「な…っ 何いっ!?」
「だっ 大丈夫か北大路ぃ!!」
「誰だよ暗闇だからって触り放題ってわけじゃねーだろコラ!!」
「そーじゃそーじゃとんでもない奴じゃーっ!!」
救出の名目で飛び込むものの明らかにスケベ根性である。
冷静に考えてみればあの立ち位置上、男性陣の誰もがさつきに触れるはずもないのだ…。
やはりさつきに触れたのは東城…。停電して一番最初に悲鳴をあげたと思われる。

「ねえ! なんだかコゲ臭くない!?」
廊下を見ると既に煙が立ち込めている。
このカラオケの常連であるさつきが陣頭に立ち、映研部員やカラオケをしていたお客を非常口に誘導していく。
そんななかひとり西野だけが、さっきの部屋に戻っていく。
気付いた真中が西野の後を追う。
「何で部屋に戻ってきてんだよ!!」
「置きっぱなしにしてたの思い出したの 淳平くんのビデオカメラ… 大事なものなんじゃないの?」
西野っていい子だよな…。
真中でさえ忘れてたカメラのために、危険を承知で取りに戻るなんて。この行為を優しさととるか無謀ととるかは色々ありますがこの段階で他のヒロイン達より一歩リードです。
既に廊下は煙で充満。
真中はパニック映画で得た知識をもとに、てきぱきとこの事態に対応していく。救助が来るまで待機することに決めた二人。
「ねえ このまま死んだらどうする…?」
「そんなことないって! 助かるよきっと」
「1999年にね世界が滅びるとかそーゆーウワサがあったじゃない」

「あたし別に平気って思った 隣に好きな人がいてくれれば多分平気…」
「でも もし死ぬんだったら その前に…やっぱりちゃんと…その… 好きな人からいっぱいいっぱい愛されてみたかったなぁ なんて…」
生死を賭けた非常事態の際、人間は生殖本能が目覚めるという話でしょうか…。
真中が思わず手を伸ばそうとしたとき、消防隊が駆けつけ二人は救出されるも
この西野の言葉は次回への伏線ということで…。
結局そのあと館長の家でおわびということでご馳走していただき、服まで買ってもらったようで、解散直前まで話が進む。
気がつけば時間は12時目前。
小宮山との帰路。真中の胸には西野の顔が浮かんで消えない

『西野…何か言いたげだった 誕生会が終わったら二人だけで会う約束だったのに でもさすがにこんな時間じゃ…』
『でもやっぱり』
真中は西野達の方向へ走り出した。

『まだ一緒にいたい』
解散した公園前に西野はまだ残っていた…。
「帰ってなかったの?」
「うん 12時までここにいたいなーって思って だってあたしの本当の誕生日はまだだもん」
西野の携帯の時計が12時を告げた。
「家に電話してもいい?」
「え?」
「このままトモコの家に泊まりますって」
「え…」
「…ダメ?」

「これから ふたりきりでバースデー過ごすの」
●何かが起こる!? 真夜中のBIRTH DAY!!
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